レビュー詳細

アクション 2011年 12月 17日 7309
戦利品収集で長時間の作業を求められるものの、コンプ難度としては安定。
(Updated: 2014年 5月 20日)
アンチャシリーズは、今作に加えてPS3版三作品ともプラチナ取得済みです。
今作は収集物が沢山増えて、それに比例して作業内容も過去作より大幅に増えています。
特に戦利品に関する作業は退屈の極みで、運任せのドロップはプレイヤーによってコンプ時間を大きく変動させる要因にもなっています。
スキル的には難度☆1、戦利品収集による長時間作業を考慮して難度☆2です。
以下、各トロフィーに関するレビューです。

・「プロでクリア!」
今作の難易度プロは、PS3版三作品と比べてもかなり易しい内容です。
PS3版の作品では少し弾丸を食らっただけですぐ画面が真っ白(瀕死)になるのに対して、今作では3~4発食らってもまだ余裕があります。
体感的には、今作のプロ=PS3版のノーマル(中級)ぐらいのレベルかなと感じました。

・武器マスター系
PS3版と同様、死んでリトライしても倒した回数は引き継がれています。
GAU-19とSAS-12で若干作業を求められますが、特に気負いするほどの内容でもありません。

・ミステリーコンプ系
攻略情報必須。
自力で全て達成するのはかなり困難です。
数も相当ありますので、収集系はストーリーを堪能したあとの2周目に回したほうが無難です(どのみちプラチナ取るには2周必要ですから)。

・戦利品マスター系
今作において最大のネックとなる作業トロフィーです。
戦利品のドロップ率は完全にランダムであり、そのすべてが「運」となります。
私は特に、「銀貨」と「金貨」に苦戦しました。このコイン系の戦利品は、その他のレビューやコメントでもドロップ率が特に低いとよく言われており、私自身この二つをコンプするのに5時間ほどを費やしました。
その反面、アルカナカード、カディスカード、宝石は比較的スムーズに集まりました(この三つは、計2時間ほどで済みました)。
戦利品というアイデア自体は良いのですが、運任せ(それもかなり長時間でかなり大量の)をトロフィーの対象にするのはどうなのかなと感じます。他のゲームでも時々見かけます、こういう運トロフィー。

《まとめ》
戦利品に関する作業がちょっと残念ですが、それでも総コンプ時間自体はそれほど長くないので、気軽にトロフィーを集められる範疇かなと思います。特にスキルを必要とするトロフィーもありません。
確かに全体的なクオリティとしてはPS3版よりやや劣るものの、そこは携帯機という限界ゆえに仕方ないかなと思います。しかし、アンチャの世界観や独特のユーモアのセンスはしっかりと引き継がれています。
今作は過去シリーズでいえば、「エル・ドラドの秘宝」に近い内容です。
「黄金刀と消えた船団」や「砂漠に眠るアトランティス」のように、壮大で心弾けるド迫力な冒険活劇というよりも、純粋に古代遺跡の謎を探求していくアドベンチャー寄りの内容ですね。ダイ・ハードな場面も少なく、大自然の雰囲気を楽しむ感じ。

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