レビュー詳細

desuru-pu
PS5対応タイトル 2021年 9月 24日 12819
地図が読めない男、話を聞かない女
(Updated: 2023年 5月 01日)
コンプ難易度 
 
3.0
◇はじめに◇
・2022年5月の第3弾アプデでゲームプレイオプションが追加されました。
┗https://bethesda.net/ja/article/136nbiVX0wu1gXY1HhaO8O/deathloop-game-update-3-full-patch-notes

通常プレイはもちろん、トロコンを狙う際も有用なものとなっています。
これにより戦闘の難易度は大幅に下がり、死亡によるデメリットはほぼ無くなりました。

「リプライズ回数」→ステージ内で死亡できる回数を0~無限に変更可(通常2回)
「一撃モード」→オンにすると被弾時に即死(敵のみ/ボス含む)
「戦闘の難易度」→敵のエイム精度と攻撃頻度の低下
「複数の敵のタグ付け」→視界内の敵をまとめてタグ付けできステルスプレイが楽に

・2022年9月の「ゴールデンループアップデート」で新要素が搭載。
専用のトロフィーも追加されています。
┗https://store.epicgames.com/ja/news/deathloop-free-goldenloop-update

エンディングに新ムービーも追加。"あの人"も登場。

◇おすすめの攻略リンク◇
総合
https://w.atwiki.jp/deathloop/pages/1.html

トロフィー攻略1
https://ge-tama.jp/wordpress/archives/55126

トロフィー攻略2
https://hopefuru.com/category/game/deathloop

参考動画リスト1
https://youtube.com/playlist?list=PLU8OuELTTRdoeTACZ_gJfH-fyYhr5SJd4

参考動画リスト2
https://youtube.com/playlist?list=PLRr5L69yg_kGRsTXB-w0bI1DtVbXyqEMy

参考動画リスト(Golden Loop Update)
https://youtu.be/cP8keSmI3IA

◇トロコンロードマップ◇
とりあえずはストーリー本編クリアを目指しましょう。
システム周りやマップ構成を把握し、装備とスキルが充実したクリア後に回収作業に取り掛かる方が効率的です。

◆本編
システムと展開が独特なので、始めは何をすべきか迷いがち。
まずは「いちばん長い日」「戦術の手掛かり/遍在」をクリアしましょう。
これらを消化しないと入手した装備品をループ時に持ち越すことができません。
以降はシナリオに沿ってステージ上のマーカーを辿っていけばスムーズに攻略できます。
┗https://w.atwiki.jp/deathloop/pages/72.html

問題はマーカーの表示されない一部のミッション。
このゲームにはガイドのミニマップが存在せず、エリアマップも主人公の現在地が表示されない仕様です。
ステージ開始時のトンネルの位置はもちろん、フィールドや建造物内の構造は自力で覚える必要があります。

特に入り組んだ建物内に点在するターゲットを見つけ出すタイプは時間がかかるはず。
つまづきやすいミッションを2つピックアップ。

・電力を移せ(発電機)
┗https://w.atwiki.jp/deathloop/pages/45.html#id_cc00823d

施設内の発電機にバッテリーを差し込み起動するのが目的。
発電機の見た目は添付画像を参照。
6台ある発電機をまとめて起動することができれば全ステーションへ電源供給でき時短が可能です。

wikiで指摘されているようにトラップエリアにある2台がネック。
「発電機近くのトラップに接触=発電機が壊れる」なので、失敗後に再度6台起動するには別ループに回す必要があります。

wikiで推奨されているトリンケットのマイ・マイン利用は要注意。
ハッキングしたトラップは解除できず、バッテリー接触で起爆する詰みになります。
シフトを装備して安全地帯からトラップ解除する、発電機近くではしゃがみ移動で地雷を解除など、慎重に行動しましょう。

・絵文字を探せ
┗https://w.atwiki.jp/deathloop/pages/24.html#id_b9b3dd66

絵文字は施設内14か所に点在。4つの正解はランダムで変化します。
私は自力で攻略したのですが、場所を見つけるのに手間取りました...
こだわりがなければ場所は動画で確認しましょう。
┗https://youtu.be/7YvLxDPt3ZM

施設内で敵に発見されると管理者のフィアが警戒状態になり、リアクター自爆モードを発動。
制限時間内に操作パネルを使って正しい手順で解除しないとイベント死し、強制的に別ループに飛ばされます。
まずは敵の殲滅が無難ですが、トロフィー【人生のスパイス】では様々な方法でコルトが死亡する必要があり、その中にリアクター死も含まれるので、熱くならずにチャレンジしましょう。

◇要注目トロフィーと注意点◇
【カジュアルな装い:ジュリアナとしてプレイ中、マスカレードでコルトに化ける】
【隠れる場所はない:ジュリアナとしてプレイ中、殺害リストからコルトを抹消する】

オントロはこの2つ。
ゴールデンループアップデートで他ハードとのクロスプレイが実装されました。
現時点では10分程度で(主にラグが激しい海外勢中心ですが)マッチング可能です。
「本編攻略中に乱入」といった仕様なのでコルト側は野良オンラインに繋ぐメリットに乏しく、やり込み勢以外の過疎化は時間の問題だったのでありがたい調整です。

【カジュアルな装い】はコルトに特攻し続ければ、いずれ取得できるでしょう。

【隠れる場所はない】はクセのある対戦の仕様に注意。
基本的には装備が充実した状態でジュリアナを迎え入れるコルト側が圧倒的に有利。しかも2回まで死亡できます。
対するジュリアナは初期装備が貧弱で正面から戦っては到底勝ち目がなく、加えて1度の死亡で敗北に。
コルトは場所が固定のアンテナをハッキングして帰還する必要はあるものの、つねに位置が表示される訳ではないので潜伏=膠着状態となって対戦が長引きがち。常備する傾向が強い透明化スラブを使用された場合は尚更です。
やっとの思いで戦闘に持ち込んでも、2回倒した時点で相手に切断されることも少なくありません(コルト=3回死亡で終了/ジュリアナ=トロフィーのために同一対戦内でコルトが3回死ぬ必要がある)。
コルト側に切断された場合はジュリアナの勝利判定になりますが、トロフィー条件としてはカウントされません。
様々な条件を満たすことでジュリアナの装備品やスキルを充実させていくことはできるので、気長に挑戦しましょう。

救いは「コルトが3回死亡さえすればOK」ということ。
必ずしもジュリアナが倒す必要はなく、自滅やNPCに倒されたりしてもカウントはされるようです。
私の場合は離れた場所でヴィジョナリーが3回目の止めを刺してくれました。サンキューフィア。
待ち時間も含めトータル2時間弱でトロフィーを獲得。
切断しない相手を引き当てる運も必要かと思います。

【審判の日:毒ガスでハリエットを殺す】
複数回のやり直しが必要になったトロフィーです。
「ハリエットを毒ガスエリアに蹴り落す→エリア内で起き上がり、数歩歩いた後に死亡」では取得できませんでした。
上記動画コメント欄や攻略サイトを比較しても成功・失敗両方の報告があるので、細かな条件があるのかもしれません。
なんとか「スラブのフーガでハリエットを混乱させ、足元や頭付近に毒ガス弾を連射し殺害する」ことで取得できました。

【きれいな両手:1回のループでエターナリストを殺さずにヴィジョナリーを全員殺す】
こちらも国内外のフォーラムで情報が錯綜しているトロフィーです。
私は2度目の挑戦で取得。初回の失敗はペイントボンバーの自爆が殺害数にカウントされたことが原因かもしれません。
万全を期すなら、ペイントボンバーに発見されずにクリアすることを推奨します。
今作では敵の殺害数などは表示されないので、1日の終了(エンディング直前)までは成否が確認できません。

◇総評◇
アプデで死亡時のペナルティと戦闘難度は大幅に軽減され、関連するトロフィーは容易に取得できるようになりました。
その反面トロフィー取得の条件が不明瞭なものがあり「なぜ失敗したか」が分かりにくいのが気になる点。
取れる人はすんなり成功し、取れない人は手探りで繰り返しの挑戦を迫られる傾向になっています。
攻略情報を参照すれば大部分の取得は難しくありませんが、前述した要素とオンラインの仕様があるため難易度は☆3。
[執筆時のプラチナ取得率1.5%]
[PlayStation®Plus ゲームカタログ対象作品]

CE-108255-1によるエラー落ちが1回。
アプデ前に頻発していたらしい、メニュー画面での「メニュー非表示による操作不能バグ」が1回。
このゲームのセーブ枠はオートセーブによる1つだけ。かつステージ開始後は帰還まで上書き保存されないので、帰還前にこれらのバグが発生した場合は全てが水の泡となります。
発生頻度は高くはありませんが、メニュー非表示バグはレストモードからの復帰時に発生しやすい説があるので注意しましょう。

◇感想◇
良センスのジャケットからも分かる60's風レトロフューチャーなアートワーク。
独特の世界観とキャラクターの個性は、フランス産らしい魅力に満ち溢れています。ヴィジョナリー達がおしゃれ。
「Dishonored」シリーズで培われた戦闘とパルクールの面白さも折り紙付き。
細かな設定があるものの多くは語られず、背景を知るにはログやメモなどのアーカイブを能動的に読み込む必要があります。
隠し要素も多く存在し、フィールドを隅々まで探索すれば思いもよらない発見に出会えることも。
断片的な情報を繋ぎ合わせて物語を推理・考察するのが好きな人には刺さるゲームかと思います。

『DEATHLOOP』大胆かつド派手なデザインは何故生まれた?60年代のファッションとポップカルチャー
https://www.gamespark.jp/article/2021/10/17/112769.html

※クリア後閲覧推奨
https://www.gamespark.jp/article/2022/10/08/123250.html

レビュー

コンプ時間
30h前後
01
00

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