レビュー詳細

アクション 2011年 9月 21日 7190
やっとこさ
(Updated: 2014年 5月 05日)
ディスクを無くしてずっと遊べなかったタイトル。
フリープレイで再配信されたためやっとプレイすることができました。
PS+マジ感謝。

ICOから引き続きプレイ。
ノーマル2周、ハード3周+αでコンプ。
タイムアタックはどちらも2周目の初めに全部終わらせました。


各トロフィーについて


『完璧な収集家』
タイムアタック・ハードの全てのアイテムを入手した

大半の巨像は攻略手順が決まっていて、時間的余裕もそれなりにあるのでノーマルの感覚でもだいたいクリアできます。
難しいのは3体目、4体目、15体目あたり。

まず大前提として、それぞれの頭頂部の弱点にある安全地帯と呼ばれる比較的揺れの少ないポイントを確認しておいてください。

3体目・剣士の巨像は規定タイムが短いので剣からのジャンプショートカットはほぼ必須と言ってもいいです。
この巨像はワンダが右腕に掴まっている時のアクションが大人しく硬直も長めなので、腹にしろ頭にしろ左腕にしろまず右腕に乗ってこの動きを誘発させてから攻撃しに行くと安定します。
このことを知っておくだけでもだいぶ戦いやすくなると思います。
剣からのショートカットは右腕の腕輪すぐ上にジャンプし、そのまま右腕に掴まり少し待ちます。
すると巨像は右腕の拒絶アクションに入るので、すかさず腹にジャンプして紋章を攻撃します。
上手くいけば5連MAX刺しの1コンボで終わりますが、手間取ると3~4連刺しの後に揺らされるので、隙を見て残りを入れるかもう一度右腕にジャンプして拒絶アクションを誘発させるかして腹にトドメを差します。
腹が終わったら右腕を伝って肩の上へ。
ここでまた拒絶アクションを誘発させてから頭の安全地帯に張り付き5連刺し、1回で終わらなくてももう一度一連の動作をする時間くらいは残っていると思うので焦らず手順を踏むこと。
頭が終わったらまた右肩で例のアクションを誘発し、確認する頃には左腕がいい感じに上がってきているので飛び付きます。
落ち着いて位置を調節しても3回刺せると思うのでこれで討伐完了です。

4体目・馬の巨像も基本戦法では時間不足になるのでショートカットが重要になってきます。
コイツのショートカットは右後ろ脚にアグロジャンプで飛び付き、反動ジャンプで足のもう一段上へ飛んで、そこからケツの飾りに掴まります。
この方法では反動ジャンプのタイミングを覚える必要があり、ショートカットできるようになってからも揺れが比較的激しい巨像なので上手く攻撃できず何度もやり直すことになると思います。
個人的には耐久力の低い両肩はMAX刺しじゃなくて5分刺しを数回に分けたほうがやり易かったです。
頭はかなり振られるので安全地帯を最優先で確保しましょう。
ジャンプ刺しもやり易い部類なので絡めていくと時間短縮に繋がります。

15体目・猿人型の巨像は各所の振りこそ大きいものの、規定タイムは長めなので基本戦術通りでも十分間に合います。
この巨像も3体目ほどではないですが肩に乗ると肩を回す短い隙が生まれるので、これを利用します。
開幕は一番厄介な左胸に矢を集中させて少しでも耐久力を減らしておきましょう。
基本通りに肩まで乗り、頭に攻撃する場合は右肩の肩回しアクションを誘発させてからすばやく安全地帯に移動して攻撃します。
上手くできればMAX刺し複数回入れれますが、頭を振られたら失敗なのでもう一度肩回しを誘発させましょう。
左胸に攻撃する場合は左肩の飾りの一番紋章寄りのふちにぶら下がれるよう慎重に下りていきます。
ぶら下がっていると今度は左肩を回すアクションをするので、それを確認したら手を放して紋章付近に掴まります。
肩回しから次の動作まで僅かに隙があるので、ここで8分~MAX刺しを1回入れれます。
次の行動を開始すると攻撃は難しくなるので無理に追撃するよりも一旦肩に上がり、再度飾りからの肩回しを誘いながら地道にダメージを蓄積させたほうが安定するかと。
残りの右手も基本通り、まず右肘をチョイ刺しして武器を落とさせます。
刺した後に肩を上って、肩回しを誘発させつつまっすぐ飛び降りればそのまま右手に掴まることもできますが、落ちてしまっても普通に右手振り下ろしから掴まって問題ないです。
右手振り下ろしはワンダをあまり動かさずに巨像正面少し離れたところに棒立ちさせておけば結構使ってきます。
振り下ろし後はすぐに右手を引っ込めるので、右にジャンプ避けした後はすばやく手のひらに張り付きましょう。


『収穫祭』
全ての果物を入手した

屋上庭園の48個も含まれるので取得できるのは庭園に上れるようになる3・4周目あたりになります。
私は屋上庭園の分も含まれることを知らずに果物マップを頼りに2周目無駄に果物集めしていました…。
集める際の注意点としては、たまに落とした果物が地面に埋まってしまうこと。
完全に埋まらない限りは拾えるので、見失わないよう2~3個落としたらこまめに拾うクセをつけるといいでしょう。
万が一完全に埋まって取れなくなった場合はセーブ&ロードでまた樹の上についてるので再回収できます。
あと屋上庭園の48個は視認性が良く比較的見つけやすいとはいえ、数が数なので見落としが発生しやすいです。
取ったら能力ダウンなど先に取って良いことなどないので、必ず地上の果物を全て回収してから庭園に上りましょう。


『絶滅の光とかげ』
尾が光るトカゲを全て倒した

ノーマル・ハード共に100%倒しましたが、範囲攻撃の閃光の矢が使えるノーマルのTA後の方が幾分か気楽に集められました。
祈りの塔周辺などの物陰に逃げたトカゲも爆風で倒せるので非常に便利です。
ただし、崖側面にいるトカゲを尻尾ごと崖下に落としたり、崖近くで撃って自分が崖に吹っ飛ばされる可能性もあるので運用には十分注意を。
また、通常の矢で倒していく場合は倒し損ねに気を付けましょう。
尻尾に矢を当て切り離し、トカゲ本体の尻尾付近にさらに矢を当てたにも関わらず動きまくるトカゲに一度だけ遭遇しました。
もちろん矢が刺さったままの状態で逃げ回ってました。
当たり判定、死亡判定共に怪しいので、ハードで回る際は矢で落として剣で倒すなど、極力剣で倒すのが吉です。


『鉄腕ワンダ』
腕力が最大値まで到達した

1周で済むHP最大とは違い、3~4周する必要がある面倒なトロフィー。
握力ゲージの円が画面右下に達してもまだ伸び、最終的にゲージMAX時はほぼ透明になり見えなくなります。
私の場合、ハードの4周目4体目討伐と同時に取得しました。
トカゲは1周目9割、2周目は道なりにトカゲ石に反応する分のみ(4割程度?)、3周目は100%倒しても3周以内達成にはまだ足りなかったので、トカゲの上昇率はほんとオマケ程度なんだなと感じました。
トカゲはトロフィーのために1回だけ集めて、あとは周回する方が断然楽だと思います。


トロフィーについて、以上


超ストレスゲーな側面もありつつも、やはり高評価されるタイトルなだけあり巨像の圧倒的存在感と広大なフィールドを駆ける冒険感はさすがの一言。
多くを語らない一見単純な物語も、シンプルが故の奥深さ・切なさがあり素晴らしかったです。
PS2時代にこんな大作が作られていたとは驚きです。

ただ、トロフィーコンプを目指すならば少しだけ評価は変わってきます。
ただでさえ広すぎるフィールドを4回以上同じ道を進まねばならず、若干の違いはあれど同じ敵を各6回以上倒す必要があるので、後半の作業感はもの凄いです。
ショートカット等、動画がかなりあがっているので難易度だけでいえば☆2寄りですが、この作業感も含めて☆3とさせていただきます。

ちなみにコンプ時間ですが、ノーマル3周目のデータをハードのデータで上書きするという初歩的な大失態をやらかしたため少々長くなっています(今回はいろいろやらかしたもんだ…)

あと馬、崖付近で速度落とすのは分かるんですが、何でもない緩い坂道で遅くなるのはアレなんなんですかね?
果物やトカゲ狩ってる時も地味に邪魔してくるし、別に攻撃されていない時にも猛スピードで逃げ出すし、移動の基本手段である以上もう少し調整してほしかったというのが本音。
でもED見る度に許しちゃう憎めないヤツ。

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