レビュー詳細
1/20000000の壁
(Updated: 2012年 5月 10日)
オート放置が可能なため、一部チャンスボタン系トロフィーを除いて全てのトロフィーが放置で取得可能であるが、鬼門とされる演出の出現率が絶望的なまでの確率であり、現状、取得可能なプラチナタイトルの中では恐らく最難関である。
よって放置するだけ、という面で求められるスキルは☆1であるものの、長時間作業の求められるタイトルが☆5となるように、"ゲーム難易度ではなくトロフィー取得難易度"という面からレビューした場合、この評価とならざるを得ない。
主だって厳しいとされる演出は次の3つ
Ⅰ:国連軍リーチ...出現率約10万分の1
Ⅱ:マルチ4分割リーチ...出現率約100万分の1
Ⅲ:ブランク図柄集合...出現率約2000万分の1
この2000万分の1という数字、ジャンボ宝くじ1等当選確率が約1000万分の1、LOTO6当選確率が約600万分の1という点から言っても、正気の沙汰ではない確率である。要は、宝くじを力技で当てるまで買い続ける行為に等しい。
本タイトルは実践モードでのみトロフィーが獲得できる仕様であり、スキップ、高速消化は使えないので、実時間をもってまわし続けるしかなく、一度のプレイでの上限時間は13時間という制限がある。一応あらかじめ釘状態のいい台が引けるまでロードを繰り返し、見つかったら以後その開始データをセーブして読み込ませれば多少の効率化は図れるであろう。
ある程度状態のいい台で13時間回した場合、総回転は約5000であるが、問題のブランク図柄集合は"通常時または時短中のみの発生"という更なる絶望的な仕様がある為、実際には5000回転全てが抽選対象になるわけではなく連チャン中、確変状態での回転数は言ってしまえば全て無駄な時間である。この点を加味した場合、純粋にブランクへの抽選が行われるのはおよそ3000~3500回転程。24時間フルに使ったとしても一日5000~6000回転程が限界であろう。
仮に確変を除いた、通常時5000回転/日のペースでひたすら回し続けたとして、ブランクの確率分母に到達するのは約4000日後。多めに見て6000回転/日としても約10年かかる。時間にして約50000時間、SO4や白騎士などの超長時間☆5タイトルが50~100本近くコンプできる計算である。
さらに恐ろしいのは、これは到達時間であって、コンプ時間ではないという点。これは確率なのだから、仮に2000万回転回したとして、ブランクが引ける保証はどこにもないという事である。正確な計算は省くが、2000万分の1を2000万回転以内に引ける確率はおよそ6割強。簡単に言えば、3人に1人は2000万回転以内に引けないのである。
長々となってしまい申し訳ないが、これからもし挑戦しようという方も現在挑戦中だという方も、自分が一体どれ程の確率に挑もうとしているのか、今一度再確認してもらいたい。まともにぶつかり合うのではなく、それこそ宝くじを買うような気持で、自分の運だめしとして付き合うくらいの心持ちで臨んだ方がいいかも知れない。
よって放置するだけ、という面で求められるスキルは☆1であるものの、長時間作業の求められるタイトルが☆5となるように、"ゲーム難易度ではなくトロフィー取得難易度"という面からレビューした場合、この評価とならざるを得ない。
主だって厳しいとされる演出は次の3つ
Ⅰ:国連軍リーチ...出現率約10万分の1
Ⅱ:マルチ4分割リーチ...出現率約100万分の1
Ⅲ:ブランク図柄集合...出現率約2000万分の1
この2000万分の1という数字、ジャンボ宝くじ1等当選確率が約1000万分の1、LOTO6当選確率が約600万分の1という点から言っても、正気の沙汰ではない確率である。要は、宝くじを力技で当てるまで買い続ける行為に等しい。
本タイトルは実践モードでのみトロフィーが獲得できる仕様であり、スキップ、高速消化は使えないので、実時間をもってまわし続けるしかなく、一度のプレイでの上限時間は13時間という制限がある。一応あらかじめ釘状態のいい台が引けるまでロードを繰り返し、見つかったら以後その開始データをセーブして読み込ませれば多少の効率化は図れるであろう。
ある程度状態のいい台で13時間回した場合、総回転は約5000であるが、問題のブランク図柄集合は"通常時または時短中のみの発生"という更なる絶望的な仕様がある為、実際には5000回転全てが抽選対象になるわけではなく連チャン中、確変状態での回転数は言ってしまえば全て無駄な時間である。この点を加味した場合、純粋にブランクへの抽選が行われるのはおよそ3000~3500回転程。24時間フルに使ったとしても一日5000~6000回転程が限界であろう。
仮に確変を除いた、通常時5000回転/日のペースでひたすら回し続けたとして、ブランクの確率分母に到達するのは約4000日後。多めに見て6000回転/日としても約10年かかる。時間にして約50000時間、SO4や白騎士などの超長時間☆5タイトルが50~100本近くコンプできる計算である。
さらに恐ろしいのは、これは到達時間であって、コンプ時間ではないという点。これは確率なのだから、仮に2000万回転回したとして、ブランクが引ける保証はどこにもないという事である。正確な計算は省くが、2000万分の1を2000万回転以内に引ける確率はおよそ6割強。簡単に言えば、3人に1人は2000万回転以内に引けないのである。
長々となってしまい申し訳ないが、これからもし挑戦しようという方も現在挑戦中だという方も、自分が一体どれ程の確率に挑もうとしているのか、今一度再確認してもらいたい。まともにぶつかり合うのではなく、それこそ宝くじを買うような気持で、自分の運だめしとして付き合うくらいの心持ちで臨んだ方がいいかも知れない。
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