レビュー詳細

しゃくれたアゴは伊達じゃない
最後を飾るのは、完全にチャレンジ専用のナイトウィングです。
キャラセレクトでは一見イケメンに思えましたが、いざ戦闘に入ると主にアゴのインパクトが強く、自分の中では微妙なキャラになってしまいましたw
走り方も含め、なんであんなイケメン(仮)にしたのか不可解でなりません。

肝心のトロフィー獲得に話を戻します。

・コンバットチャレンジ
簡単にいうと、バットマンのガジェットとスペシャル技の多彩さと、キャットウーマンの俊敏さを合わせたようなキャラです。
リダイレクトと回避の距離を大きく取れるので、敵の攻撃を簡単に捌くことができ、スペシャル技も広範囲に敵を制することが可能です。
正直なところ、武器破壊ができない点を除いてはバットマン以上の強さだと感じ、非常にサクサクとコンバットを達成できました。

・プレデターチャレンジ
リストダート、バットクロー、エスクリマ・スティックなど、バットマンに次いで飛び道具が多いです。
特に一撃でダウンさせられるリストダートとバットクローは強力であり、単にクリアのみを目指すならかなり簡単なキャラだと思います。
しかし、逆にその強さゆえにメダルの条件は厳しくなっており、わざわざ難しいアクションを課せられている感が強いです。
特に、エスクリマを無理に使う「警察の残虐行為(上級)」、リストダートHS三発とエレクトリカル・ブラストの叩き落しの「世界のてっぺん(上級」はなかなかに辛かったです。
それと、グラインドができず煙幕もなく、さらにダッシュ速度が明らかに最も遅いため、敵に見つかると蜂の巣にされる危険性が高い点にもご注意を。
立ち回り的には、キャットウーマンを意識するとやりやすいかと思います。

4人をプレイしてみて、チャレンジの完遂という点での個人的な難易度は、それぞれ難しい順に、
・コンバット→キャットウーマン>ロビン>>ナイトウィング>>バットマン
・プレデター→キャットウーマン>バットマン>>ナイトウィング>>>>ロビン
といった感じです。

コンバットでのキャットとロビンの差は、タイタンライドができるか否かの微差であり、バットマンの簡単さは、武器破壊の強さによるものです。
とはいえ、コンバットは慣れてしまえば本当にボーナスステージなので、どのキャラでも苦戦しないと思われます。

プレデターでは、チャレンジメダルの内容的に、バットマンとキャットがかなり難しいものまで要求されます。
これに加えて、キャットは体力・ガジェットともに全キャラで最も脆弱であるため、バットマンよりもさらに難易度は高く感じました。
逆に、後出のロビンとナイトウィングのメダル条件は比較的緩く、その中でもロビンのものはパターン化が楽であり、あまり詰まりませんでした。
ナイトウィングは上述の通り、ガジェットの強さを制限している節があったため、ロビンに比べると厄介な内容が多かったです。
とはいえ、これらはあくまで私個人の感想なので、ほんの参考程度とお考え頂ければ結構です。

ナイトウィング単体での難易度は、ロビンより難しくキャットウーマンより簡単で、☆2.5寄りの☆2とさせて頂きます。
100%までこなしましたが、それぞれのキャラに特有の持ち味があり、キャラゲーとしては非常に完成された作品だと思います。
だからこそ、チャレンジやそれの焼き増しであるキャンペーンは、もう少し工夫して欲しかったと感じました。
ひたすらイラつかせるリドラーの罵倒も、本当に何を考えて採用したのか…

100%と上で書きましたが、まだ『ハーレクインの復讐』のレビューが残ってるためそちらもご紹介いたします。
最後にそれも踏まえ、ひたすらやりこみたい方であれば、GOTY版をオススメします。
全て終えるまで、とても濃い内容でした。
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