無限回廊 光と影の箱

MOVE専用ゲームを試してみたくなってプレイ。

トロフィー的には3種ルールクリアと影絵を意識すれば事足ります。
パズルとしての難度はそれほど高くありませんが、攻略動画は今もなお充実しているとは言い難いです。
(ちなみに高度なテクニックを駆使したタイムアタックものはありました。
そのまま真似するのは大変ですが、CASTルールでの出口特定だけでも役に立ちます。)
ちなみにオールクリアしても影絵を全て発見出来ていない場合は、おそらくですが1つのステージ内に2種の影絵が存在するケースで見逃しているのではないかと思います。

オンライントロフィーもありますが、取得に問題はないでしょう。
ただ作業感が否めないシール貼りは、効率良くやっても2～3時間はかかると思いますので計画的に。

というわけでトロフィー的には真っ当なのですが、コンプ出来るかどうかは萎えずにやりきれるかどうかという問題に直結すると感じました。

まず100近くあるステージを似たような3種のルールでクリアする必要がありますので、少なくともハマれなかったプレイヤーにとっては疲労感が蓄積することと思います。
また操作面では「影と影に挟まるとミス」「板？のようなものに隠れるとミス」というルールにより、非常に気を使います。
(少なくとも序曲のようなフリーダムな操作は出来ません。)
序盤はともかく、後半に入って視点変更方法が増えてからが本当に大変で、パズルの難しさより上手く操作出来ないという困難さの方が圧倒的でした。
加えてMOVEのキャリブレーションが中央に合わせるという方式ではなく、調整らしい調整をさせて貰えないのも辛かったです。

多くの方が操作面で苦労しそうで、そういう意味でコンプを投げてしまうこともあり得るのでは？と感じたので、難易度は★3とさせて頂きます。
序曲同様コンセプトは素晴らしいので、もっとプレイアビリティに気を使って欲しいものです…。

Moveのモーションコントローラを懐中電灯に見立て、影を操り自キャラをゴールまで導くパズルゲームです。
殆どのトロフィーは全ステージクリアを狙っている内に取得出来てしまうのでバランスは良いといえない事もないのですが、最大の問題点としてSCEJ発のMove専用タイトルなのでプラチナトロフィーがありません。
反面、ゲーム自体のボリュームが結構あるのでトロフィーの取得効率は良くないです。

トロフィーについてはゴールドトロフィーの条件にあるので、98面×3つの遊び方(cast、echo、paint)の計296ステージを全てクリアする必要があります。
ひとつでもわからないものがあるとトロフィーをコンプする事が出来ません。
ゲーム内にプレイ動画をYou tubeへアップロード出来る機能があるので、動画さえ上がっていれば難易度などないレベルなのですが、いかんせんMove専用タイトルという事もありプレイ人口が極めて低い為、なかなか動画が見当たりません。
(現状、最終エリアのオンラインランキングは自分以外にcastで2人とechoとpaint両方クリアしてる人が１人しかいないレベル）
とはいえ解法がいくつもあるので結構ゴリ押しでなんとかなるステージも多いのでどうしてもクリアできない事は少ないと思います。
唯一難しいかと思えるのはゴリ押しが出来ず、閃きも必要なステージであるcastのJ-11でしょうか。

オンラインについてはステージのアップロード5個、ステージにステッカー100個のトロフィーがあります。
ステッカーというのはLBPでいうステージ評価に貼るタグのようなものです。
現状、アップロードステージが100個に満たないのですが、1日1回同じステージにステッカーを貼る事ができるので2日以上かければトロフィーの取得は可能です。

トロフィーの難易度的には攻略情報がなければcastのJ-11が結構難しいので★3くらいかと思うのですが、攻略動画があれば★1レベルです。
このサイトは攻略サイトありきでの評価となっているので★1とすべきにも感じますが、現状、攻略動画も殆ど見当たらないので★3としておきます。
You tubeへアップロード出来る機能がついているので、その内攻略動画が充実するかもしれません。そうなれば★1になるでしょう。

プレイ時間は実際は表記した以上にかかっているのですが、どうでもいい勘違いをしてしまい、普通の人はそんな勘違いをしないでしょうから、それを差し引いた時間で表記しています。

ゲーム自体はトロフィーが少ないのを気にしなければボリュームもあり、ゲーム自体のアイディアもよいと思うのですが、操作性が極めて悪いです。
細かい操作が必要な場面でなかなかそれが出来ず、死んでしまう事も多いです。
正直、普通のコントローラでやった方がプレイしやすそうに感じました。