レビュー詳細

Playstation-C.A.M.P!商品値下げキャンペーン時に購入。
100円ゴミ箱をコンプ済みだったが、このゲームの難易度はその比ではない。
今からプレイしたい場合は、入門版である100円ゴミ箱をプレイしておくこと。
100円ゴミ箱がクリアできなければ、これのコンプどころか、NORMALに相当する難易度Maindishクリアすら到底かなわない。
私も、最初は100円ゴミ箱で解禁した鋼のゴミ箱を使ってようやくMaindishをクリアできたレベルですから。

以下トロフィーについて。
このトロフィーは、ほとんどが各難易度クリアで占められるため、クリアのためのテクニックを身につけ、攻略パターンを覚えれば後は運。
物理演算の機嫌を損ねないようにするのみである。
パターンの再現性が低いため、小技、必須テクニックを挙げるのみに留める。

・弾き出し(必須テクニック)
「『無傷』のゴミがこぼれるとアウト」という仕様の裏をかいたテクニックで、
ゴミ箱の縁に硬い物を斜めに置き、それにスマッシュでぶつけて邪魔なゴミを外へ弾き出すというもの。
例として、STAGE6では本来なら邪魔な巨大モノリスを利用することで、他の物を外に弾き出すことができる。

・着火ホールド
ステージ2,4で使用可能。
ダイナマイトや原油に火がついた瞬間に火種をホールドすることで、1つの火種で2回着火できるテクニック。
必須テクニックというわけではないが、これが出来るのと出来ないのとでは難易度が大きく変わる。

・腐敗玉のタイマー(必須テクニック)
腐敗玉は手元から離れた瞬間から15秒間フィールドに存在し、また、成長は9段階までというルール。
15秒のタイマーは水を吸うことでリセットされる(9回分まで)が、大量の水が存在するとその分成長も早まり、寿命が縮まる。
これを踏まえ、消滅寸前(12-13秒位)に水を与え、延命しながらゴミカスを腐敗させていく。
ちなみに、衝撃で菌糸を引っ込めても成長段階はそのままなので、腐敗玉に物をぶつけるのは厳禁。
難易度HellではSTAGE6を除き腐敗玉は1(or2)個しか出現しないので、これが出来ないとゲームオーバー一直線。

・スタッフロールにて
スタッフロール中も物が降ってくるが、ボス戦前のように蓋を閉じっぱなしにすることで回避可能。
そもそもスタッフロール自体がお遊びのようなものなので、調子に乗ってゲームオーバーにならないためにも、余裕がなければ蓋を閉めておくこと。

このゲームの難易度は以下の2点から、☆5とする。Hellモードをクリアすればするほど簡単になる仕様故☆5の中では簡単な部類。
・誰でもコンプできる難易度ではない
・中断セーブ不可のため、Mainモードを数時間かけてクリアする必要がある
酷い時は、Hellモードクリアに10時間以上かける覚悟も必要。

100円ゴミ箱をプレイ時は予想もしなかった超ド級の鬼畜落ち物パスル。
しかしその中にも中毒性があり、とても面白いゲームです。鬼畜だけど。
言うなればスルメゲーならぬ、瓦せんべいゲーといったところか。
(噛めば噛むほど味が出るのはスルメゲーと変わらないが、そもそも噛めない、という解釈で。)
ちなみに、このトロフィーのコンプ率はトロフィーサイト登録者に限定すれば1%未満。
自分もそこに加わりたいという方は、プレイしてみてはいかがでしょうか？
トロフィーという余計な邪念は、ゴミと一緒にゴミ箱に捨てることをおすすめしますが。