マリーのアトリエ Remake ～ザールブルグの錬金術士～

アトリエシリーズの記念すべき処女作、A1が26年の時を超えてフルリメイク。
私は2000年頃に発売されたWin版をプレイ、エリーもこのときでした。
リリー、ユーディー以外のA◯◯は全てプレイ済みです。

オリジナル版にはなかった無期限モードが追加されていますが、有期限の場合限定のイベントが3つほどあるので、トロコンのためには有期限モードも最低1回はプレイが必要。
PS4版→PS5版へのアップグレードは可能で、セーブデータも移行可能。
ただし、インポートしたセーブデータを使っても自動でトロフィーがピロンピロンするわけではなく、条件は再度達成する必要あり。
無期限モードで多数のエンディングを見られるデータを用意しておけば楽。

以下、エンディング等のネタバレがありますので注意。

【無事合格……？】～【伝説の二人】
エンディングは全7種、優先度順で下ほど優先されます。
１．ランク６以上のアイテム未作成（バッドエンド、イベントリスト上は2周目以降限定）
２．ランク６以上のアイテム作成済み
３．賢者の石作成済み
４．エアフォルクの塔でファーレン撃破（ランク６以上未作成でも、撃破した時点で本エンディング以上確定）
５．マリーのレベル50、シアが病気になっていない（回復だけでなく、そもそも病気イベント起こしていなくても該当）
６．アイテム図鑑100％
７．マリー、シアのレベル50、シアの病気治療済み
特に注意したいのは３と６。
３の賢者の石を作成するためには、シアの病気を治すことでもらえるアイテムが必須。
また、賢者の石まで作成するとそれなりの経験値を入手することになるので、５の条件であるマリーレベル50になりやすい。
６については、前のデータを引き継ぐなどしてアイテム図鑑を引き継いだ場合に注意が必要。
アウラさんのお店で買える器具類、図書室の暗証カード、城に入る許可証以外、前周で登録されていたアイテムは登録済み。
一番調整しやすいのは器具類のうち、シャリオチーズ作成後に買えるようになる「ねずみとり」を買わないこと。
７についてはシアと一緒にエアフォルクの塔へ行きまくればOK。

【魔物ハンター】
注意したいのは図鑑１ページ目の１～３、盗賊関連と、３ページ目のピンクぷにと銀ぷにの間の金ぷに。
盗賊はおそらくシュワルベ加入イベントまで、かつ３体目の盗賊リーダーはマイヤー洞窟への道中にしか遭遇しない。
盗賊リーダーに会えなければ出直しが必要。
金ぷにはストルデルの滝への道中に出現。
初遭遇時はミニゲームなので、２回目の遭遇が必要＆かなり出にくいので運も少々。

【ゴシップコレクター】
うわさ話は周回でリセットされるので注意、同一周回内で全て集める必要がある。
大抵は自然と集まるでしょうが、強いて注意すべきものを挙げればナタリエ加入時イベントから１ヶ月限定のものくらい。
私は１周目これを逃しました。

【風ニモ負ケズ】～【ミニゲームマスター】
これらミニゲームは本編中に遊べるものではなく、クリア後のExtraから入る方。
ゴールドメダルの基準がわかりませんが、全て１回でゴールドだったので基準は高くないと思います。

【愛される錬金術士】
友好度は一緒に冒険に出て帰ってきた時に１上がるのと、依頼やイベントなどでの上昇。
近くの森に行って即帰宅すれば、１日で友好度１上げられます。
ちなみに下記離脱する仲間も含めて１００にする必要があるので、ルーウェンとキリーは特に注意。
無期限モードなら気にしなくてよいですが。

【たくさんの思い出】
一番大変なトロフィー。
クリア後のExtraから入れる中央劇場ではなく、本編中のイベントリストの方。
無期限モードでは出ないイベントが３つ（エンディング１ヶ月前、ルーウェン離脱、キリー離脱）あり、これらは有期限モードの方でやる必要があります。
他に気をつけるべきは、
・エンデルクの友好度５５以上にして近くの森でのイベントを起こしてからフラン・プファイルを倒すこと
・キリーと一緒にファーレンを倒した後、離脱するまでの間に友好度８０にしておくこと
・日の目を見るものたち　１～６は年に１回、５年しかないので１周で見られるのは有期限モードの場合最大５人。最下位タイの場合はランダムの模様。
・どのイベントも基本的にお断りすると以後のフラグが折れるので注意。
といったところ。
全ての項目が開示された状態になる必要があるので、有期限モードだとエンディングの関係で７周必要になってしまいます。
無期限モードならエンディング後、クリアデータから再開できるので優先度下の方からやっていけばOK。
バッドエンドを載せる必要があるため、最短でも２周は必要です。

イベントリストのため時限要素が多いのですが、１周が結構シンプル＆サクサクなので難易度は☆1寄りの2といったところ。
戦闘はハードだとやれることが少なく厳しいですが、ノーマル・イージーなら余裕かと。
採取関連はオリジナル版は全てランダムだったのが、本作では特定のものを狙って採取できるのでかなり簡単。

アトリエシリーズの原点だけあり、リメイクされてもかなりシンプル。
流石に20年以上前のことなので、オリジナル版の記憶も薄れており、思い出半分、新鮮さ半分で楽しめました。
遊びやすさを考えて作成された良リメイクだと思います、ちょっと声が全体的に棒読みだったり合ってないくらい。

話は変わりますが、数日前アトリエシリーズの最新作A25が発表されました。
新作発表会と銘打って、「スマホゲーです！」だけならまだしも、A25を冠したのは不愉快の極み。
アトリエのナンバリングなんて信者くらいしか気にしてないでしょうに、その信者の期待を全力で裏切るスタイルには痺れました。
PV見ながら「背景的にSwitchのみかなぁ、でも設定もキャラも雰囲気あっていい感じ！」なーんて呑気に思ってたら、「事前登録受付中！」は流石に真顔になりました。
20年以上アトリエファンをやってきましたが、今回の発表は到底受け入れがたい。
今後A26とかが仮にCSで出てきたとしても、多分もう触れないと思います。
奇しくもマリーのアトリエというアルファがオメガになるとは予想していませんでした。
「ばいばい、アトリエ」というライザ３のキャッチフレーズですが、まさか次回作でファンから使われるためのフレーズだったとは。
20年以上ありがとうございました、楽しかった。