レビュー詳細
ゴール・D・ロジャー
(Updated: 2025年 12月 25日)
コンプ難易度
2.0
本作は、初代オクトパストラベラーの前日譚を描いたスマートフォン専用RPG「オクトパストラベラー 大陸の覇者」をベースとして、コンシューマ向けに新たな解釈を加えて再構築されたタイトルです。
過去作では、8人のキャラの中から主人公を選ぶスタイルでしたが、本作では、キャラメイクしたプレイヤー自身が主人公となります。
私自身、シリーズは初代、Ⅱともにプレイ済みで、双方トロコンもしています。
トロフィーについてですが、時限トロフィーはありませんが、「100時間遊べる」と銘打って発売されたタイトルだけあって、やり込み要素のボリュームはすさまじく、効率的に進めたとしてもコンプリートするにはそれなりに時間が掛かるかと思います。
まず、物語を始める前のキャラメイクで選択する技や持ち物については、どれを選んでもストーリーには一切影響はなく、あくまでも最序盤の攻略にほんの少し差が出る程度です。
迷われるようなら、ほとんどの攻略サイトでオススメされているとおり、教わった技は「支柱抜き」、好きな料理は「牛肉を焼いた料理」、持ち物はアクセサリー3種、そしてプロローグ進行中に問われる修行で得たものは「反撃の極意」を選択しておくと良いかと思います。
次に、ストーリーの進め方についてですが、本作は、「富」「権力」「名声」という3つの大きなルートをそれぞれ進めて行く(最初にどのルートを選ぶか問われる)ことになりますが、どれから始めても最終的には全てプレイすることになりますので、任意のルートを選択していただいて大丈夫です。(選んだルート進行中に、別のルートを攻略することも可能)
また、仲間の加入クエストを含むサブストーリーは、メインストーリー進行で消えることは一切なく、終盤にまとめて受注することも可能です。
なお、トロフィーには直接関係ありませんが、本作では、ほとんどのボスが貴重なアイテムを保持しており、それを盗むことができますが、テリオンを仲間にしてサポートアビリティ「もっと盗む」を使えるようになれば、一度に2個盗むことができるようになります。さらに、ボスから盗めるアイテムは、そのボスを撃破した際の確定ドロップに設定されていることも多いため、このような場合は、一気に3個も入手できることになりますので、攻略を有利に進める上で覚えておいて損はないかと思います。
↓以下、個別トロフィー解説です↓
※解説の都合上、ネタバレを含む点はご容赦ください。
【はじめてのブレイク】【ブーストMAX】【新たなアビリティ】【オクトパスバトル】
「初めて○○した」系統のトロフィーですので、特に気にする必要はありません。
【聖火神の指輪】【狩王女の指輪】【雷剣将の指輪】【盗公子の指輪】【碩学王の指輪】【紳商伯の指輪】【舞踏姫の指輪】【霊薬公の指輪】
全てメインストーリー進行で獲得することができます。
【大陸の覇者】
メインストーリーをクリアし、ノーマルエンドを迎えることで獲得することができます。
次項で解説させていただく真エンディングの条件を満たさずにゲームをクリアするとノーマルエンドとなります。
なお、クリア後のセーブデータをロードすると、ラストダンジョンにセーブポイントに似たデザインの奇妙なモニュメントが出現し、これに触れることで、各種装備品やステータスを引き継いだ状態で、ゲームクリアイベントの直前(オル・サザントス撃破直後)まで時間を巻き戻すことができます。これにより、真エンディングも回収することが可能です。
【零からの旅人】
真エンディングを迎えることで獲得することができます。
真エンディングに進む条件は以下のとおりです。
①(オル・サザントス撃破直後)「聖火神の祠」へ向かい、聖域の聖火に触れる
②ボス「聖火神エルフリック」と戦闘になるので、これを撃破する
③ラストダンジョンへ戻り、輝きに触れて神界へ移動する
④雪原を進んで家に入る
⑤赤ん坊にフィールドコマンド「照らす」を使用する ※
⑥ファラメにフィールドコマンド「照らす」を使用する ※
⑦サザントスにフィールドコマンド「照らす」を使用する ※
⑧真のラスボス「オル・ガルデラ」を撃破する
※上記⑤~⑦のイベントにより、主人公が一時的に必殺技を使用できなくなります。
真のラスボス挑戦前は、一旦ダンジョンから離れることができますので、再度「聖火神の祠」へ戻って聖火に触れ、主人公が必殺技を使用できるようにしてもらっておきましょう。
【はじめての建築】【はじめての招待】【拠点となる酒場】【おいしい野菜】【頼れる商人】【新たな教会】【聖火を灯す者】【知識の宝庫】【滾る血潮】【ウィッシュベールの明日のために】
これらのトロフィーは、全て本作の目玉要素の一つである「タウンビルド」に関わるものになります。
各施設を建築するには一定量の木材や石材等の素材が必要となります。……と聞くと、素材集めに時間が掛かるのではないかと思われるかもしれませんが、全然そんなことはなく、フィールドコマンドや雑魚敵からのドロップなど、通常プレイの範疇で頻繁に入手できますので、ほとんど不足することはありません。
なお、各施設は、メインストーリー「聖火を灯す者」(全5章)とそれに連なるサブストーリー「復興の灯火」を進めていくことで解放されていき、これらのストーリーを全てクリアするとタウンレベルがMAX(Lv.8)となります。
また、各施設のおおまかな解放タイミング(厳密にはタウンレベルの上昇により解放)は以下のとおりです。
・拠 点 :「聖火を灯す者」第1章/【拠点となる酒場】
・畑 :「聖火を灯す者」第2章/【おいしい野菜】
・牧 場 :「聖火を灯す者」第2章/トロフィーなし
・商 店 :「聖火を灯す者」第3章/【頼れる商人】
・訓 練 所 :「聖火を灯す者」第3章/トロフィーなし
・理 容 室 :「聖火を灯す者」第3章/トロフィーなし
・博 物 館 :「聖火を灯す者」第3章/【知識の宝庫】
・教 会 :「聖火を灯す者」第4章/【新たな教会】
・聖 火 台 :「聖火を灯す者」第5章/【聖火を灯す者】
・魔物闘技場 :「聖火を灯す者」第5章/【滾る血潮】
ちなみに、建築した施設は、「輝く礎」(世界中のダンジョンの固定シンボルが確定でドロップする)というアイテムを使用することで、最大2段階グレードアップさせることができますが、理容室のように、グレードアップさせるメリットがほぼないものは後回しにした方が良いかと思います。
逆に、商店、訓練所、教会の3つは、攻略を有利に進める上で非常に重要となる施設であるため、何よりも優先してグレードアップさせた方が良いかと思います。
【集いし者たち】
全35名の旅人(プレイアブルキャラ)全員を仲間にすることで獲得することができます。
基本的に、旅人達は、メインストーリー進行に応じて解放されていく専用サブクエスト「○○(キャラ名)との出会い」をクリアすることで仲間になります。
冒頭でも触れさせていただいたとおり、サブクエストは、メインストーリー進行等で消えることは一切ありませんので、取り逃しの心配は不要です。
ただし、以下の3名は、とりわけ加入クエストの難易度が高いもしくは、特殊な手順を踏む必要がありますので、注意してください。
◎レイメ
レイメは、メインストーリー「富を授けし者」第3章クリア後に解放されるサブクエスト「レイメとの出会い」をクリアすることで仲間にすることができますが、このサブクエストの推奨レベルは60と非常に高難度となっており、クリアするには、ヴィクターホロウの闘技場でレイメ本人との戦いに勝利する必要があります。
レイメは、非常に高い物理攻撃力とそれに特化したアビリティを持ち、さらに弱点武器で攻撃すると反撃を行ってきますので、無策で挑むと簡単に返り討ちにされてしまいます。
ただ、物理に特化している都合上、有効な攻略手段がいくつかあります。
最も簡単なのは、「受け流し」戦法です。
アビリティ「受け流し」(物理攻撃のダメージを3回まで0にする)を前衛全員に装備させ、戦闘中その効果を維持し続けながらヴィアトルの必殺技で反撃ダメージを狙います。さらに、後衛には全員「後方射撃」(ターン終了時に装備者が後衛にいる場合、装備中の武器で攻撃する)を装備させ、レイメのシールドを削ります。(※レイメの弱点は斧、扇、雷なので、いずれかの武器を装備可能なキャラを後衛に配置してください。また、二つの武器を装備可能なキャラの場合は、一旦前衛とチェンジして、「たたかう」をレイメの弱点武器に切り替えて再度後衛に戻す必要がありますので注意してください。)
ヴィアトルの反撃や後方射撃による攻撃では、レイメの反撃効果は発動しませんので、安全にHPとシールドを削ることができます。
「受け流し」の残回数に余裕があれば、前衛キャラも適宜攻撃し、ブレイク次第、一気に畳み掛けるようにすれば良いかと思います。
なお、レイメは時々闇属性の魔法攻撃を放って来ることがありますので、HPの低い前衛キャラには闇属性ダメージを軽減する効果のあるアクセサリーを装備させておくと、なお安心かと思います。
ちなみに、私は下記のパーティーで挑戦しましたが、簡単にクリアすることができました。
☆前衛
・主人公(リフレッシュと休息の舞を装備させてHPとSP継続回復)
・エスペル(確率は低めですが毒付与係)
・ヴィアトル(反撃要員)
・オルベリク(限界突破火力要員)
☆後衛
・ハイドネ(盗む、デバフ要員)※盗む必要なければ他キャラ推奨
・シアーシャ(前衛の必殺ゲージ増加効果+後方射撃)
・ハンイット(後方射撃)
・デリティア(後方射撃)
◎アイラ
「手紙の断片」という重要アイテムを5枚集めることで、外海にある「賢者の島」に入れるようになり、中でアイラに話しかけると仲間にすることができます。
なお、手紙の断片の入手先は以下のとおりです。
①「シアトポリス」の図書館で拾う
②リバーランド地方「溜水の洞窟」で拾う
③「アトラスダム」の酒場前にいるネコに「ねだる」(※タウンレベル6で解放される聖火台を建設し、動物と会話できるようになる「動物トーク」を解放しておく必要があります)
④タウンレベル6で解放される魔物闘技場を建設し、最初の魔物を1体捕獲するサブストーリーをクリアする。クリアすると捕獲対象の魔物が増え、これによりウッドランド地方「ヘルミニア邸への裏道」に「人喰い花」が出現し、この背後に落ちているので、撃破して拾う。
⑤メインストーリー「富を授けし者」第3章で初めて訪れることになる「授富の砂宮」の下層で拾う
ちなみに、ゲーム開始時のキャラメイクの際に、主人公の持ち物の一つとして手紙の断片を選択していた場合は、少し早い段階で仲間にすることができます。
◎サザントス
サザントスは、メインストーリー進行中、加入、離脱を繰り返すため、正式な仲間としてカウントされるのは、真エンディングルートのラスボス直前となります。
順当に他のキャラを仲間にしているなら、サザントスが最後になるかと思います。
【ジョブコンプリート】
主人公のジョブ(8種)を全て解放することで獲得することができます。
主人公は、一つのジョブのバトルアビリティを5つ習得するごとに新たなジョブを一つ解放することができます。
習得するアビリティは5つだけで良いので、全解放だけを最速で狙うのであれば、中盤に差し掛かる頃には十分達成出来るとは思いますが、裏を返せば、どのジョブも中途半端なアビリティ習得状況になってしまい、極めるのが遅くなるため、あまりオススメはしません。
【いざ出港】
船を入手することで獲得することができます。
まず船を入手するクエスト「クイーン・オルサ号」は、メインストーリー第1部の「終章・指輪の封印」をクリアすると、「リプルタイド」で発生します。
このクエストをクリアするには、船を修理する必要がありますが、修理方法は2通りあり、一方は単純に修理代金を支払う方法、もう一方は、船大工を連れてくる方法です。
修理代金は80,000リーフと非常に高額であるため、下記の手順で船大工を連れてくることをおすすめします。
①「エンバーグロウ」の教会の階段下にいるNPC「腕利きの船大工」を「勧誘」する
②「リプルタイド」へ戻り、マージムに話しかける
③桟橋にいる商人風の男性と会話し、マージムの彼女についての話を聞く
④「クラグスピア」の広場でマージムの彼女(キアーラ)を「雇う」
⑤「リプルタイド」へ戻り、マージムに話しかけるとクエストクリア
【辺獄の扉】
メインストーリー進行で獲得することができます。
【オルステラマスター】
全てのタウン、ダンジョンに足を踏み入れることで獲得することができます。
本作では、9割以上の土地がメインストーリー及びサブストーリー進行で訪れることになるため、通常プレイの範疇で分かりづらいのは「アガペア」くらいだと思います。
アガペアは、メインストーリー「全てを授けし者」第8章まで進め、ラストダンジョン内の「虚栄の輝空」の左上あたり(下記サイト参照)に落ちている「ある巫女の手記」を読むとサブクエストが発生し、以降クエストマーカーに沿ってオルサ島へ行き、イベントを進めると、外海にアガペアが出現します。
なお、船で行ける範囲(「外海」及び「中つ海」)には、メインストーリーにもサブストーリーにも絡まない島がいくつかありますので、念入りに確認しておくと良いかと思います。
《参考サイト/アガペアの行き方》
https://appmedia.jp/octopathtraveler0/79596959
【最強の一撃】
9,999以上のダメージを叩き出すことで獲得することができます。
本作の最大ダメージは、サポートアビリティ「ダメージ限界突破の極意」を装備した状態の99,999であることから、9,999はただの通過点に過ぎませんので、特に気にする必要はないかと思います。
【楽譜コレクター】
30個の楽譜を入手することで獲得することができます。
楽譜は全部で40個程度あるため、全てを網羅する必要はありません。
ただ、ストーリーを進めないと、所定の場所を訪れても入手できない楽譜が複数ありますので、本格的に回収に動き出すのは、ゲームクリア後で良いかと思います。
《参考サイト/楽譜の入手場所一覧》
https://bozumemo.jp/octopathtraveler0/ot0-score01/
【伝説の秘宝】
伝説の秘宝(全11種)を全て集めることで獲得することができます。
伝説の秘宝は、入手するとウィッシュベールに建造した博物館に展示されるようになり、11個全てを入手した状態で展示室を訪れるとイベントが発生し、トロフィー獲得となります。
なお、各秘宝の入手方法は以下のとおりです。
①在りし日のドニエスク
リバーランド地方「ドニエスク川道」の青色宝箱
②雄々しき有翼獅子の象
商店の交易(「アトラスダム」の交易品目)
③溢れ出す黄金杯
フロストランド地方「タイタス大聖堂」2階左側の部屋にいるNPC「教会と懇意な商人」から「買取る」
④神猫の象
サンランド地方「授富の砂宮」下層の固定シンボルエネミー「獰猛な古代遺物・金兵」がドロップ
⑤気高き一角獣の像
商店の交易(「ヴィクターホロウ」の交易品目)
⑥聖なる羊のぬいぐるみ
「シェパードロック」右側の民家付近にいるNPC「元ボス羊」に「ねだる」
⑦大海賊アルカンジェロの舵
魔物闘技場の捕獲報酬(歴戦のサメ)
⑧勇敢なる戦士の壺
「クラグスピア」入り口付近にいるNPC「王都を守る兵士」から「勝ち取る」
⑨時牢の結晶
「辺獄・ホルンブルグ城 -中枢 東-」の一番上の小部屋で拾う
⑩浮遊石
「創雲の間」(※真エンディングルートクリア後にラストダンジョンから訪れることができる)の宝箱
⑪古代の帆船の模型
「グランポート」酒場左の民家内の宝箱
【歴戦の武具】
シリーズお馴染みの最強武具である「歴戦」装備(全9種)を全て入手することで獲得することができます。
本作の歴戦装備は、盾を除き、全て特定のNPCから「勝ち取る」で入手しなければなりません。NPCの危険度レベルは共通で60と極めて高く、無策で挑むと簡単に返り討ちにされます。
ただ、本と扇以外は、ほぼ物理攻撃しかしてきませんので、前述のレイメ攻略と同様、「受け流し」戦法を用いれば、レベル50以下でも撃破することが可能です。
本と扇に関しては、レイメ加入後に挑戦すると良いかと思います。
なお、各NPCの居場所は以下のとおりです。
①歴戦の剣:「シェパードロック」セーブポイントの右にいる「元剣士の看板娘」
②歴戦の短剣:「クラグスピア-貧民街-」右下にいる「最強の貧民」
③歴戦の斧:「ヴァローレ-大通り-」右下(木に隠れた細い道の先)にいる「偉大なる建築家」
④歴戦の槍:「リプルタイド」武器屋の右の民家にいる「精力的な老婆」
⑤歴戦の弓:「エンバーグロウ-東街-」の下部にいる「飄々とした老人」(※近くにいる子供NPCから「雪だるま」を買い取らないと通れない)
⑥歴戦の杖:「クリアブルック」右の墓地にいる「川を見守る老婆」
⑦歴戦の扇:「サンシェイド」左上にいる「”砂猫”の踊子」
⑧歴戦の本:「シアトポリス」図書館にいる「書物を究めた男」
⑨歴戦の盾:商店の交易(裏取引の交易品目)で入手(※裏取引の交易品目を出すには、「グランポート-露店街-」の大競売場付近にいるNPC「港町の闇商人」、「スフラタルジャ」右の民家前にいるNPC「熱砂の労働管理者」、「ベルケイン」武器屋右の民家にいるNPC「不機嫌な老婆」のいずれかをウィッシュベールに招いて商店に配置する必要があります)
【情報通】
200人の町人にフィールドコマンド「聞き出す」を使用して情報を知ることで獲得することができます。
特に意識せずともメインストーリー終盤に差し掛かる頃には自然と達成できているかと思いますが、足りないようであれば、各タウンを回って片っ端から「聞き出す」を使用すれば、すぐに達成できる良いかと思います。
【仲間との絆】
仲間の親交度を最大にすることで獲得することができます。(全員最大にする必要はなく、誰か1名だけでOKです)
ウィッシュベールのタウンレベルを6にすると「親交度」が解放され、同時に「さらに聞き出す」(ウィッシュベールの仲間限定)を使用できるようになります。
この「さらに聞き出す」を仲間キャラに使用する(聞き出す際、アイテムが必要となる場合もある)ことで親交度が上昇し、これを2回行えば各キャラ親交度が最大になります。
【竜を超えし者】
本作最強の裏ボス「祖竜アマツカミノオロチ」を撃破することで獲得することができます。
まず、この裏ボスと戦うには、真エンディングルートをクリアしている必要があります。
真エンディングルートをクリアしたデータをロードして、ラストダンジョン内の「虚栄の輝空」に行くと、新たにワープゾーンが出現しており、その先に行くと戦うことができます。
アマツカミノオロチは、最強の裏ボスだけあって、本体のHPは120万とダントツで多く、攻撃力も非常に高いです。
しかし、本作では、レイメという最強キャラがおり、物攻増強のナッツ(できれば会心増強のナッツも)をこのキャラに与えまくって基礎攻撃力を999にしておけば、5ターンすら掛からないくらい速攻で撃破することができます。
ドーピングしたレイメを使用するのであれば、あえて攻略を語るまでもないかと思いますが、万全を期すなら、事前にHP・SPが20%上昇する(20ターン)料理を食べておき、開幕で主人公の必殺技「霊薬公ドーターの恩恵」を誰か一人に使用してアイテムを全体化させておくと良いかと思います。こうすることで、「超回復のジャム」で全員のHP・SP・BP・必殺ゲージを即座に全回復できるため、フルブーストのアビリティや必殺技を連発することができるようになります。
レイメには、可能な限り火力が上がるように、サポートアビリティで「ダメージ限界突破の極意」と「極限の力の極意」(消費SP2倍になるがアビリティの威力アップ)を装備させ、さらにアクセサリー「進化の重牙」(ブーストした時のダメージ増加)と「一気呵成の爪」(クリティカル発生時のダメージ増加)を装備しておくと良いかと思います。
その他は、ナッツで属攻を底上げしたサイラスやアイラ等を使用して魔法をぶっ放すなり、リシャールでバフをかけるなり、お好きなやり方でボコボコにしてあげれば良いかと思います。
トロフィー解説は以上です。
《トロコン難易度》
冒頭でも少し触れさせていただいたとおり、過去作と比較すると、やりこみ要素のボリュームが大幅に増しており、全てを網羅するにはそれなりに時間が掛かりますが、時限トロフィーは一切なく、戦闘面に関しても、超性能のキャラが存在していることから、詰まる要素はほぼ無いと感じたため、☆2程度が妥当であると思いました。
《総評》
私自身、過去のナンバリング作品が大好きで、トロコンするほどやり込みましたが、「大陸の覇者」に関してはプレイしていませんでした。
そもそもソシャゲ自体に勝手な苦手意識を持っており、本作はそれをベースに再構築されたということで当初は不安を抱いていましたが、いざ蓋を開けてみると、本当に素晴らしい出来映えで感動しました。
特にストーリー展開と演出はさすがと言わざるを得ないほどの仕上がりで、中でも最後の総力戦は、まさにマーヴェラスの一言でした。
作業を強いられるトロフィーがあるわけでもないのに、気付けば90時間もプレイしており、最後の最後まで楽しませていただきました。
RPG好きには自信を持ってオススメできる作品だと思いますので、是非一度プレイしてみてください。
レビュー
コンプ時間
90時間