レビュー詳細

2024-11-15_07h14_16
シミュレーション 2024年 11月 14日 428
リリース直後でトロフィーバグあり、今後のアプデに期待
(Updated: 2024年 11月 14日)
遊園地経営ゲームのプラネットコースターの新作で、
今作は前作にプール要素が追加されてさらに自由度の高い遊園地を作ることができます。
また、道の制限がなくなり手書きの広いスペースを作れるようになったのも大きいです。

他にも細かい変更点は多々あるものの、基本的な進め方は前作と変わらず、
相変わらずFrontier製のテーマパーク経営ゲームは面白いのでオススメです。


トロフィー解説の前に、まずお詫びしたいことがありまして
ver1.0.7段階でトロフィーバグがあり、
研究を全て解禁するトロフィー「Eugene World Be Proud」が取得できない場合があり実際に私もその状態です。
ですので、アプデを待つ形の実質コンプということで記載しております。
(公式フォーラムで同様の報告が複数あり。Frontierのゲームは頻繁にアプデをしてくれるので将来的には修正されると信じています)

バグ修正が入り次第、こちらで報告致します。


トロコンに関してですが
・キャリアモード全コンプ
・サンドボックスモード☆5
・その他、条件を満たすコースターやパークの作成
が必要です。


順に解説していくと

[キャリアモード全コンプ]
チュートリアル2つを含む全18シナリオでミッションをこなすともらえる各4つのメダルを全て集めます。

まずキャリアモード全般の注意点ですが、
・今作はシナリオ間で引き継げる研究ポイントを貯めてライドやコースターを解禁していくシステムなので、
各ステージで必ず研究拠点を作ってポイントをためておきましょう。(本来なら全解禁でトロフィーがもらえるはずです)
・全シナリオで最終的に☆4.5以上の評価が必要になるので、最初からパークの拡大を考慮して作りましょう(特に道幅は広めに)

・チュートリアルが2つありますが、個人的には不十分に感じました。
特にコースターの作り方はチャプター1-1で少し触りますが、途切れたコースターを穴埋めする程度のもので、
0からコースターを自作するやり方やコツについて説明がなく、後で自作のコースターを作る必要がでてくるので、今作から始める人にはちょっと辛いかもしれません。
前作プラネットコースター1にはコースター作りのチュートリアルがあり(PC版にはないかも?)操作方法やコースターの評価方法もほとんど変わらないので、前作を入手できる方はそちらをやるのをオススメします。
ちなみに前作は過去のPS+のフリプで配布されています。

ただ、今作は特定の条件を満たすコースターを作るミッションが前作よりも緩いのが幸いです。
(興奮度、恐怖度、吐き気がオールグリーンのを作れば大抵はクリアできます)


注意すべきステージですが

・チャプター1-4
まだチャプター1ですが、個人的に最難関ステージ。
極狭の土地、飛び地、初期配置難、ミッション難、まだチャプター1で使えるライドの種類が制限されていると5重苦のミッション。
この狭い土地に4500人の客を入れるのはかなり厳しいです(他のステージでも最大で4000人が目標なのに)

まず、初期配置の道幅が4mと狭すぎて4500人入れることを考えておらず、削除不可な景観オブジェクトもあり、迂回路の作成や道幅を広げるのも一苦労でした。
さらに、ただでさえ混雑しがちな入口付近に飲食店が配置してある関係で余計に混雑しやすいので、クリアの最大の障壁がこの混雑への不満解消でした。

また、このステージから(条件は緩いですが)ミッションクリアのためにコースターを出来合いではなく自作する必要がでてきます。

フラットライドも多数配置することになりますが、この時点で解禁できるライドの種類が少ないのもネックです。
DLC付きのデラックスパック+予約特典ありの状態でも苦戦したので、標準の場合だとさらに厳しいと思います。
クリアに掛かった時間は約6時間で全ステージ中最長でした。

・チャプター2-1
入口からメインのプールやスライダーまでが長い一本道なので、道幅は太いものの混雑しがちです。
三つ編みの道路は最終的に全て埋めて一本の道路にしました。
また、プールまでの高低差があるので、「落差100m以上のスライダー」のトロフィーはここで達成するのがオススメ。

・チャプター2-3
分断された2つのパークを作ります。
一応、恐怖度の高い大人向けパークと恐怖度の低い子ども向けパークに分けた方がいいですが、
子ども向けであろうアクアパークの方が土地が広く、恐怖度の高い大型のコースターが置きやすいです。
また、地味に恐怖度6以上のコースターを作るミッションがネックになりました。
特に吐き気を抑えつつ恐怖度の高いコースターを作るのが難しかったです。
一応、出来合いのコースターで恐怖度6超えのものはありますが、高額なのと置けるスペースがほぼないです。

・チャプター3-1
チャプター3はどのステージもほぼ何もないところからパークを作っていきます。
3-1は極狭の土地に作る個人的に好きなステージ。
1-4と違うのは道が好きに引けるので、ステージ説明にもあるように遊園地のデパートを作る感じで空中通路で階層を作って上に伸ばしていきましょう。
私は一番下をプール、2階を天井の低いフラットライド、3階をコースターにしました。
最終的に4つコースターを作るのである程度スペースの確保をお忘れなく。

・チャプター3-2
【注意】ver1.0.7現在、言語設定が日本語だとクリア不可能(?)
PS5の言語を英語にしてからプレーしてください(一度英語で始めてセーブしたら日本語に戻して大丈夫です)
具体的には作りかけのコースター「Animal」を完成させるミッションが日本語だとコースター名が「動物」に翻訳されている関係でクリア不可でした。(バグ報告済み)

ちなみにこのコースターはうまく作るとオールグリーンの優秀なコースターになります。

・チャプター3-4
チケット代、入場料を取れない代わりにメダル獲得のたびに予算が増える仕様。
可能な限り時間を停止して支出を減らしましょう。

・チャプター3-5
景観評価が全然上がらないステージ
時間をかければお金が溜まってクリアできますが、一番高い景観物を置いても景観評価が0.1上がるかどうかのレベルです。
あと興奮度6以上のコースターを先に置いておくと後で楽ができます。

・チャプター4-2
最大落差35m以上?最大時速60km/h以下のコースターの作成が一番のネック。
ファーストドロップの角度22.5度にして数か所にブレーキを入れてください。
ちなみにこのコースターを置いても恐らく儲からないのでミッションクリア後に即削除でいいです。

・チャプター4-3
吐き気の高いコースターを作るステージ
こちらも高すぎる吐き気のコースターにはほぼ誰も乗らないのでミッションクリア後に即削除でいいです。

・チャプター4-4
前作同様、最終ステージはコースター関係のミッションが多いです。
作りかけの2つのコースターの最大落差70mは谷を利用して作ります。(どちらもすぐコースターが登れるギリギリの高度に上げて谷に落とさないと高度が足りないです)
2つ目の方は初期配置のループが小さすぎてG制限を超えるので、ファーストドロップの一番下で-4m/sくらいのブレーキを1つ入れてください。
3つ目のメダルにコースターを作るミッションが2つありますが、1つのコースターで同時達成可能です。

また、反転数8回以上のコースターも要求されるので、「長さ500m以上、反転数10回」のトロフィーもついでに達成しておきましょう。


[サンドボックスモード☆5]
キャリアモードをクリアしてきた人には特に問題ないと思います。


[その他トロフィー]
・長さ2500m以上、興奮度9以上のコースター作成
リリース直後ということもあり私は自作しましたが、前作同様、今作も恐らく誰かが作成していると思うので、それをDLして配置すればいいと思います。

・時速100マイル(161km以上)のコースター作成
上に同じ。

・一度に500人プールに入れる
フラットライドやコースターがあるとそっちに客が奪われがちなので、サンドボックスでプールだけのパークを作りましょう。

・一度に30人をウォータースライダーに乗せる
6人乗りのウォータースライダーを配置しまくればいずれ達成できると思います。

・クラシックのライドを1つのパークで5つ
前作同様、各ライドは時間経過でステータスが変化していきますが、今作ではクラシックになれるのは高スコアのコースターだけで、他のコースターやフラットライドは旧式という扱いになります。
しかしながらこのトロフィーはなぜか旧式でもカウントされるみたいなので、サンドボックスで5つライドを配置し、あとは放置するだけで取得できます。


[総評]
前作同様、非常に面白い遊園地づくりゲームですがリリース直後ということもあり、トロフィーバグもあるようです。
しかしFrontier社の他のゲーム同様、多くのアプデでのバグの修正や追加要素があると思うので、このゲームに関してはトロコンできなかったことに関してあまり心配していないです。
トロコン難度ですが、今作はシリーズに慣れていないと厳しいのと、キャリアモードでは自作コースターを作れないとミッション達成が厳しいことから☆3とします。

レビュー

コンプ時間
60時間

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