レビュー詳細

アクション 2011年 11月 22日 6313
VR訓練地獄
(Updated: 2015年 10月 12日)
プラチナを獲得したのは、2012年3月。
賛否両論あるものの、ストーリー・ゲーム性ともに十分楽しめた作品でした。
ただ、基本的な設計はMGS1と同系統のラジコン操作なため、現在の一般的シューターに比べてかなりクセが強いです。
特に、主観での射撃は同シリーズのMGS3および4と比べて非常に扱い辛く、後述のVRミッションで厄介極まりないものでした。

トロフィー内容ですが、やはり【ドッグタグ・コレクター】と【VR訓練・卒業】が鬼門だと思います。
【完全ステルス】も少し面倒ですが、『強制アラートの戦闘でコンティニューすると回数が増える』ということを意識すれば、
あとはステルス迷彩を使ってゴリ押しするだけです。

まず前者に関しては、最低でも5周する必要はあるものの、ドッグタグ集め自体はそこまで苦戦しません。
スネークは3周、雷電は5周分集める必要があるものの慣れてしまえば単なる作業と化します。
また、スネークの場合、ステルス迷彩が無いとホールドアップできない集会場の敵の分は必要ありません。
真の敵は、難易度EXTREMEでのプラント編クリアです。
道中は無限ウィッグとステルスを使い、ボス戦も攻略動画やサイトを参照すれば案外すんなりいきます。
ただ、ハリアー、天狗兵1・2戦、メタルギアRAYに関しては、それらを駆使しても難関ですのでご注意ください。
特に、メタルギアRAY戦は約20機撃破という、本編屈指の難関ですので心して挑んでください。
コツとしては、外周のRAYを画面内から外してミサイルを撃たせず、壇上のRAYには接近して水圧カッターだけを撃たせるといいでしょう。

次にもう一つの鬼門の【VR訓練・卒業】ですが、とにかく失敗を繰り返すことが制覇への早道です。
前述のとおり操作性にクセがありすぎるため、実際に動かしてみないと感覚がつかめません。
特に、スナイパーライフルのエイム、ホールドアップのボタンの押し込み具合、投擲武器の軌道の予測は、慣れるまで相当時間がかかります。
さらに、MGS1スネークはレーダーがないため、これらよりも遙かにシビアな動きが求められます。
総合的に難しいものは、
・メリル護衛→最初の難関。スナイパーライフルの劣悪な操作性に慣れるために必須。
・プリスキングレネード5→グレランの軌道修正が地味に難しい。
・MGS1スネーク→全てが難関。特に、グレネード4・5、ホールドアップ、段ボール護衛が鬼門中の鬼門。
あたりだと思います。
段ボール護衛に関しては、メリル護衛がクリアできたならこちらもクリアできる自力がついてますので、根気との戦いとなります。
MGSスネーク1については、経験だけではどうしようもならない要素が多いので、攻略動画などを参照する方が賢明です。
スーパープレイも多いですが、参考にできるものもありますので気長にいきましょう。

全体的に、5周の周回と膨大なVR訓練のために相当の時間が必要です。
また技量的にも、単純作業では決して済まず、上の2つに関しては本当に根性と気力が必要な鬼畜トロフィーになっています。
他のシリーズタイトルと比較しても、このソフトだけ突出して難易度が高いです。
よって総合的な難易度は☆4とします。
個人的には、VR訓練が本当に辛かったので、EXTREMEクリアが半分と思えない道のりでした。
とはいえ、称号BIGBOSS獲得、というトロフィーが設定されてないだけでも、まだ助かったと言えますが…

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