レビュー詳細

アクション 2014年 3月 06日 5095
続編として申し分ない出来栄え
無印の頃と比べると様々な面でボリュームアップしており、それに伴いトロフィーの取得難度も相応に上がっています。

発売から1年以上が経過し、オンラインのプレイヤーも徐々に減少傾向が見られる為、今後新規に初めてみようと思う方は、高難度の要請も全てオフラインでクリアする心構えをしておいた方がいいと思われます。

プラチナ獲得に至るまでに厄介なトロフィーは以下の通りです。
①『完全なる追体験』
全ての時代の追体験をクリアすると取得。オフラインでプレイする場合、各高難度要請(黒紙)のクリアが壁となります。…とはいえ、前作よりも同行者(NPC)の生存率が大幅に上がり思考ルーチンが改善されている為、信頼度Sランクの同行者2人を連れて行けばプレイヤーの装備や技術が多少乏しくても討伐は可能です。ただし、同行者は生存率こそ高いものの、攻撃力は心許無い為、長期戦を避けたいのであれば、最低でも供物は全て黒枠にし魔物の弱点属性を突けるように準備しておくことを推奨します。
 
②『魔法使いの在るべき姿、聖なる力を信じる者、神々への抵抗』
各勢力で討伐点を11200点獲得すると取得。全ての時代の追体験をクリアしても討伐点10000点以上には遠く及ばない為、アリスの無限魔宮3階層離脱マラソンは必須。一例ですが、高い討伐点をキープしつつマラソンの回転率を上げる為に自分は3勢力共通で魔レベル99で挑み、供物は以下の物を持ち込みました。(同行者はマーリンと死神を選択。)
「天魔の数珠(改)」
・・・ダイテンマの呪部解体報酬。今作の供物の中でもトップクラスの壊れ性能を持つ代物。相性にもよるが一回使用するだけで、一階層の人型魔物は瀕死状態に追い込める。素の使用回数が3回と少ない為、事前の強化は必須。
「魔始祖の紙片(改)」
・・・オーディンの呪部解体報酬。設置しておくだけで自動で敵に雷撃を放ってくれる為、非常に便利。更に持続時間が長い上に魔物の攻撃で破壊されない。雷撃の狙いは正確であり範囲内に入った魔物はほぼ避けきることが出来ない為、確実に体力を削いでくれる。
「~の球根(改)」+「~の布(改)」
・・・魔法連携で魔生植物を生成する為にセットで使用。供物枠を二つ埋めてしまう上に、発生までやや時間がかかるのが難点だが、破壊されない固定砲台+障害物として機能し上記の数珠と紙片の組み合わせが良好。どの属性で使用するかは好みによるが、数珠と紙片が雷属性で固定の為、雷耐性を持つ魔物と交戦した際に時間がかからないように雷属性以外の物を選択した方が無難。
「不老者の角片(改)」
・・・バハムートの呪部解体報酬。射程の長い光線を放つ。追尾性能は無い為、Lボタンのロックオンと併用で使用。他の光線系の供物が薙ぎ払い型なのに対し、この供物は一直線に光線を放つため、遠距離からでも多段ヒットし易く高ダメージが見込める。また、石属性の為、上記の数珠と紙片が通らない魔物に効果大。
「癒しの花(大)」
・・・討伐点稼ぎの為に使用。人型魔物を討伐し同行者が周りに寄ってきた時が狙い目。同行者に使用し各階層で「完璧な癒し手」を達成し討伐点の底上げをしておく。

また、万屋のパーソレープから金枠供物と交換でたまに討伐点を上げてくれる「討伐評価の噂」が貰えることがあるので、供物に余裕があれば試してもいいと思います。…ただ自分の体感的に金枠供物20~30個消費して出るか出ないか…という具合だったので、あまりアテにせずいつまでも出ないのであれば、普通に魔宮でマラソンした方が時間を浪費せずに済みます。

③『変幻自在の魅力』
初期装備のフードと色違いを除き装飾品を50種類入手すると取得。普通にプレイしていけば10種類程度は万屋で入手出来る為、残りの約40種類は白紙ページの要請をこなして入手していけばいい。…のですがこの白紙ページの要請が相当な曲者。まず白紙ページから装飾品一つを得るためには要請を4つクリアする必要があります。つまり40種類の装飾品を得るためには要請を160回もクリアする必要があり、これだけでも中々時間がかかります。更にページ一つを生成する度に供物を5つ捧げなくてはならない為、トロフィー取得までには大量の供物が必要となります。


無印の頃は投擲魔法があまりにも使い勝手が良過ぎた為か、自分は他の供物を全く使用せずにいました。が、続編の今作は投擲魔法が弱体化され、他の供物にもスポットライトが当てられたおかげで自分なりに試行錯誤しつつも様々な戦略を試してみたりと、ゲームとして終始楽しむことが出来ました。追加されたシナリオも前作の雰囲気を損なうことは一切なく、より深く物語が掘り下げられており、実に良く練られています。

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