レビュー詳細

スターオーシャンシリーズの第2作、オリジナルから25周年にしてフルリメイク！
（思い出補正を多分に含むものの）自分史上No.1のゲームなのでまさかやらないわけにもいかない。
直近PS4/VITAで出たSOSEでもBGM設定ミスなどやらかした上、開き直ったりしてたのは忘れていません。
昨今のスクエニにはもう愛想を尽かしているので出来が不安ではありましたが・・・。

トロフィーでは2周（各主人公1周ずつ）必須、裏ボス討伐など必須なので一通りのやりこみは必要。
ただしSO2Rになって、周回時に引き継ぎができるようになったのでSOSEよりは遥かに楽になっていると思います。
注意したいトロフィーは【頼れる露払い】だけ。
なお、PS4版→PS5版はデータ移行が可能で、トロフィーも全て取得可能です。

【頼れる露払い】
新スーパー特技「用心棒」をONにしていると、緑のシンボル（適正レベル以下）は倒してくれて、青以上だと足止めをしてくれます。
この足止めをしている際に敵に後ろからぶつかると取得。
今作はレベルが非常に上げやすく、意識しなくても初めてのダンジョンで緑シンボルしかいない状態になることも。
一応緑シンボルでも、用心棒で味方が敵を倒す瞬間にエンカウントすることで解除できます、実際私がやりました。
が、青シンボルでやった方が楽なのは間違いないので序盤に取っておくことをおすすめ。

【一流の見識】
バーニィレースで5回的中させるという旧作を知っているときっついトロフィー。
ただ、今作☆付けでバーニィの能力が可視化されており、中でも「スターイセリアル」「オーシャンガブリエ」と、どっかで聞いたことあるようなバーニィはほぼ間違いなく1－2位に入ってきます。
この2匹と、歴代主人公名がついたようなバーニィが出てきたらそのあたりを狙えば結構楽に的中させられます。

【交差する未来】
エンディング15種見ると取得。
普通に2周プレイするとレギュラー4名のペアエンド2種ｘ2周、オペラ/エル、その他メンバーの5種みたいな感じで、8～12くらいになるはず。
一度クリア後はエンディングリストが解放されるので、どれを見たかはわかります。
スーパー特技「出版」で作成できる各人の本で感情値を操作できるので、ペアエンドを見たければ双方に上位本、個別エンドを見たければ全員に下位本を使用すればよし。
ついでにエンディングコンプも狙う場合はエンディングの優先度もあるので、ピックポケットでの感情値操作も併用すれば尚可。（ただし、3キャラの特殊エンドがあるの4周必須になりますが）
今作では感情値がステータス画面で可視化されている上、ペアの状況までわかるようになっているので親切。
ちなみに旧作にあった友情値／愛情値はなくなっていると思います。

【やりこみは賢より強し】
ファンシティの闘技場でチャレンジバトルをクリアすると取得。
おそらく出現条件は真ガブリエルの撃破。（もしかしたら試練の洞窟クリアも？）
普通に戦うと結構強いですが、ブラッディアーマーと、武器にHP吸収付与なんてつけた日には・・・。

難易度としては隠しボスも含め一通りプレイする必要があるものの、攻略情報はほぼ旧作のものを使えるということもあり、☆2程度。
キャラ以外の背景などはかなり美麗になっており、特にフィールドはいい感じ。
キャラこそドットですが、いい意味でミスマッチになっており、リメイクであるということが強調されていてこれはこれで有り。（それにキャラもフルリメイクされていたら力の場でのレナのアレがなくなってそうだし）
細かい点では結構変わっており、エルネスト邂逅イベントがPAでなくなっていたり、アシュトン加入イベントが武具大会後も進められるようになっていたり、真ガブリエル＆VRエクスペルがクリア後解禁になっていたり・・・。

思い出補正入れてNo.1と言いましたが、ストーリーというよりもやりたい放題できるシステム的な意味で、です。
比較的序盤からぶっ壊れ武器作れたり、PAによりとんでもない数のイベントがあったり、何のためにあるのかわからないアイテムが大量にあったり、街の人からアイテム盗めたり・・・と、当時としては圧倒的な自由度に惹かれました。
今作、キャラグラが一新されていますが、オリジナルの雰囲気を残しつつリアルとアニメの中間くらいで素敵。
変えていい点、変えないほうがいい点をちゃんと見極めて作られており、こういうまともな作品を作っていればそのうちスクエニの名声も回復していくんじゃないでしょうか。
私はスクエニ作品は基本的に発売日買いを避けるようになってしまいましたが。