レビュー詳細

Bloodborne 人気
RPG・SRPG 2015年 3月 28日 9292
血によって、狂気をはらむ
(Updated: 2019年 2月 02日)
コンプ難易度 
 
3.0
厳密に言うと少々趣が異なりますが、ソウルシリーズ最新作。他シリーズはダークソウルⅡのみほぼ未プレイで、他はプラチナまで。
今回は増殖バグ、ショトカバグ、ボスの挙動固定化と言った有利なものからエレベーターの起動不具合、NPCのフラグ不具合といった重篤なものまで諸々修正されたアップデート1.03条件下でプレイ開始、そのまま全てオフラインモードでプラチナまでいきましたのでその視点で記載します。
今までのソウルシリーズと比べると回復アイテムの補充が容易な点とパリィの難易度低下、そして弱点の多彩化によってステを振らなくてもある程度はダメージを出せるようになっているなど難易度調整はややマイルドめ。
本編のボリュームも多くなく、デモンズと同等か、それ以下の時間でクリアまでいけると思います。エンディング回収はUSBでのコピーも確認しておりますので、PS+未加入のオフラインユーザーでも1周でコンプ可能です。

本編以外でのトロフィー的な難所は「トゥメルの女王、ヤーナム」と「狩人の極意」。エンディングトロフィー以外は、これらを狙っている内にすべて埋まるはずです。
・トゥメルの女王、ヤーナム
最後の方まで残るであろうトロフィーの一つ。私はトロフィーwiki通りのルートで、()内の聖杯は獣の爪回収も兼ねた病めるローランの聖杯と、ボスの弱いイズの大聖杯を経由しました。
ダンジョンの構成は本編のマップと比べると非常に単純なので敵を無視しても深部へのレバーを引けるようになっていますが、階層ごとのボスの強さがピンキリであるため詰む、詰まないの個人差が非常に大きく出ます。
個人的には事故要素の塊、死体の巨人(深きトゥメル遺跡 第二層)と体力半減のペナルティが設定されている呪われたトゥメルの冒涜のボス全般で苦戦しました。
他、人によっては子蜘蛛の火力がおかしい深きトゥメル遺跡 第三層の白痴の蜘蛛、ロマやノーロックで戦わないとカメラが酷いことになるためロック慣れしている人ほど厳しい獣人が難所になるかも、といったところ。
いずれのボスも火力が異常強化されており、挙げたボスは基本的に2ヒットするとアウトなので事故に気をつけながらチマチマ殴っていく以外には方法はありませんが、ヤーナム以外は全てノコギリ鉈で撃破出来ましたので、余程リーチの短いものを使用していない限りは使いやすい武器で大丈夫です。
これらを退けた先に待ち構えるヤーナムは、攻撃を当てることで怯んでくれるし、分身が出現するけど体力が低く、攻撃もそれほど積極的ではない良心的な仕様故強敵の中ではおとなしい部類なので攻撃のパターンさえ分かってしまえば苦戦はしないでしょう。

・狩人の極意
注意すべき部分については既に記載されているのでそこを注意すれば問題はないです。
「鴉の狩人証」絡みの難所である烏羽の狩人の2回目のイベントは教区長エミーリア撃破までの間にヤーナム聖堂街の門を全て開けると出現するそうですが、フラグ周りがはっきりしていないので、初対面時のイベント以外を無視し、ロマ撃破後大聖堂に行き、敵対した烏羽の狩人を殺害して入手するのも手。

トロフィーの難易度については、死にゲーとしては抑え目の難易度に、オンラインでの協力プレイも可能、フラグ周りの管理も従来作比で楽ということで☆2。ですが完全オフラインでのプレイでしたので、個人目線で更に+1で。未経験者、アクションが苦手な人でも☆2~4の範囲に収まると思います。
1周における死亡回数自体は今までと大して変わりませんでしたが、詰む要素が今まで以上に少なかったことも優しめに感じた原因かもしれません。

シナリオ、設定はよくも悪くもいつものフロム。ただ今回はNPCの少なさから来る伏線の分かりにくさが少々ネックか。
システムは聖杯ダンジョンについて不満たらたらでした。ランダムを採用しているのでマップモデルの単調さは大目にみるにしても、ボスが使いまわしかバランス調整放棄のものが多くあまり面白くなかったこと、聖杯ダンジョン生成の素材集めのために聖杯ダンジョンに潜る必要がある面倒さがダメでした。

レビュー

コンプ時間
40h程度

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