レビュー詳細

ドラゴンクエストI&II
RPG・SRPG 2025年 11月 02日 729
” あの頃、僕らは勇者だった ”
(Updated: 2025年 11月 10日)
コンプ難易度 
 
2.0
 
 

 「ドラゴンクエスト」は、今から約40年前の1986年に、堀井雄二氏、中村光一氏、そして今は亡き鳥山明氏、すぎやまこういち氏と、各分野のプロ達の手で作り上げられ、エニックス(現スクウェア・エニックス)より初代ファミコン用ソフトとして発売されました。
 当時、「ロールプレイングゲーム(RPG)」というジャンルどころか、定義すら曖昧だった日本において、その言葉の意味を独自に定義づけ、万人向けRPGの雛形を作った、まさに「伝説の始まり」と言える作品です。
 「勇者」、「魔王」、「冒険」、「宝」、そんな誰もが思い描いた夢の世界が、たった64KBのカセットに詰め込まれ、日本中の子供達を冒険に旅立たせました。
 また、本来の「ロールプレイ」とは一線を画す国産RPGの進化方向を決定付け、今日に至るまでに生み出された全てのJRPGに影響を及ぼすこととなりました。
 そんな歴史的タイトルをHD-2Dでリメイクしたのが本作になります。


 トロフィーについてですが、ⅠとⅡそれぞれにプラチナトロフィーが設けられているわけではなく、あくまでも1作品扱いです。
 また、時限トロフィーは一切なく、ゲーム難易度についても、先に発売されたドラクエⅢのHD-2Dリメイク同様、「楽ちんプレイ」(HPが1以下にならず、即死魔法も効かなくなる)が実装されていることから、詰まる要素はほぼないため、気楽にトロコンまでプレイできるかと思います。
 なお、トロフィーに関係する各種収集要素(倒したモンスターの数、覚えた特技・呪文、発見したアイテムの数、小さなメダル発見数など)は、全てメニューの「せんれき」から確認することが可能です。


↓以下個別トロフィー解説↓
※解説の都合上、一部ネタバレを含む点はご容赦ください。また、公式のトロフィー順ではなく、「ドラゴンクエストⅠ」と「ドラゴンクエストⅡ」のトロフィーに分けて解説させていただきます。


☆ドラゴンクエストⅠのトロフィー☆


【全ての始まり】【伝説の大盗賊】【激闘】【要塞の守護人形】【5つの紋章を作りし者】【光を取り戻した者】
全てメインストーリー進行で獲得することができます。


【よろいの番人】
「ドムドーラ」で「あくまのきし」を撃破することで獲得することができます。
あくまのきしとは、かなり早い段階でも戦うことができますが、「楽ちんプレイ」を使用しない場合の推奨レベルは30以上とかなりの強敵であるため注意しましょう。なお、撃破すると、その先で「ロトのよろい」を入手することができます。

《参考サイト/あくまのきしの場所》
https://gamewith.jp/dq1-2/479975


【アレフガルドの救世主】
モンスターを800体討伐することで獲得することができます。
「楽ちんプレイ」があるからボス戦以外ほとんど戦闘していないというような特殊なプレイスタイルでもない限りは、通常プレイの範疇で容易に達する程度の討伐数であるため特に気にする必要はないかと思います。
ちなみに、私の場合は、過度なレベリングを行わずストーリーを進めていましたが、それでもラストダンジョン突入時点で討伐数は既に1100体に達していました。


【アイテム殿下】
アイテムを150種見つけることで獲得することができます。
アイテムは全部で191種あり、道具、装備品からだいじなものまでカウントされることから、ショップで持っていない道具や装備品をわざわざ買い占めるというようなことをする必要は全くなく、通常プレイの範疇で容易に達する程度の数であるため特に気にする必要はないかと思います。
ちなみに、私のクリア時点でのアイテム発見数は178種でした。


【剣神】
全ての呪文(全24種)と特技(全23種)を習得することで獲得することができます。
呪文と特技は、合わせると47種あり、その内、25種はレベルアップで習得しますが、残りの22種は、ダンジョンの宝箱等から発見できる「巻物」から習得する必要があります。

《参考サイト/全巻物入手場所一覧》
https://game8.jp/dq1remake/734376


【メダルマスター】
「メダル王の城」にいるメダル王から、全ての景品を貰うことで獲得することができます。
メダル王からは、「小さなメダル」を渡した数に応じて景品を貰うことができますが、全ての景品を貰うには、世界中にちらばる40枚全てのメダルが必要です。
小さなメダルは、壺、タル、宝箱はもちろんですが、一見何も無いところにも落ちていることから、自力で見つけるのは非常に困難なので、攻略サイトを参考にしつつ、「とうぞくのはな」(現在いるマップの未入手アイテムの数がわかる)と、「レミラーマ」(画面内にある未入手アイテムの場所を光らせる)を併用して収集していくことをすすめます。

《参考サイト/小さなメダル入手場所一覧》
https://game8.jp/dq1remake/732663


【巻物ルーキー】
「巻物」を初めて使用した時に獲得することができます。
特に気にする必要はありません。
なお、このトロフィーは、ドラクエⅡを先にプレイしている場合は、そちらでも獲得可能です。


【しんでしまうとは なにごとだ!】
初めて全滅した時に獲得することができます。
特に気にする必要はありません。
なお、このトロフィーは、ドラクエⅡを先にプレイしている場合は、そちらでも獲得可能です。


【よみがえる伝説】
ロトの武器と防具を全て装備することで獲得することができます。
対象となる物は、「ロトのつるぎ」、「ロトのかぶと」、「ロトの盾」、「ロトのよろい」の4種です。(※アクセサリーの「ロトのしるし」は含まれません)
これらの武器と武具を装備すると、主人公の衣装がロト装備に変化します。

《参考サイト/ロト装備入手方法》
https://game8.jp/dq1remake/735655


【ゆうべは おたのしみでしたね】
同行者がいる時に、宿屋に泊まることで獲得することができます。
ラダトームの宿屋と道具屋の間の橋上にいる女性に話しかけると、一時的に同行者(街から出ると自動的に同行者から外れる)となり、その状態で宿屋に泊まればOKです。
なお、「ローラ姫」を救助してラダトーム城へ送り届けるまでに宿屋へ宿泊することでも獲得可能です。


【錬金マスター】
「妖精の隠れ里」において、錬金で作成できるアイテム(全8種)を全て作成することで獲得することができます。
妖精の隠れ里では、ストーリー進行で5つの紋章を作成することになりますが、「雨のほこら」で「マーダーゴイル」を撃破してルビスが復活した後は、同じ場所で錬金を行えるようになります。
錬金といっても、作れるものはたいしたことのない消耗品ばかりで、要求される素材も簡単に入手することができます。

《参考サイト/錬金で作れるアイテム一覧》
https://game8.jp/dq1remake/736278


【セカイノ ハンブン】
ラスボスである「りゅうおう」と戦う直前に、「世界の半分が欲しくないか」と問われますが、その際に「はい」を選択し、続く問いにも「はい」と答えることで、いわゆるバッドエンドとなりトロフィーを獲得することができます。
なお、バッドエンドといっても、実際はいわゆる夢オチとして、リムルダールの宿屋に戻されるだけであり、一切デメリットはありません。
ただし、演出の都合で武器が装備から外れていますので、再度装備し直すのを忘れないようにしてください。


【ぽっ…。】
ローラ姫を救助した後、ラダトーム城へ送り届けることで獲得することができます。
ローラ姫は、メインストーリーで「沼地の洞窟」のドラゴンを撃破すると、一時的に同行者となり、その状態でラダトーム城に入ると完了となります。
なお、あえてラダトーム城へ送り届けず、その後も一切ラダトーム城に立ち入らなければ、そのまま一緒に冒険することもできますが、トロコンを狙う場合は、「さいごのかぎ」入手後に、巻物等の回収で結局ラダトーム城へ入らなくてはならないため、こだわりがない限り、ここで送り届けておくことをすすめます。(どうしても連れて行きたい場合は、トロコン用とは別にセーブデータを分けておくと良いかと思います。)


【新たなるロトの時】
吟遊詩人である「ザライ」のサブイベントを最後まで見届けることで獲得することができます。
ザライとは、ストーリー序盤の「忘れられた廃墟」で出会いますが、以降、メインストーリー進行と共に特定の場所へ移動し、順番に話しかけていくことで完結となります。
訪れる場所と順番は、下記サイトを是非参考にしてみてください。

《参考サイト/ザライの場所一覧》
https://game8.jp/dq1remake/735065


☆ドラゴンクエストⅡのトロフィー☆


【使命を帯びて】【いやー さがしましたよ】【気軽に呼んでください】【海原に漕ぎ出して】【あたしが守ってあげるからね】【力の証明】【大灯台に潜むもの】【雨降って地固まる】【人魚の街】【狙われた紋章】【海底の研究所】【精霊の目覚め】【あっぱれだ!!】【一面の銀世界】【悪霊の神々】【闇に落ちた大神官】【新たな王の誕生】
これらは全てメインストーリー進行で獲得することができます。


【おかえりなさい】
真エンディングを見ることで獲得することができます。
下記の条件を満たすと、真エンディングとなります。
①メインストーリーをクリアする(「ドワーフの洞窟」及び「無限の回廊」が開放される)
②「7つの思い出」を全て集める(※クリア前でも全て収集可)
③ロト装備を全て集める(※クリア前でも全て収集可)
③無限の回廊を踏破し、「ひかりのたま」を入手する
④「竜王のひ孫」へひかりのたまを渡す
⑤ロト装備を全て身に着けた状態で竜王のひ孫と戦い撃破する(「ロトのつるぎ」と「ロトの盾」が強化される)
⑥再度ラスボスを撃破すると、続けて裏ボスが出現し、撃破すると、スタッフロールの後に真エンディングとなる。

《参考サイト/7つの思い出の場所一覧》
https://game8.jp/dq2/736283
《参考サイト/ロト装備入手場所一覧》
https://game8.jp/dq2/707787


【みごとだ】
隠しボスの「しんりゅう」を撃破することで獲得することができます。
メインストーリーをクリアすると、「妖精の城」の1階に光が出現し、中に入ると「ゼニスの城」へ行けるようになります。さらにゼニスの城から奥へ進むと「謎の塔」へ行くことができ、この塔の最頂部に到達すると、しんりゅうと戦うことができます。
なお、ドラクエⅢと同じく、指定されたターン(初回は35ターン、2回目は25ターン、3回目以降は15ターン)以内に撃破するたびに、次の5つの中から一つ願いごとを叶えてもらうことができます。

・強い武器が欲しい(1回限り選択可)
 ⇒「ルビスの剣」(道具として使用するとギガデイン発動)が貰える
・新しいふくびき屋で遊びたい(1回限り選択可)
 ⇒ゼニスの城に新たなふくびき屋(はぐれメタル装備が当たる)が出現する
・武の巻物がほしい(何度でも選択可)
 ⇒「会心必中」の巻物が貰える(何度でも選択可)
・魔の巻物が欲しい(何度でも選択可)
 ⇒「魔力かくせい」の巻物が貰える
・ギャルの巻物が欲しい(何度でも選択可)
 ⇒「ぱふぱふ改」の巻物が貰える

特にこだわりがない場合は、ゲーム難易度を「楽ちんプレイ」に設定した上で、下記のとおり戦えば、15ターンどころか5ターンすらかからず撃破できることもあります。(あくまでも一例です)

①ゼニスの城のダメージ床でパーティ全員の体力を半分以下にし「超絶技」を発動できるようにしておく
②戦闘が始まったら、ローレシア王子は「超ちからため」(「ちからため」の超絶技)、サマルトリア王子は「マダンテ」(「メガンテ」の超絶技)、ムーンブルク王女はサマルトリア王女にバイキルト、サマルトリア王女は「戦陣の凱歌」(「ちからため」の超絶技)
③2ターン目、ローレシア王子は「竜王斬り」(「ドラゴン斬り」の超絶技)、サマルトリア王子は任意行動、ムーンブルク王女はローレシア王子へ「バイキルト」、サマルトリア王女は「雷竜打ち」(「双竜打ち」の超絶技)
④こちらのパーティのレベルにもよりますが、この時点でしんりゅうのHPは半分以上削れているかと思いますので、後は②③同様に、ため行動からの攻撃を行えば、ほぼ間違いなく10ターンはかからないです。また、「たたかいのドラム」(味方全員にバイキルトの効果)を持っているのであれば、さらに安定した早さで撃破することも可能です。


【魔物狩りの第一人者】
モンスターを1,500体討伐することで獲得することができます。
ドラクエⅠ同様、「楽ちんプレイ」があるからボス戦以外ほとんど戦闘していないというような特殊なプレイスタイルでもない限りは、通常プレイの範疇で容易に達する程度の討伐数であるため特に気にする必要はないかと思います。
ちなみに、私の場合は、過度なレベリングを行わずストーリーを進めていましたが、それでもラストダンジョン突入時点で討伐数は既に2000体に達していました。


【アイテムプリンス】
アイテムを320種見つけることで獲得することができます。
アイテムは全部で400種あり、ドラクエⅠ同様、道具、装備品からだいじなものまでカウントされることから、ショップで持っていない道具や装備品をわざわざ買い占めるというようなことをする必要は全くなく、通常プレイの範疇で容易に達する程度の数であるため特に気にする必要はないかと思います。
ちなみに、私の場合、裏ダンジョン含め全てクリアした時点でのアイテム発見数は373種でした。


【破壊神】
全ての呪文(全61種)と特技(全74種)を習得することで獲得することができます。
4人パーティとなったことで、当然ながらドラクエⅠよりも数が増えており、巻物も全部で55種あり、中には「しんりゅう」の願い事でしか入手できないものや隠しダンジョンに落ちているものもあるため、コンプリートできるのはクリア後になります。

《参考サイト/巻物入手場所一覧》
https://game8.jp/dq2/734672


【メダル勇者】
「メダル王の城」にいるメダル皇帝から、全ての景品を貰うことで獲得することができます。
ドラクエⅠ同様、全ての「小さなメダル」を収集する必要がありますが、その枚数は80枚と倍になっています。
探し方はⅠと同様に、「いぬのはな」(「とうぞくのはな」の効果)と「レミラーマ」を併用すると良いかと思います。
ただ、レミラーマは巻物からしか覚えられず、普通に進めていると、入手できるのは終盤にさしかかる頃になってしまいますので、効率を求める場合は、船を入手して海上を移動できるようになったら、「楽ちんプレイ」に変更してでも「テバ」の東にある「ひみつの場所」へ行き、「レミラーマの巻物」を回収しておくと良いかと思います。
なお、小さなメダルの入手場所は下記サイトを是非参考にしてみてください。

《参考サイト/小さなメダル入手場所一覧》
https://game8.jp/dq2/734735
《参考サイト/レミラーマの巻物入手場所》
https://game8.jp/dq2/735202


【メタルハンター】
「メタルスライム」と「はぐれメタル」を合わせて10体倒すことで獲得することができます。
シリーズお馴染みのレアモンスターですが、通常プレイの範疇でも遭遇することは多いため、特に気にする必要はないかと思います。
なお、主な出現場所は下記サイトを是非参考にしてみてください。

《参考サイト/メタルスライム、はぐれメタルの出現場所》
https://game8.jp/dq2/735773


【白き竜】
隠しボスである「竜王のひ孫」を撃破することで獲得することができます。
前述の真エンディング到達条件のところでも少し触れさせていただきましたが、竜王のひ孫は、ゲームクリア後に開放される「無限の回廊」の最奥から「ひかりのたま」を入手し、それを手渡すことで戦うことができるようになります。
無限の回廊は、全25エリア構成と非常に長いダンジョンになっており、一度ダンジョンへ入ると、旅の扉があるエリアへ到達するまでルーラやリレミトを使用して脱出することはできず、また、旅の扉で脱出してしまうと、最初からやり直しになってしまいますので、事前準備をしっかりして挑みましょう。(こだわりがなく効率を求める場合は「楽ちんプレイ」推奨)
なお、竜王のひ孫は、ドラクエ1と同じく通常形態と竜形態の2連戦ですが、無限の回廊を踏破できたのなら、難なく撃破できるかと思います。

《参考サイト/無限の回廊マップ》
https://game8.jp/dq2/736537


【おめでとうございます!】
福引で特等を当てることで獲得することができます。
福引所は、7カ所の街(内1カ所はしんりゅうの願い事で出現)にあり、様々な場所で入手できる「ふくびき券」を使用することで福引できます。(※序盤の街の福引所は、1枚のふくびき券で1回福引できますが、街によっては、1回につき2枚のふくびき券が必要で、しんりゅうの願い事で出現する福引所に至っては1回につき3枚が必要になります。)
特等と言っても、出る確率はそんなに低確率ではなく、リセマラも可能なので、10回分まとめて回せる数のふくびき券を入手できたら、任意の福引所で福引を行い、出なかったら回す前のデータをロードするというのを繰り返せば、そのうち出るかと思います。

《参考サイト/福引所の場所一覧》
https://game8.jp/dq2/734359


【いぬねこ天国】
パーティーメンバー4人全員でぬいぐるみを着ることで獲得することができます。
ぬいぐるみは、鎧と同じく体の装備品で、「いぬぐるみ」と「ねこぐるみ」の2種類あり、装備するとキャラの見た目が変化します。(トロフィー的には、2種を誰に装備させるかは関係ないため、好きな組み合わせで大丈夫です。)
入手方法は様々で、宝箱だけでなくモンスターからのドロップ等でも入手できますので、下記サイトを是非参考にしてみてください。

《参考サイト/ぬいぐるみ入手場所》
https://game8.jp/dq2/736489


【宝物庫の番人】
海底宝物庫の「キラーマジンガ」を撃破することで獲得することができます。
海底宝物庫は、南海、西海、北海の3カ所あり、南海と西海の宝物庫は、「マーメイドハープ」を入手して潜水できるようになれば行くことができますが、キラーマジンガのいる北海の宝物庫は深海にあることから、通常の潜水では行くことができず、メインストーリー進行で紋章を5つ集めてマーメイドハープを強化し、深海に行けるようになってからになります。
キラーマジンガ自体は、確かに強くはありますが、ボスというわけではなく、HPもそこまで高くないため、撃破は難しくないかと思います。
ちなみに、キラーマジンガは、クリア後に解放される「無限の回廊」には普通に雑魚敵として出現します。

《参考サイト/海底宝物庫の場所》
https://game8.jp/dq2/736405



トロフィー解説は以上です。

◎プレイ時間内訳
 ドラゴンクエストⅠ:14時間
 ドラゴンクエストⅡ:45時間
 合 計      :59時間
 ドラクエⅡは、タネのステ振りにリセマラをしたり、レアアイテムの収集に時間をかけていましたので、それらを省いた上で、効率良くプレイしていれば、数時間単位で短縮できたかと思います。

◎トロコン難易度
 冒頭でも少し触れさせていただいたとおり、時限トロフィーは一切なく、過度な収集を求められるトロフィーもないことに加えて、「楽ちんプレイ」で実質無敵になれることから、戦闘面においても詰まる要素はないと考えられるため、☆2程度が妥当だと思います。

◎総評
 先に発売されたドラクエⅢのHD-2Dリメイク同様、「楽ちんプレイ」が実装されているからか、敵は割と強めに設定されており、どちらかと言うと、ボスよりも雑魚敵の強さが少し気になりましたが、超絶技が新たに実装されたことで、戦術の幅が広がったことは非常に良かったです。
 私自身、原作が発売された当時は生まれてすらおらず、初めてシリーズに触れたのは、ゲームボーイに移植されたドラクエⅢでした。
 当時原作をプレイした方の話を聞くと、まさに夢のような作品だったそうですが、SNSやスマホどころか、携帯電話すら無かった時代だったからこそ、教室にはたくさんの勇者達がいて、それぞれの冒険譚で盛り上がっていたそうです。
 特に、今でもシリーズにおける高難易度ダンジョンの最高峰に君臨し続けているドラクエⅡ原作の「ロンダルキアへの洞窟」については、当時ほとんどの勇者達が幾度となく教会送りにされていた中、攻略本を学校に持って来た者は一躍人気者になれたそうで、そんなほほえましい時代も生きてみたかったとガラにもなくセンチな気分に浸りながらプレイしていました。
 昨今、リメイクばかりと批判されているスクエニですが、個人的には、昔ながらのコマンドRPGが本当に大好きなので、これからも引き続きリメイク、リマスターにも力を注いでくれることを願っています。
  
 
 

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コンプ時間
59時間

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