Vandal Hearts： Flames of Judgment

ゲームそれ自体は古き良きシミュレーションRPGという感じでなかなか面白いと思った。しかしいかんせんキャラデザがひどすぎる。主人公はちょっとかっこいいスネ夫であり、その親友はアマガエル。ルースは最初女だと気づかなかった。アルティリアがちょっと可愛く見えるがだまされてはいけない。ムービー中は鼻の穴が広がる。あとみんな陰影が妙に青いもんだからカビでも生えているかのようで気持ち悪い。キャラデザのひどさがこのゲームの魅力のすべてを奪い去ってしまっている。なぜコナミはキャラデザを信頼できる日本人に任せなかったんだろう？
ステータス画面での操作がわかりにくいのも難点。
とはいえトロフィー自体はストーリー分岐前のセーブデータを残しておけば簡単にコンプできる。

戦闘システムはよくありがちなRTS戦闘方式です
回りこんで後ろから攻撃すればダメージがあがるなど経験者にとっても初心者にとっても馴染みやすいでしょう

ゲーム内容自体は可変60fpsっぽいのですが特定のステージ・・・いや大半のステージがフレーム落ちで、ゲームをやってく上でのプレイヤーに対するやる気がそぎ落とされます
ステータス画面のフレーム落ちでとても操作しにくくボタンの操作を間違えることもしばしば

キャラクターの顔は外国製なのでしょうか
とても日本人が好むような作りの顔ではないので、この時点でノーという方もいるでしょう

やり込み要素もほとんど無くストーリーもなぞって行くだけ、まぁPSNタイトルなのでボリュームは期待出来ませんね、ラスボス倒した後など今までの成長過程が無駄になります。

セーブをラスボス前での一つしか作成して無い場合二週目以降にも引き継ぎは不可能ですし
ラスボス後はタイトル画面にもどるだけで、虚無感が沸くだけです・・・。

トロフィー内容自体は元々薄い内容なので全くスキルと時間の掛かる物はありません
隠しステージを全て出し、四章のエンディング分岐選択前でセーブデータを余分に作っていればトロフィーコンプリートまでの効率が上がります、作ってた場合と作ってなかった場合は二週しなければいけないので実質二倍の時間が掛かるという事になります。

作業が長引く思われるのが「戦闘スキルをランク 40 まで上げる。」ぐらいですかね、私の場合は意識してなくても難なく取得できました、不安な方はラスボス前で確認を怠らないようにしましょう。

1800円でこの内容、クソゲーまでとは言いませんがトロフィー目的な方以外にはオススメできません、プラチナも付いてないのでトロフィーを集めてる人にとっても1800円は少し敷居が高いでしょう。キャンペーンで値下がり時を待つのが懸命かもしれませんね。