レビュー詳細

アクション 2012年 2月 23日 7111
想像以上に難しかった
NINJAGAIDENシリーズは初プレイだったのだが、wiki中のメモに『CH2のドークを倒せば次の難易度が出現』と書いてあるからとハードで開始し、どれだけやってもドークが倒せず、しょうがないので一周しようとして最終的にはCH7のドッペルゲンガーにボコボコにされ、ハードは諦めた。やはり高難易度で知られるゲームだけあってやったことないのに高難易度で開始みたいに舐めてはいけないなと自戒した。

このゲームの鬼門は「ここまでプレイしてくれてありがとう~TeamNINJA一同~」と「コインマスター」の二つである。

まず難易度マスターニンジャにおいて全チャプターを超忍評価でクリアする前者から。
冒頭の通りで、このシリーズ初プレイの者は素直にヒーローモードから開始するべきである。ヒーローモードを100回というトロフィーや、忍術100回のトロフィーがあるからそう損になるわけでもない。高難易度はとりあえずヒーローモードでクリアできてからでないと、自分のように詰む可能性が高い。この時に殲滅戦全クリとスカラベ集めをしておきたい。
それが終わったら、できるならCH2ドークを倒してマスターニンジャまで出現させ、マスターニンジャで全超忍評価を取れば無駄がないのだが、自分はプラチナを取得した今でもCH2ドークを倒せないので、皆さん普通に書いてるこれはかなりの高等技術である。そうなるとハードから地道に周回してマスターニンジャを出すしかなく、プレイ時間が長いのはそのためである。まぁ、地道にやったのでそれなりに技量も上がってマスターニンジャクリアは楽であったが。
全超忍評価を取るときは必ずカルマを表示させておくこと。忘れるとタイム中の絶技がカルマに加算されず大惨事。
超忍評価の鬼門はCH1とCH16である。
CH1は断トツに難しく、CH2以降忘れても良い稼ぎ用のプレイを必須とする。具体的には敵や物から出たエッセンスをわざと残したまま次へ進む必要があるのだ。それにより絶技ボーナスを稼ぎ、かつエッセンスも稼ぐのだが、間違ってエッセンスを回収してしまったり、回復エッセンスが出たら回復したいと結構大変である。それに加え、CH1自体が普通に難しい。まずリュウが貧弱だ。敵の攻撃を3発も喰らえば死ぬし、強力な攻撃手段である飯綱落としや、カウンター技である捌き別の法、必殺技忍法がないし、武器はLv1龍剣しかないし、回復薬が限られている。セーブ地点まで行くことでさえそう簡単ではない。なのにセーブ時点でカルマが13万を切ったらやり直しである。厳しい。
CH16はCH12で産業廃棄物との殲滅戦をやらずにとっておき、ここで倒せば楽勝であろうが、CH12の時点でエッセンスが大量に欲しいということは往々にしてあるわけで、そうなると魔法陣の殲滅戦がほぼ必須となる。この殲滅戦はアリオク、ディノ、ナイトメアが各40体ずつ出現するもので、彼らは攻撃が痛いのもそうだが、なにより堅い。時間がかかるので疲れやすく、間違って死ぬとかかった時間を思うとやりきれない感じになり、精神的に大きなダメージがある。

全ミッションをマスターニンジャでクリアする後者について。
これはかなりミッションによって難易度差があり、鬼畜なものは本当に鬼畜である。また、苦手なボスなどがいるとそれが大きな壁となり立ちふさがるだろう。
自分が最も苦労したのは魅惑の女神PHASE2である。本編でのアルマと同じようなもんだが、アルマはマジで苦手なので本当に辛かった。これだけに3時間ほど費やしたはず。ほかにはエターナルミッションもそれなりに厳しい。祝福の手甲装備でエッセンスを稼ぎつつ、序盤のPHASE1、2で護符を使わないようにすればあとは楽なのだが、やはりPHASE1がきつい。皆さん冥界の巨星PHASE5と隠匿任務PHASE4が厳しいとのことであるが、自分はかなり短時間でこれらをクリアできたので全然そんな印象がない。この二つは完全に壁攻撃を繰り返すだけのお仕事なので、運がよければすぐクリアできる。

総評として、やはり流石の高難易度ゲームの金字塔である、NINJAGAIDENシリーズだけのことはあった。ストーリーも難しく(終盤は回復アイテムの大盤振る舞いにより楽だが)、ミッションも厳しい。大体そもそも操作性やカメラワークが微妙だ。それも難易度に拍車をかけているのだろう。ゲーム自体も面白い。スキルアップを実感できるゲームである。個人的にはかなり好感触。Σ2と違ってオンラインがないのも魅力の一つかと。

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