レビュー詳細

シミュレーション 2013年 12月 14日 6289
無難な良設定
(Updated: 2013年 12月 30日)
歴代のシリーズは、8割方プレイ済み。
プレイ時間を正確に計る手段が無いため、およその時間を書いている。

歴史好きで、次にどのトロフィーを狙うか悩んでいる人にオススメできるタイトル。
値段が高くコスパは悪いが、テクニカルな要素に左右されることなく、時間さえあればほとんどの人がトロコンまでたどりつける。
時間を苦と思わない人は★を1つ下げても良いかもしれない。
なお、システムや操作性にやや癖があり、歴代シリーズと比較されることが多いが、トロフィー自体には何ら関係の無いことなのでここでは割愛。

★プレイする上での注意
やり忘れ防止のために、大名録を埋めていく過程のセーブデータは上書きせずに残しておいたほうがよい。
政策実施や武将、特性コンプの際に役に立つことがあるかもしれない。

以下、トロフィー別ポイント。

■全政策実施
汎用政策だけでなく、武家固有の政策があるので、大名録達成のトロフィーと並行して進めていきたい。
なお、鈴木家(雑賀)固有政策の実施がやや難しい。
政策の実施には本城を2つ以上占領している必要があるのだが、鈴木家はいずれのシナリオにおいても本城1つで、
かつ、周りを強国に囲まれている状態から始まるからだ。
まずは同盟国を増やし、相手国同士が戦って疲弊するのを待ってから、漁夫の利を狙う形で弱った一方に侵攻、占領するとよい。

■全特性修得
他トロフィー(大名録、全武将収集等)を目指す過程でほぼ埋まるが、
特定の武将しか覚えないものは、ピンポイントで対象武将を育成する必要も出てくる。
固有特性(七難八苦、西国無双等)は11個目に習得するケースが多いので、それなりの育成が必要。
管領、探題は地方大名で進めていくと取れる。
例 探題:大友家、管領:浅井家
左大臣、右大臣は探題、管領と並行して取得可能。

■全家宝獲得
シナリオ「群雄集結」でコンプ可能。それ以外の通常シナリオでは意識しないほうが結果的に効率が良い。
「平蜘蛛釜」の取得で頭を悩ませる方が多いようだが、群雄終結で10年ほど粘れば必ず出現するので、根気強くトライして欲しい。

■織田家全大名録達成
■武田家全大名録達成
■上杉家全大名録達成
■毛利家全大名録達成
■北条家全大名録達成
■全大名録達成
この一連のトロフィーを見たとき、あなたはどう思っただろうか?
『あ、5つの武家の大名録を順に埋めていけば終わるんだな』
そう思わないだろうか。
自分自身もそう考えていたものだが、それは誤りだ。完全にメーカーの術中に嵌っている。
言わば釈迦の手の内でおどらされた孫悟空のような存在だ。
実は「大名録」はトロフィーで指定された5つ以外にも、徳川家、島津家、伊達家・・・等、倍以上も用意されているのだ。
この衝撃的な事実を知ったとき、思わず膝から崩れ落ちそうになった。
実に嫌らしい設定に辟易するだろうが、事前に知っておけば覚悟もできると思い、あえてここに書いた。

■天下統一クリア
全武家を滅ぼしてのクリア。
初めてのプレイで信長を使用した場合、「信長で初めてクリア」のほうが優先されるらしく、このトロフィーは取得できない。
2周目で問題無く獲得できるので心配無用。

■全史実武将獲得
トロフィー一覧には無いが、全武将が年代を飛び越えて登場するシナリオ「群雄集結」が用意されていて、
それで9割以上埋まる。取れなかった武将は別シナリオでピンポイントで狙うとよい。

■総括
やはりコーエー。お得意の「全○○を~~」が目に付く。
収集作業に耐性の無い人にはやや堪えるかもしれないので注意が必要だが、
本タイトルの魅力を余すことなく体験でき、無双シリーズのような倦怠感に襲われることもないので、
トロフィー設定としてはまずまず及第点と言えるだろう。
いずれ発売されるPKや次回作のトロフィーにも期待を持たせる設定だった。

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