レビュー詳細

PSN配信タイトル(英数字) 2015年 10月 09日 6788
国境を越えて愛される『ヤギゲー』
(Updated: 2015年 10月 14日)
2014年にPC版が発売され世界を震撼させた次世代型ヤギシミュレーションゲーム「Goat Simulator」
内容はシミュレーターというより、箱庭型の3Dアクションゲームと似た仕様。ゲーム内で特定の条件を満たすことで様々なヤギに変身することが可能であり、プレイヤーの気の向くまま思う存分ヤギライフを堪能することが出来る唯一無二のゲームである。

トロフィー内容はXbox版の実績とほぼ同一であり、PC版の実績とも大半は内容が被っている為そちらの情報を参考にすればプラチナまで短時間で到達可能。オンライン要素や時限要素はなく、『フラップマスター』以外で技術が必要なトロフィーもない。収集物系のトロフィーも既に海外のヤギ愛好家達の手により多くの動画が投稿されている為、それを見ながらプレイすれば迷う心配はない。

基本どのトロフィーから手を付けても問題ないが、楽にプレイをしていきたいのであれば『天使のヤギ』(5分間放置で取得)を最優先に解放しておくべき。天使ヤギの持つ滞空能力は、今作で変身できるヤギの能力の中でも抜群の利便性があり、『トランポリン世界一周』のトロフィー取得には滞空能力がほぼ必須。加えて、ダブルジャンプ(ゲーム開始時から変身可能)と併用すれば、移動が格段に楽になり高所への到達も容易になる。(ただし、『トランポリン世界一周』のトロフィー取得には1回のジャンプしか許されない為、その時のみはダブルジャンプは封印しておくことを推奨。)

また、場所を問わずいつでも使用可能なスロ-モーション機能は汎用性が高く、慎重なプレイをしたい時に重宝する。特に、ある程度のバランスを保つテクニックが必要な前足立ちクエストのクリアが条件となっている『トニー・ヤギ』のトロフィー取得などに力を発揮してくれる。残念なことに『フラップマスター』の取得には役立たないが…。

そして本作唯一の鬼門トロフィーである『フラップマスター』
最初のマップでCoffee Stainと書かれている家の2階に行き、そこに設置されているテレビでプレイ可能な「フラッピーヤギ」というミニゲームで障害物を10個通過すればトロフィー取得となる…のだが、本編の大雑把な仕様とは裏腹にこのミニゲームの難易度は厳しい。操作に必要なのは△ボタンのみだが、自機のコントロールが難しい上に障害物の接触判定もシビアに出来ている。こういう時こそスローモーションの出番…と思いきやこのミニゲームにスローモーションは適用されない。その為、回数を重ねてコツをつかみ突破するしか道はない。


ゲームボリュームはそれ程大きくはありませんが、このゲームは他のゲームに類を見ない独自の魅力に溢れており値段以上の価値がある…と断言します。更に1000円というコスパにも関わらずプラチナトロフィーが設定されており、しかも短時間で取得可能の為トロフィー好きの方にも文句なしでオススメです。

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。

© 2024 プラチナトロフィー