レビュー詳細

The Witness 人気
PSN配信タイトル(英数字) 2016年 12月 17日 9309
島の製作者の挑戦状
(Updated: 2017年 1月 27日)
発売セールで気になっていたパズルゲームだったので購入。
グラフィックは中々よく、チュートリアルはない が、周りを観察しながら、よく考えたうえで答えがわかる瞬間はなんとも言えない高揚感がある。
パズルゲーマーには(特に、ニコリのパズル系が好きな人は)珠玉の一品だと思った。
それでは、トロフィーレビューを。

このゲームのトロフィー構成はレーザー起動の際のトロフィー×11個、チャレンジクリアのトロフィー×1個、エンディング到達×1個、それらすべてを集めるとプラチナというものになっています。

まず、入口のエリアとその後の「区分け」と「要所全通過」のチュートリアル的パズルの後で挑むべき11の各エリアのレーザー起動のおすすめの順番は、
{「Symmetry(シンメトリー)(海に立つ作業小屋と隣にある鳥居のある島)」「Shady Trees(木陰)(紅葉の森の所)」「Desert ruins(砂漠の遺跡)」「Jungle(ジャングル)(船の桟橋がある場所のそばの森と竹林)」「Marsh(沼地)(島中央にある町の茶色の橋からススキっぽい茂みを進んだ所)」}の解法が独立したパズル5つ。
→「Bunker(格納庫)(黄色い塔がある島の裏側にある建物)」
→「Treehouses(ツリーハウス)」→「Quarry(採石場)(川の下流にある教会風の白い建物)とその隣の作業小屋、紅葉の森の向かい)」→「Monastery(修道院)(町のそばにある網目の3連パズルがある所)」
→「Keep(天守閣)(最初のエリアより大きい城壁と高い塔のある場所)」→「Town(町)」
という順番が私から見た攻略のおすすめです。

上記11のエリアのうち、7つのエリアを最後までクリアしてレーザーを起動させれば、山に登ってエンディングを迎えることができます。
(注:砂漠のレーザーは町にある建物の上にある鏡で山に反射させないと届きません。)
個人的にはですが、一種「音ゲー」だった、「Jungle」がとても難しくいやでした。

「Challenge」
本作最難関トロフィー。11個のレーザーを集めることにより行ける山内部の洞窟の柱の問題の後ろ側にある扉を通ると、挑戦可能。
グレーの箱が置いてある小さな部屋のずっと奥にある水辺の洞窟内のレコードのスイッチを作動させることによって始めることができます。
音楽が流れるうちに出てくるパズルを解いて奥に進み、音楽が鳴りやむ前に先程の箱がある小部屋に入ることができれば成功です。

音楽とともに現れる壁に出る3つの問題をクリア。
→そこを進んだ先に台の上にある問題をクリア。
→さらに進み4つの場所にランダムに現れる4つの問題をクリア。
→その先の3つの問題のうち、解くことができる正解の1問を選んでクリア(これを二回やる、一回目は2色仕分け、二回目は3色仕分け)。
→柱の間へと進み、仕切りとなる出てくる壁に邪魔されながら、たくさんある柱にある黒い画面の中から問題を2つ探し出しこれをクリア。(問題の△はそこのマスの辺を通る線の数。△なら1本。△△なら2本。)
→先ほどの小部屋に行き、小部屋の脇の2本の細い円柱に出てくる問題(一つは「2色仕分け」、もう一つは「全要所通過」)をクリア。

という流れです。音楽の流れる時間は6分40秒でした。
しかし、このトロフィーが攻略が難しいのは、時間制限だけではないです。問題がまずランダムなため、攻略サイトや動画サイトでカンニングして挑むということができません。
また、ポーズやシェアボタンで時間を止めようとしても、それは出来ません。
製作者は本気で自分の実力だけで挑戦してほしいのでしょう。中々こっちとしてはつらいものではありますが。
また、全部楽に解ける問題かというと主観的ですが、そうでもないので、そこも苦労しますし、柱の間でなかなか問題が見つけられないでいると、すぐにタイムオーバーでやり直しになる確率が高まります。自分の場合、2問目を探していたら、実は部屋入口付近にあったなんてこともあり。
あと、円柱の問題も2つの線が左右対称ではなく、点対称で動いたりするのも地味に厄介でした。
自分の目安ですが、まず柱の間に入った時点でまだ2分30秒あたりであること。箱の小部屋がある円柱の問題がある部屋に入った時点で5分30秒位まででないときついと思いました。
ちなみに、自分のクリアした時のタイムは、
壁3問クリア 22秒→台クリア 36秒→ランダム4問クリア 1分39秒→正解探し2問クリア 2分5秒→柱の間2問クリア 4分30秒→最後の小部屋円柱2問クリア 5分29秒
でした。試行回数は30回から40回程度(正攻法)。

一応、通常トロフィーとエンディングトロフィーはカンニング可能なので最初からそうやってしまってもいいですし、未確認ですが、「challenge」トロフィーはスタンバイモードで時間停止ができるので、問題の写真を撮ってすぐスタンバイモードにする裏技もあるそうです。
また、トロフィーには入っていませんが、たくさんの隠し要素(未だに全部は海外でも分かっていないらしい)もあるので隠れミッキー感覚で探してみるのも良いでしょう。
でも、できれば、自分としては出来るだけ攻略なしで挑んでほしいと思わせるようなそんな魅力を持った素敵なゲームでした。
カンニングあり+スタンバイモードOKなら星1.2位。それらなしなら、星2、3位だと思います。自分は2割程わからずカンニングしたので、星2つにさせていただきます。

追記:柱の間の迷路にある2問は、台の上のパズルの黄色い点と同じ場所にありました。これを頭に入れれば、大分楽になれそうです。

余談ですが、「challenge」で流れる音楽は、エドヴァルド・グリーグの「ペール・ギュント」の第一組曲第三曲「アニトラの踊り」と第四曲「山の魔王の宮殿にて」です。クラシックの名曲なので良かったら調べてみてください。

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。

© 2024 プラチナトロフィー