レビュー詳細

DRIVECLUB 人気
レース 2014年 10月 11日 2560
TROPHYCLUB
(Updated: 2018年 11月 19日)
コンプ難易度 
 
3.0
全トロフィー対応のゲームの中でも、1番のトロフィー数とトロフィーポイントを誇る作品。
発売当初の強烈な不手際で世間的にはかなり低評価な作品だが、
度重なるアップデートにより色々と改善され、今はなかなか遊べるレースゲームになっている。
CPU車とのレース、タイムアタック、ドリフトイベントの3つを軸に、色気こそ無いがシンプル且つストイックに楽しめる。

残念な点は、敵AIが絶対に自分の走行ラインを外そうとしないクソアスペ仕様な事。
片側一車線・追い越し禁止の山道で、チンタラ走るツーリング集団の様な極めて鬱陶しい縦一列走行を見せてくれます。
オーバーテイクしづらいのは下手なだけと言われても仕方が無いが、
プレイヤーがAIの走行ライン上を走っていると平気で激突してくるのは本当に許しがたい。
微妙なハンドル操作を要求される高速・狭隘なコースで激突されると致命傷となり、リスタート確定・・・な事も多々。
一応これでもアプデでかなりマシになったらしいが、まだまだ改善の余地ありでしょう。

ソーシャルレーシングを謳ってはいるが、トロフィーを集める分にはサブ垢が1つあればOKで、
ソーシャルアレルギーやぼっちプレイ好きでも安心して遊べる。
ただし、本編(と無料DLC)だけでプラチナを目指すとあまりにも退屈な作業になるため、
是非ともDLCツアーのコンプを目指してプレイする事をお勧めします。
おま国のため国内版はシーズンパスが無いので、ある程度英語が出来るなら海外版を買った方がいいでしょう。
自分は英語が苦手なので全DLC分、6000円強を注ぎ込みました(憤慨)
10%オフクーポンを使ってそれなので、素で買えば7000円ぐらいかかります。

・はじめに
ゲームを始めたら、まずはクラブを作る事。作ったらサブ垢に招待状を送り、承認させるとクラブが成立します。
「運命共同体」が取れるまでは他のクラブに浮気しないように。
チャレンジを送る系統のトロフィーは、サブ垢を駆使してさっさと取得。
「凄腕ドライバー」は効率的に進めるとイベントのメダルがネックとなり、そこそこの作業が必要になってしまいます。
ドリフトイベントはあまりリスタートせず、なるべく完走。
これを序盤から心掛けていけば、後で苦労しないですむでしょう。
「記録塗り替え」「パーフェクトドライバー」については、
詳細な手順を解説されているブログがあるため、そちらを参照して下さい。
このゲームの名前とトロフィー名で検索すれば引っかかります。
他は、少しの手間で簡単に取れるか、時間がかかるだけでツアーを進めていれば
ほぼ間違いなく取れるトロフィーばかりです。

・DLCについて
"DRIVECLUB Tour"を除き、トロフィー対象のDLCツアーでは全てのゴールドスターを集める必要があります。
アップデートでイージーモードとシルバースターが追加されましたが、
イージーモードでプレイすると取れないトロフィーがあります。
コントローラを床に置くとボタンが押されて勝手にイージーモードになったりするので、気をつけるように。
何にせよまずは"DRIVECLUB Tour"を進め、レジェンドトロフィーのイベントでの優勝を目指しましょう。
途中やけに難しいゴールドスターがありますが、それはスルーで。
"DRIVECLUB Tour"のトロフィーをコンプ出来れば、このゲームを100%コンプは何とかなると思います。

・DLCツアーの個人的な難易度ランク
Elements>>>[つるつるVENOMくんの壁]>>>AMG>Pacesetter>
Evolution(激突グリッチ使用)>Midnight>Ignition>Torque(激突グリッチ使用)>>#Unite In Speed>
Turbocharged=Velocity>>Photo-Finish>Lamborghini>[鬼門の壁]>
Downforce>Redline>Sakura>>Lamborghini Icons>Horsepower>
Apex>>RPM>>>[AIが素人ドライバーの壁]>>>All Stars

以下、鬼門があるDLCツアーの個別解説です。感想みたいなもので、攻略情報はあんまり無いです。

・Elements
最強最悪の激難イベント、VENOM HOT LAP 2。こいつの存在だけで、Elementsは最難関ツアーと言えるだろう。
暴君の如く暴れる車、暗く見づらい上にややこしいコース、
コントロールだけでなく視界も奪う雨。そして凶悪な規定タイム・・・
初見の絶望感からして桁が違います。出来る気がしない。でも頑張れば案外何とかなるから慣れって恐ろしい。
何より重要なのは、コースとブレーキポイントを覚える事。
これを超えればスキル的に100%コンプ可能と証明されたようなもんです。頑張って下さい。
VENOM HOT LAP 2に完全に食われてしまってますが、
ELEMENTS TROPHYの3戦目も夜間+吹雪と圧倒的な視界不良でかなりの難関となっています。こちらも要注意。

・AMG
2015/12/20時点では最も新しい、無料で追加されたDLCツアー。
これの前に追加されたAll Starsはクッッッッソ簡単でしたが、AMGは一転してかなり高難度のツアーです。
転がしにくいじゃじゃ馬が多いだけならまだしも、ドリフトポイントを稼ぎつつ上位入りしろとか、
一定区間をノーミスで走りつつ好タイムや上位入りしろと言った、
2つの条件を満たす系統のゴールドトロフィーがかなりキツイ。
VENOM HOT LAP 2程のイベントこそありませんが、平均してどれもこれもがかなりの難度。
特にONE MAN ONE ENGINEは凶悪。遅れて効き出す無駄に強烈なグリップを
モノにしながらノーミスで2区間走りつつ規定タイムを出さねばならない。
攻略のコツは特に無し。最初の2区間をノーミスで走らないと
プレッシャー的に厳しくなるので、頑張って走り込んで下さい。

・Pacesetter
レースやドリフトはそこそこだが、タイムアタック全てが非常に厳しい。車やコースはまあ普通だが、規定タイムが鬼畜。
有効なグリッチも無いので、とにかく走りこむしかない。
中でもTAMING THE LIONとFROM MARUSSIA WITH LOVEは、全タイムアタックの中でも屈指のヤバさ。
MINI ADVENTUREやMazzanti TTも、並のタイムアタックなど比較にならないぐらい難しい。

・Evolution
全体的に難しいが、特にキツイのはPEAK PERFORMANCEとCRASH BANDIPUR。
前者はプチ耐久レースだが、オーバーテイクしづらい狭隘なコースでかなり厳しい。敵車のカマ掘りに苦しめられるだろう。
後者はタイムアタックだが、規定タイムが極めて凶悪。かなりの走り込みが必要だが、卑怯なグリッチがある。
橋を渡った後の最初の急コーナーは減速せずにドリフトしながらぶつかると良い。
角度が良ければいい感じに復帰できる。規定タイムを超えたいだけなら、こちらの方が安定するだろう。
とは言え、これだけで劇的に早くなるわけではない。それ以降はまともに挑む必要がある。
グリッチ無しで挑むなら、Pacesetterよりは難しいと思います。

・Midnight
プチ耐久レースであるDUSK 'TIL DOWNと、MIDNIGHT TROPHYの2戦目が鬼門。
前者はとにかく先頭集団に遅れないよう食らいつく事。
間違っても、全てのゴールドスターを一度に取ろう等と考えてはいけない。
必死に上位をキープしていても、一度スピンすればその時点で上位入りは諦めるしかなくなる。
後者は全ツアーの最終イベントの中でも屈指の難コース。
夜間・降雨・高速・狭隘と4拍子揃ったコース中盤が凶悪極まりない。
ほぼアクセルワークだけで駆け抜けるのだが、僅かにハンドル操作やアクセルの加減を誤っただけで終わる。
勿論ほんの少し岩に擦ったら即スピン。敵車にカマ掘られても即スピン。
無理に1位を狙わず3位で妥協し、前後のレースで死ぬ気で1位を狙う方がいい。

・Ignition
ちょこちょこ難しいイベントのある中でも、X-BOW RALLYの凶悪さが光る。
自分が下手なのだろうが、中盤のアップヒル+ヘアピンでとにかくスピンした。
あまりに梃子摺ったのでこの順位ですが、あくまで参考と言う事で。

・Torque
全体的にやや難しいツアーだが、ヤバイのは何と言ってもAtomic Theory。
Ariel Atom 500 V8特有の遅れて強烈に効き出す異常なグリップには、
あのVENOMや後述のAGERAよりも梃子摺る事請け合い。
特に低速域の挙動はシビア。まともに挑めばVENOM HOT LAP 2よりも難しいのではないだろうか。
だ が し か し
最初のコーナーでコースを無視して軽くドリフトしながら壁に激突。
するとあら不思議、そのまま適正な速度でコースに復帰。
あとはスピンしないよう慎重に進むだけ!こんなナメくさった走り方で世界ランク69位(2015/12/21時点)!
修正される前にやっちまおうぜ!(ゲス顔)
Evolutionと違って、こちらのグリッチは極端にタイムがよくなる激ヤバグリッチとなっております。

・#Unite In Speed
RPM、Velocity、Horsepowerと比較的マシなツアーが続いて油断しているところにこれ。余計に難しく感じて困る。
鬼門はバギーを使うSTORMBREAKERと、最後の#UNITE IN SPEED TROPHY。
前者はハンドルを切り過ぎない事とブーストをカーブからの復帰時や長い直線で効果的に使う事。
後者は車種固定で純粋に難しい。少しでも早く順位を上げていきたい。

・Turbocharged
唯一の鬼門はDAWN DESCENT。
あまり速度に乗れない状態でのヘアピンカーブが中心で、中~高速域のドリフトイベント多いDRIVECLUBではやや異質。
進入角度やドリフト開始位置に一層の配慮が必要になる。

・Velocity
難しいのは一番最初のSHIFTING AGERAのみ。AGERAはすぐにフラフラする尻軽な車でとにかく乗りにくい。
ラジコン視点じゃなくて、主観視点(ボンネット視点じゃない)にすると案外楽になるので是非試して欲しい。

・Photo-Finish
P1 HOT LAPが難しい。KERSとDRSの使いどころが重要となる。
基本的には、ストレートで必ずDRS使用、ブレーキ前に解除。KERSはストレート及びカーブからの復帰後に使用。

・Lamborghini
全体的にやや難。鬼門ありと言えるツアーの中では楽な方。


・総評
長くなりましたが・・・
不満はあれど、DLCを導入すればたっぷり楽しめる作品です。難易度は★3が妥当。
プラチナだけ狙う場合は、相当な作業量との戦いになります。
100%を狙うのであれば、きちんとやれば作業感こそありませんが、スキル的になかなかの歯応えがあるゲームと化します。
レースゲーがとことん苦手なら、100%狙いの場合は★4に成り得ます。

レビュー

コンプ時間
リスタート含め推定100時間以上

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。

© 2024 プラチナトロフィー