レビュー詳細

アクション 2015年 3月 29日 3232
最新パッチ適用かどうかでコンプ時間に差が出ます。
(Updated: 2017年 8月 11日)
前作「SHINOVI VERSUS」、「デカ盛り閃乱カグラ」に続いて今作もコンプ。
コンプ難易度は、過去二作品と比べても一番簡単になっています。
過去二作品では一部ちょっとだけ難しいトロフィーがありましたが、今作はその「ちょっとだけ難しいトロフィー」すら一つもありません。
全てスキルを必要とすることなく容易に集める事ができます。

2015年10月24日現在、最新バージョン1.13適用により、ぷるぷるフィニッシュが大量に追加されて計50種類以上になりました。
これにより当初のバージョン1.00に比べて、追加で35種類以上のぷるぷるフィニッシュを見る必要があります。勿論それらの閲覧映像を購買で買うための資金も稼ぐ必要がありますが、技術的に難しくなったとかそういうのは全く無く、単純に収集物が増えた(コンプ時間が増えただけ)と考えて良いでしょう。
なお、パッケージ版の場合はオフラインによって、初期バージョン1.00の状態でゲームを遊ぶ事ができます。
もちろん、集めるぷるぷるフィニッシュも初期の15種類だけで済みますし、稼ぐ資金もその分だけで済みます。バージョンアップはどのタイミングでも可能ですので、最初はバージョン1.00で気軽にプラチナトロフィーを取得して、そのあとに最新バージョンにグレードアップして残りの要素をのんびり遊ぶという方法も可能です。私はそうしました。ただし、ダウンロード版はおそらく製品版と同時にパッチもインストールしてしまうと思いますので、初期バージョン1.00では遊べないかもしれません。

・【太い客】
初期バージョン1.00の状態で購買の品を全て購入するには、100万よりちょっと少ないぐらいの資金が必要です(100万貯めておけば確実)。
私の場合は、メインストーリーの真説少女忍法帖と個別ストーリーの百華繚乱記の両方を1周、加えてその間にクリア済みの忍務も10回ほど遊んでいった結果、それだけで107万の資金が貯まりました。
したがって初期バージョンなら稼ぎを目的としたプレイにそれほど神経質にならなくても大丈夫です。
このあたりのゲームバランスは絶妙で素晴らしいなと感じました。

《感想》
作品の感想ですが、今作もよく楽しめて大満足です。
セクシー要素が前作よりも増したように感じられ、ストーリーも前作の各チームのパラレルワールド形式ではなく、全キャラ総出演の完全一本道となりました。
次回作にも期待しています。

ただ、ネット上でもよく指摘される「キャラによって、強さ・使いやすさの差が激しくなった」という点に関しては私も同感です。
具体的には、焔や蓮華などは攻撃の手数が多い上に巻き込み判定も広く、秘伝忍法も360度全域の範囲攻撃なためにとにかく強い。
それとは対照的に、詠や華毘などは攻撃動作が遅く、巻き込み判定も狭くて一度にわずかな敵しか攻撃できません。さらに秘伝忍法も前方の一方向に向けて発動されるタイプであり、敵が単体の場合はよく外します。多分、詠や華毘などの重量級のキャラは攻撃1回のダメージ量が高いのだと推測できますが、手数が少ないため、最終的に敵に与えるダメージ量は焔や蓮華たちの軽量級キャラのほうが高いというのが少し残念です。

また、飛び道具キャラと近接攻撃キャラの通常戦闘時における能力差もちょっと気になりました。
例えば、両備や華風流のように遠距離から弾丸系の攻撃をしてくるキャラの場合、こっちが近接攻撃キャラだと近づく事自体が困難です。ジャンプからの打ち下ろし攻撃で簡単に吹き飛ばす事は可能ですが、吹き飛ばされた敵は高確率でカウンター飛翔乱舞を放ってきますので、この辺のゲームバランスはもうちょっと調整して欲しかったなと感じました。ちなみにこの優位性は、自分が飛び道具キャラを操作してる場合、そっくりそのまま逆になります(つまり自分が有利になる)。

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