レビュー詳細

見た目とは裏腹に悲しい物語
(Updated: 2014年 9月 03日)
不憫な旦那をけな気に思って取り殺そうというおつむは弱いが、尻もあって胸もあるお妙さんにちらほら目がいってしまうDLC第二弾。
三幕構成、魔窟攻略あり、韋駄天なしなので全トロフィーまでは津奈缶と比べて1~2時間は少なくて取得が可能です。

『命の身銭』
大詰めクリア後、飛騨の魔窟で雪女を倒すか、伊賀の親玉戦で大百足を倒すと集めやすい。前者は取得銭は少ないが、鍬を振っているだけで倒せる。後者はある程度レベルを上げた状態で倒せば一度に5000文~1両以上を稼ぐことが可能。

『魔窟の頭目』
取得までは大変だが秘奥「功徳」を発動できれば楽。鎌の奥義連打で霊力を枯渇させて居合い可能状態にし、秘奥「功徳」を装備させた武器による居合い、を繰り返し。
ただ、百鬼夜行の2人など的が小さい敵には奥義よりも投擲のみを繰り返した方が効率がいい場合もある。
あと、鍬を最大まで育てると攻812まで上がるので、仲間を呼んで攻撃するだけでもかなりの強さ。

『絶倫・漢一揆千鍬万鎌』
カラス戦
津奈缶のチュートリアルからまた輪をかけて難しいチュートリアル。
カラスは地上にいると削り値の高い攻撃をしてくるので、屋根または木の上で戦ったほうが得策。おすすめは一番右の建物の上で左右から出現するカラスを速攻で倒していく方法。
鍬の溜め攻撃をすると、終わりに隙が生まれるので溜め攻撃は控えた方がよい。鍬、竹槍共通で↑+□攻撃は周囲のカラスをかち上げることができ、距離を離している敵も寄ってくるのでそのまま空中攻撃に移行しやすい。

距離を離しているカラスが画面外に移動した場合、奥義発動の合図なので屋根から降りて回避推奨。2羽以上離れた場合、1回目の集団突進のあと、続けてプレイヤー目掛けて突進してくるので、再度屋根に上るなどして回避したい。ちなみに、敵体力が残り少なくなった場合、画面外から出現する数も減るので居合いは出し惜しみせず発動した方がいい。

富岳悪五郎戦
大根一揆最大の鬼門。ただ、パターンさえ覚えれば意外と体力が少ないのであっさり倒すことも可能。
私は竹槍の3段目が誤発動してしまうクセがあったので鍬で挑みました。
事前に、竹槍の鍛錬による身かわしの舞、鍬の鍬降ろし、起死回生を発動させ、鍬に秘法「破邪」の付与効果、富岳戦の途中で拾える空蝉の籠手を装備しておく。また、緊急回避をRボタンに設定し、緊急回避の併用をしない設定にしておくと事故が少ない。

開幕、必ず四股を2回踏むので鍬の空中溜め攻撃を当てる。降りてからの密着状態では張り手3連打か、さば折りの2択なので回避で背後にまわり、前者なら鍬の3回攻撃(溜めなし)、後者なら1~2回攻撃にとどめておく。
さば折りの場合、背後に回っても距離が近いと吸い込みで捕まる危険があるため、尻餅をつかない程度の余裕をもって回避をするといい(回避をRに設定した場合、スティック左右で距離の調整が可能)。
ダウン時はダウン時間が短く、空中コンボに繋げることも出来ないので鍬の溜め攻撃をあてる。
怒り状態になってからは、動作から動作への行動が速く、攻撃チャンスが減るので欲張り過ぎない攻撃を心がけたい。百貫落としは落下中と衝撃波以外に判定がないので、冷静にジャンプで回避。最大の攻撃チャンスの張り手連打はお腹を叩いてから発動まで若干の余裕があるので背後に周りやすい。背後に周ってからは空中溜め攻撃もしくは地上溜め攻撃のどちらかで当てやすい方を。
仲間を増やした状態であれば、攻撃力の増加、さば折り中の身代わりと非常に有効なので、スカっても構わないので溜まり次第居合いを発動するとよい。

鳩野豆太夫戦
悪五郎戦と比べて、強力な攻撃もなく戦いやすい敵。ただ、真正面からの鉄砲または機銃連射は削り性能が高いので、攻撃は背後に回ってする癖をつけるとよい。
進路をふさぐくの一は回避やダッシュ攻撃ですり抜けが可能。くの一の回転攻撃は鍬の溜めで跳ね返し。また、豆太夫のワイヤーアクション中は鍬の空中溜め攻撃を当てるチャンスになる。

刀を扱うかっこいい武士の話ばかりが作品のテーマに取り上げられる中、当時の社会を底から支えていた農民の物語は実にもの悲しい。
ちなみに余談ですが、実際の一揆の大半は戦闘や破壊のための暴動を目的にしていなくて、荘園主の家を囲んで、現代のデモ隊のような行動をしていたそうです(殺傷目的ではないので江戸時代までは竹槍もなかった)。で、それでも主張が認められなかったら、正当な訴えをしてダメだったのだから、借農地を放棄して年貢を納めなくても役所からのお咎めはなし。権兵衛は早計過ぎたのかもしれない。

あと、白令ちゃんマジ可愛い。

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