レビュー詳細

RPG・SRPG 2014年 3月 15日 5628
脱青ニート
(Updated: 2019年 1月 24日)
コンプ難易度 
 
3.0
長らく積みゲー化していたものを消化。DLC未導入のため追加エリアは一切プレイしていません。

ゲームそのものの難易度としては、回復アイテムや復活アイテムの仕様が前作I比で大きく改善されており、敵の行動パターンはシリーズ内で一番単純なため、マルチでやるなら比較的簡単な方。
しかし、マルチプレイ想定の雑魚ボス問わずの「数の暴力」仕様、慎重プレイヤーへの配慮にしてもやり過ぎな雑魚の復活制限、本作最大の初見殺し、誓約「覇者」、短すぎるため攻略,対人共に需要の薄いフィールドが多い等バランス調整が今まで以上にチグハグで、難しいというよりは面倒、理不尽の方向性が強く、他作以上に人を選ぶ傾向が強いと思われます。

トロフィーについて、他作のようにユニーク武器や指輪を揃える必要はないので、こちらの難易度は下がっています。
が、今作をオンライン前提で制作したせいなのか、誓約のレベルアップに必要な数値が大きく設定されており、また、総取得ソウル量で決まるマッチングの仕様から、今からのプレイとなるとほぼ2周半の攻略が必須。
2周目に周回で短縮できるところはないかいろいろやってみましたが、冬の祠通過以降の短縮が出来ず、古い竜狩りや刑吏のチャリオット、ネズミの王の試練などの脇道のボスくらいしかスルー出来ないため、装備ドロップのマラソン等を考えない場合は篝火の探究者をくべずに2周目を1周目と同様にプレイしたほうが効率的でした。
3周目に短縮を試みる場合、トロフィーにも攻略にも関わらないソウルは使わずに貯めておき、3周目開始後に一気に使用して冬の祠のもう1つの通過条件である、「(周回数)×100万ソウル(=3周目の場合、300万ソウル)を現在の周回だけで獲得」を満たして王城まで一気に突破するのが楽だと思われます。

難所となりうるのは以下。他はクリアまでの過程で殆どのエリアを回っていれば取れているはずです。
・全ての○○を会得せし者
本作の難関トロフィー群。オンラインプレイを積極的にやっているかどうかで取得難易度が大きく変わってくるので、ここではソロプレイメインを想定して誓約が絡むものと、篝火レベル2以上でドロップするソウルを使用するものを中心に記載。
・全ての魔術を会得せし者
人によって差はありますが、1番、もしくは2番目に簡単。暗殺依頼のイベントの関係で、NPC暗殺を避ける場合はトロフィー「奇妙な地図の完成」のフラグと理力・信仰20以上も必要です。
誓約が絡むものは鐘守の誓約ランク2で入手する、「見えない武器」。誓約ランク2の条件が(鐘守の誓約を結んでいる状態で陽の鐘楼にランダム出現する赤霊を倒した回数)+(月の鐘楼で灰霊侵入し、プレイヤーを倒した回数)≧30。
対象エリアが全く違う2つのため、どちらかに絞ったほうがいいです。月の鐘楼のボスはあのガーゴイルなので、白待ちのホストを狙いやすいと思われますが、攻略に必須のボスではなく、またフィールドが非常に狭いので、マッチングには苦労するかも。
自分は陽の鐘楼のマラソンで稼ぎましたが、こっちはこっちでハシゴの往復が非常にダルいし、ファロスの石を1つ使用しないと行けないエリアなのでこちらでやる場合は熔鉄城の攻略ついでに片付けてしまうのがベター。
また、ボスのソウルが絡むもので、篝火レベル2以上の公のフレイディアからドロップする古き白竜のソウルを「ソウルの結晶槍」と交換する必要がありますので、実質的に輝石街ジェルドラ後半部分を2回攻略する必要があります。

・全ての奇跡を会得せし者
最難関。誓約が絡むものは青の守護者の誓約ランク3で入手する「神の怒り」と「太陽の光の恵み」、太陽の後継の誓約ランク3で入手する「太陽の光の槍」の3つ。前者2つは3周目以降の宰相の霊ベラガーから購入可能。
青の守護者の誓約ランク3の条件が(青教プレイヤーの世界で「守護(侵入者の撃退)」に成功した回数)+(報復霊として侵入し、罪を犯したプレイヤーを倒した回数)+(修練の勝利数)≧500なので、過疎化している現在ではこちらは考えなくていいです。
太陽の後継の誓約ランクを3にするのに必要な太陽のメダルは30個。オフラインでの取得の場合、前作の太陽虫と違い、ドロップ対象の雑魚がそこそこ強く、また敵の復活制限の仕様から篝火の探究者をくべながら、もしくは誓約「覇者」でのマラソンがほぼ必要で、どちらにも明確なメリット、デメリットがあるのでできればマラソンよりも金サインを拾いながらの攻略で集めたい所。
また、ボスのソウルが絡むもので、篝火レベル2以上の鉄の古王からドロップする古き王のソウルを「輝かしい雷球」と交換する必要がありますので、実質的に熔鉄城後半部分を2回攻略する必要があります。

・全ての呪術を会得せし者
2番目に難しいトロフィー。誓約が絡むものは血の同胞の誓約ランク3で入手する「混沌の大火球」がですが、こちらは3周目以降の宰相の霊ベラガーから購入可能。
血の同胞の誓約ランク3の条件が(闇霊として侵入し、青霊を倒した回数×2)+(死合の勝利数-死合の敗北数)≧500なので、過疎化している現在ではこちらは考えなくていいです。
また、ボスのソウルが絡むもので、篝火レベル2以上の忘れられた罪人からドロップする古き魔女のソウルを「炎の武器」と交換する必要がありますので、実質的に罪人の塔を2回攻略する必要があります。

・全ての闇術を会得せし者
人によって差はありますが、魔術と同じく、1番、もしくは2番目に簡単。これを狙うついでにトロフィー「身を捧げし者」も獲得できます。
誓約が絡むものは闇の巡礼者の誓約ランク3で入手する、「小さな吸精の光」と「絶頂」。闇の巡礼者の誓約レベルは特殊ダンジョン「古き闇の穴」の攻略&闇潜み撃破で最大になるのですが、挑戦毎に人の像が必要、マルチプレイ不可(ただし侵入はあり)の仕様故人の像を使い過ぎるとバンホルトとルカティエルのイベント消化時に足りなくなるので注意(逆も同じ)。
ボスの闇潜みは武器攻撃に耐性を持っているため理力or信仰タイプの育成ならかなり弱いですが、物理タイプ、特に手数型の育成の場合は地獄を見ます。呪術利用でもクリアできなくは無いですが、この場合大量のスペル回復アイテムが必要になるので効率は非常に悪くなります。
幸い、闇潜みに挑めるようになるまでの間にソウルの器(ステータス振り直しアイテム)が2個は手に入っているはずなので、どうしてもきついと感じたらステータスを魔術型に振り直し、終わったら2個目で元に戻す(もしくはそのまま続行)という形で突破できるはずです。
また、ボスのソウルが絡むもので、篝火レベル2以上の腐れからドロップする古き死者のソウルを「激しい鈍麻」と交換する必要がありますので、実質的に黒渓谷を2回攻略する必要があります。

・月光の大剣
バンホルトの白霊が生存している状態でボスを倒さなければならないトロフィー。ルカティエルと違い防御面の強化はされていないのでヘイト管理をミスると割と簡単に死にます。
単にクリアやトロフィーコンプだけを目的とする場合、篝火の探究者を用いて彷徨い術士と信心者たちを3回倒すのが手っ取り早いです。

・ルカティエル
ルカティエルの白霊が生存している状態でボスを倒さなければならないトロフィー。
ルカティエルについてはver1.03以降のバージョンなら防御面が大きく強化されているため、エリアの雑魚刈りをちゃんとやって落下死対策をしていればこちらの火力不足、ヘイト管理失敗以外では死ぬことはなかったです。
対象のボスは全て毒が有効なので、毒ナイフや毒矢などで毒にしながら戦っていけば序盤のステータスでもなんとかなりました。

これだけ長々と書きましたが、トロフィーの難易度としては今までとそこまで変わっていません。装備関係のトロフィーがないため譲渡によるショートカットは出来ませんが、オンラインプレイを積極的やっていくことで難度を緩和できる点も今までと同じ。
シングルプレイをメインにした場合、☆3程度かと思われますが、協力プレイ、その中でも太陽の後継を積極的にやっていた場合は☆2程度にまでは緩和できると思います。

レビュー

コンプ時間
100h

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