レビュー詳細

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RPG・SRPG 2024年 10月 13日 987
終わりと創まり
(Updated: 2024年 11月 08日)
コンプ難易度 
 
3.0
軌跡シリーズ2年ぶりの新作。
タイトルは変わっていますが、黎2の直接的な続編で主人公も続投なので実質的に黎の軌跡3。
システム的には黎を踏襲しつつも、閃で登場したブレイブオーダーのような要素も実装され、現在のシステムの集大成と言っていいくらいの作品。
黎2や創のようなやり込み型ダンジョンもあるので、戦闘が好きな方はかなり楽しめる仕様になっています。
トロフィーの内容は前作とほぼ同じなので、取得方法もさほど変わりません。


・グレートスプリガン
アチーブメント全達成トロフィー。前2作同様このトロフィー獲得の過程で他トロフィーは全て集まります。
LGCアライメントの関係で2周しないと埋まりません。

※達成が面倒なアチーブメント
・グリムポータル発見数
全23か所。基本的に1マップに1か所あるのでくまなく探すように。特にクレイユ村跡地など見落とし注意。
アンカーヴィルは病院、物流倉庫にもあります。物流倉庫は駐車場にあるので、翌日に再度訪れる必要あり。
・庭城ランクS
条件を達成した状態でクリアする。基本的に何回か攻略することが前提なので時間はかかります。
ボスのターン数制限は難しいようなら難易度を下げるといいかもしれない。
・150ヒット
序盤でやるならヒット数の多いリィンやケビンのSクラ+アーツのカタラクトウェイブなど併用。
中盤あたりに庭城でカシムを使える機会があるので、適当な雑魚敵を数体巻き込んで彼のSクラを1回撃つだけで楽に達成できる。
達成報酬のグラールロケットがかなり役立つアクセサリなので早めに入手しておきたい。
・タクティカルボーナス×4.0
個別にトロフィーがあるのでそちらを参照。
・ポム100体撃破
フィールドで出てくるものは倒しにくいので、庭城で固定マスを狙った方がいい。
・グリモワール2000回解読
普通にやると非常に時間がかかる項目。最終盤まで残しておいてもいいなら、ポータル全発見でGトークンが30万個貰えるのでこれを使えばOK。

・AAA事務所
お馴染みの評価ランクトロフィーで今作は385ポイントでAAAランク到達。
メインストーリー+サブクエをこなすだけではポイントが足りないので、黒の庭城関係や導力ロック宝箱のハッキングなども並行してやる必要があります。

・LGCマスター
LGCアライメントのLVを全部最大にすると獲得。
例のごとく1周ではポイントが足りないので2周必須。
基本的に特化させないと1周では4止まりで最大まで行かない。
今作も前作同様にLGCの値でシナリオが分岐することはない(前作はそれでも最大にすると最強武器の素材が追加で手に入ったが、今作はそれすらなくなった)ので、トロフィーのためだけに存在していると言っても過言ではなく、実質死にシステムと化した状態なのが残念。

・コネクトマスター
全31名のコネクトポイントを最大にする。
プレイアブル24人(+トワ、ラピス)は庭城でジェムカード(1キャラにつき3個?)が手に入るので簡単。
ただし映画を見るのを忘れると最大にならない可能性が出てくるので注意。
今作では映画を2回見れる機会が多く、特にリィンとケビンのルートは一回でも忘れるとギリギリで上がりきらない模様。
ヴァンルートはメイン8人以外の出入りが激しいので、映画を見る際はスポット参戦のキャラを中心に誘っておくと無難。
今作では狭間の領域で見なかったコネクトイベントもコネクトピースと引き換えに見ることができ、ポイントもしっかり加算されるので、コネクトのためだけに周回は不要になったというのは大きな改善点。

・バトルマスター
戦闘ノートの項目をEX以外全て埋めることで獲得。
一部のクエスト限定の敵はEX扱いなのでスルー可能ですが、庭城も含めて全てこなす必要があるので地味に面倒。
全2作同様に道中の敵を全て倒していけば基本的に達成可能ですが、↓でも挙げられている通り一部e+付きの敵の倒し忘れに注意。
中でも2部ヴァンルート②で訪れる歴史保全区画はこの手の敵が大量に出るので漏れが起こりやすいです。

・ブックマスター
今作も映画パンフレット(12冊)とニュース誌(10冊)の2種類。
ニュース誌はデイリーサルバッドやバーゼル通信など名前が違うものもありますが、基本的にタイレル通信と同じ扱い。
映画は別にトロフィーがあるのでそちらで解説。

・フィッシングマスター
恒例の釣りトロフィー。
全28種のうち27種はグリムガルテン内でも釣れるので、一回も釣りをやっていなくてもここだけでコンプ可能。
最後の獅子王だけは3部リィン編のクエストでしか釣れないので忘れないように(このクエスト自体釣りを進めて最大1歩手前までロッドレベルを上げないと受注できない模様)。

・グルメマスター
前作同様食べてポイントを上げる形式。
全部食べなくてもレベルは最大になるので問題なし。
コンプする場合は例のごとく地方でしか売っていない限定品に注意。

・トレジャーハンター
宝箱187個開封で達成。前2作までは多少取り逃しても問題ないように緩和されていましたが、今作ではラスダンまでで総数が187なので取り逃しは許されない仕様に戻りました。
ストーリーの進行上再探索不可能な場所も多く、シャードスキルのゴールデンアイを常時付けた状態で隅々まで探索することを推奨。
とはいえ昔のように周回ごとにリセットされるわけではなく、2周目に情報を持ち越すことが可能なので以前より楽になったとは言えます。

※逃しやすい宝箱
・アンカーヴィル物流倉庫のハッキング宝箱⇒場所は外側の駐車場。初めて来たときはイベントがあるので探索ができない。
翌日の自由行動時に来ることができるが、特に何があるわけでもないので非常に見落としやすい。
・クレイユ村のハッキング宝箱⇒ハルワタート号の停泊場所の裏あたり。初めてこのマップに来たときは近づくとイベントが発生して戦闘になるので、戦闘後に1マップ戻る必要があって忘れやすい。

・オーブメントマスター
仲間キャラ24人のオーブメント全開封で獲得。
対象人数は多いものの、今作は極端に戦闘回避とかしてなければわりとセピスも貯まりやすく、そこまで苦労することはないかと思います。
足りなければ庭城のポムが出るマスをひたすら出入りして稼ぎましょう。

・ギフトの達人
ギフトアイテムは全61個でそのうち45個なので極端に買い逃したりしていなければ簡単に達成可能。
それまで漏れがなければ3部のヴァンルートでアンカーヴィルに来たあたりで達成可能。
2周目に重複して贈れないのは前2作と同じ。

・至高の戦技
誰か1人のクラフトレベルを最大まで上げる。
今作ではクラフトを戦闘で使い続けることでレベルが上がる仕様になったので、石を集める負担が減ったのはかなり大きいです。
それでもクラフトの数が多いヴァンなどは時間がかかって面倒なので、レンやアルティナなどのクラフトが少ないキャラに絞って上げた方が効率いいのは今作も同じ。

・業物コレクター
24人分の最強武器作成には素材となる黒玉鋼も24個必要。
他のトロフィーを集める過程で手に入るのは12個なので、残りは作業で手に入れることになります。
一番手っ取り早いのはグリモワール解読ですが確定入手ではないので、確実に手に入れたいならUマテリアル+×10での交換になると思います。

・無類のシネマ通
全12種類。数に対して見る機会自体は多いのでコンプは簡単。
今作ではイーディス以外でも映画館が存在するので、リィン、ケビンのルートでも映画を見ることが可能。
この2ルートでしか見れない映画が3作品あるのでチェックを忘れずに。

・稀代のスイーツ通
全46種類。グルメマスター取得の一環で通る道ですが、全ルートに満遍なくあるので取り忘れ注意。
庭城のエプスタイン工房でも2種類売っており、それぞれストーリー進行で追加されるので買い忘れないように。

・神速怒涛
フィールド、コマンド合わせてZOCを500回使用で獲得。
フィールドではR3長押しで発動できるので出し惜しみせず積極的に使っていくこと。今作のコマンドバトルはZOCを使ってフルブーストで戦うこと前提で調整されている面があるので、普通にやれば終盤にはそれなりの回数は稼げているはず。
それでも500回はちょっと多いので面倒なトロフィーの1つであること間違いなし。

・絢爛攻守
今作も前2作同様意識的に狙わないと達成困難です。
フィールドバトル⇒ジャストスルー、チャージアタッカー、スクラムチャージャー、クイックソーサラー、スイッチャー、ZOC(コマンドバトルでも可)
コマンドバトル⇒ファストアタック、EXチェイン、スリースクラム、セブンラッシュ、アラウンドキル、ウィークメーカー、エクセルクラフト、アイテムラヴァー、シャードコマンダー、ミラクルチェイン
これで4.0は普通に超えるはず。
ノーダメージ、キャンセラーなど難しいのは達成しなくてもOK。
リベンジャーは倍率がデカいので×5.0を狙うなら欲しいけど準備が大変。
セブンラッシュはヴァンの煉気孔、リィンの神気合一、ジュディスのグリムキャッツなど硬直時間0の強化クラフトを使えば楽。
あとはアラウンドキル用に大量の雑魚敵を巻き込んでおくといいかも。

・Qアーツマスター
クイックアーツで敵を100体倒すことで獲得。
燃費が非常に悪いのでギミック作動以外にほとんど使ったことのない人も多いのでは?
アチーブメントに類似の項目があるものの、あちらは当てた回数なのに対してこちらは倒した回数なので注意。
終盤になった頃でアーツ攻撃力の高いアニエスやヨルダあたりを操作して庭城一層の雑魚(馬以外)を狩り続けるのが一番楽だと思います。

・稀代の魔導師
デュアルアーツを全種類使用することで獲得。
全部揃うのはヴァンルート⑥の手配魔獣戦後。
攻撃系のアーツは普通に攻撃手段として有用なので手に入り次第アーツキャラに持たせて使用していれば問題ないですが、補助技のシルフィードブレスはEP消費が非常に多いこともあってあまり使う機会が無いかもしれません。

・地獄の栄冠
恒例のナイトメアトロフィー。
いつもと同じく諸々引き継いで2周目でやった方が楽なのは間違いなし。
今作は章ボスが基本的に多人数で登場する上にZOCでの連続行動、シャードコマンド、Sブレイクを使ってくる関係で難易度は前作より高いと思いました。
ラスボスも普通に強いので、データを引き継いだ2周目であっても油断はならないです。
とはいえ、状態異常が通る敵が多いし、付け入る隙も結構多いので対策をしっかり練れば突破できる難易度にはなっていると思います。
ルートごとの難易度ですが、ヴァンルートはグレンデル変身ができますし、リィンルートはリィン自身が強いのであまり心配はいりません。
問題はケビンルートで、性能が一癖あるキャラ揃いな上にゲストの加入もほとんどなく、ほぼ全て4人だけで攻略しないといけないのがキツイ。
特に3部のこのルートはボスが強いことも相まって難易度は今作屈指と言えるかもしれません。



トロコン難易度は内容的にも特に変化がないので前作と同じでいいかと。

前作が微妙だったのもあってクオリティ面で心配しましたが、個人的にはストレスなく非常に楽しめたと思います。
ネタバレになるので細かくは語りませんが、ストーリーの進行面ではかなり賛否あると思いますし、今作では世界設定に関わる重大な事実が判明したこともあって、次回以降広げ過ぎた風呂敷をちゃんと綺麗に畳めるのかある意味心配なのも確かです。
ただここまで来たら今更プレイを辞めるという選択肢はなく、ちゃんと完結まで見届けたいと思います。

レビュー

コンプ時間
159時間 (1周目116時間+2週目43時間)

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