ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ

　
　
　
　ファイナルファンタジータクティクスは、1997年に初代プレイステーションソフトとして発売されたＦＦシリーズ初のシミュレーションRPGであり、ジョブやアクティブターンをはじめとしたシリーズ特有のシステムと戦術性の高いシミュレーション要素が上手く融合されているのが特徴で、階級社会や戦争といった重厚ながらも登場人物それぞれの信念が垣間見えるストーリーと、敵味方を問わず魅力的なキャラクター達は高く評価されており、今なお根強いファンが多く存在する名作です。
　また、ゲーム史における「バランスブレイカー」の代名詞となった「オルランドゥ」の存在や、数多のプレイヤーを絶望の淵に叩き落とした「リオファネス城」の連戦、さらには、絶対に盗めないはずの装備を超低確率で盗めるなどど記載してしまった某攻略本のせいで大論争が巻き起こるなど、数々の逸話が後世に語り継がれることとなった作品でもあります。
　そんな往年の名作を現行のプラットフォームに合わせてリマスターされたのが本作になります。

　トロフィーについてですが、まず大前提として、本作には「エンハンスド」（要するにリマスター）と「クラシック」（要するに原作ほぼそのまま）の２つのモードがありますが、クラシックはトロフィー機能の対象外ですので、必ずエンハンスドでゲームを開始してください。
　次に、トロコンを目指す上で注意しておくべき事は以下の３点のみですが、救済措置もあることから、厳密には時限ではないため、そこまで気を張らなくても良いかと思います。

　１.chapter２で仲間になるムスタディオは、後で発生するサブイベントに関わるため、絶対に除名しないこと
　２.chapter４の「ランベリー城 城門前」で、セリアもしくはレディから「アルテマ」を見習い天騎士（ラムザ専用）で受けてラーニングしておく。（忘れても代替場所あり）
　３.「ディープダンジョン」最下層のボスから「ゾディアーク」を召喚士で受けてラーニングしておく。（忘れても代替場所あり）


　↓以下、個別トロフィー解説↓


【真実を探求する旅へ】～【愛にすべてを】
全てメインストーリー進行で獲得することができます。


【心強い仲間たち】【歴戦の戦士達】【熟練の戦士】
パーティメンバーのうち５人以上がレベル３０になることで【心強い仲間たち】、レベル４０になることで【歴戦の戦士達】、ラムザのレベルが５０になることで【熟練の戦士】のトロフィーをそれぞれ獲得することができます。
その他のトロフィーを獲得する過程で難なく達しますので、特に気にする必要はないかと思います。


【酒場の御用聞き】【世のすべての財宝を】【遙かなる秘境を探して】【畏国の何でも屋】
これら４つのトロフィーは、全てchapter２から解放される酒場の「儲け話」に関わるものです。
基本知識として、儲け話では、パーティメンバーから３名まで選択し、任意の日数仕事に派遣することができます。（※ラムザやムスタディオのような固有キャラは選択できず、戦士斡旋所で雇える汎用キャラのみ派遣することができます）
仕事の結果には「大成功」「成功」「失敗」の３段階あり、いずれの場合でもＪＰとギルを獲得することができますが、特定の仕事で大成功を収めると、「財宝」が手に入ったり「秘境」を発見したりします。（財宝と秘境が報酬となっている仕事であるならば、大成功時に必ず入手（発見）します）
なお、結果が大成功以外だった場合は、何度でもチャレンジすることができます。
つまり、全ての儲け話で大成功を収めていけば、おのずと財宝と秘境もコンプリートできるということになります。
また、財宝を入手した数に応じて、ラムザの「トレジャーハンターレベル」（最大レベル８）が上がっていき、全ての財宝を入手すると、最大レベルとなり【世のすべての財宝を】のトロフィーを獲得することができます。
同様に、秘境を発見した数に応じて「冒険家レベル」（最大レベル８）が上がっていき、全ての秘境を発見すると、最大レベルとなり【遙かなる秘境を探して】のトロフィーを獲得することができます。
では、どうすれば仕事で大成功を収めることができるのかというと、答えは単純で、最大人数の３名を最大日数（日数は仕事によって期間が違いますが、例えば１０日間～１３日間を選択できる仕事なら１３日間を選択）で派遣すれば良いだけです。こうするだけで、結果がほぼ確実に大成功になります。
ちなみに、儲け話は時限ではなく、終盤にまとめて受注することもできますが、早いうちから消化したい場合は、戦士斡旋所で１０～１５人程度まとめて汎用キャラを雇っておき、複数受注できる状態にしておくと良いかと思います。
なお、ワールドマップ上で各街にカーソルを合わせて□ボタンを押すと、その街の詳細情報を確認することができますが、この時、「受注できる儲け話がありません」とメッセージが表示されている場合は、現時点では受注できるものはないが、ストーリー進行や特定の月限定で開放される儲け話がまだ残っていることを示しており、「すべての儲け話を完了しました」と表示されている場合は、言葉どおりその街の儲け話は全て大成功を収めて消化済みであることを示していますので、進捗を確認する際の参考にすると良いかと思います。

《参考サイト/儲け話一覧》
https://kamikouryaku.net/fft/?%E5%84%B2%E3%81%91%E8%A9%B1


【これからよろしく】
「戦士斡旋所」でパーティメンバーを雇うことで獲得することができます。
何度も雇う機会があるかと思いますので、特に気にする必要はないかと思います。


【毛肉骨肉店へようこそ】【特別な逸品】
毛肉骨肉店は、chapter３から各街（貿易都市限定）で開放される施設で、モンスターを密猟（シーフのサポートアビリティ「密猟」をセットしたキャラが通常攻撃でモンスターを撃破すると成功）するごとに、そのモンスターに対応するアイテムを加工で入手できるようになります。
また、密猟で入手するモンスターの素材には、ノーマルとレアがあり、それぞれ加工で入手できるアイテムが違います。（例えば、チョコボを密猟した際、ノーマル素材だった場合はフェニックスの尾、レア素材だった場合はハイポーションに加工できます）
このノーマル素材とレア素材には見分け方があり、レア素材だった場合は、密猟成功時の“獲物ゲット「○○（モンスター名）」を手に入れた！”というメッセージ中のモンスター名の後ろにキラキラマークのようなものが付きます。
本作は、ご親切にも戦闘中１ターンごとにオートセーブされるため、もし密猟してレア素材じゃなかった場合は、１ターン前のデータをロードしてやり直すことも可能です。
また、密猟は、自軍ユニットとしてモンスターを出撃させた場合も適用されますので、作業の際は、話術士の「勧誘」や「調教」で一旦モンスターを仲間にし、タマゴで増やしてから行うと良いかと思います。
この密猟により“ショップで販売されないアイテム”を１０種類加工することで【特別な逸品】のトロフィーを獲得することができます。
例えレア素材だったとしても、例で挙げさせていただいたチョコボのように、加工して入手できるアイテムがショップで普通に購入できるハイポーションでは意味がなく、あくまでも対象は非売品です。
ただ、実は非売品であるかどうかに関しても見分けが可能で、もし加工後のアイテムが非売品だった場合は、アイテム名の後ろにオレンジ色の獣の骨のようなマークが付いています。
おおよそ強敵や出現率の低い敵から加工できる装備品等は非売品であることが多いですが、数が多いので、実際に私が入手した１０種類を参考で記載しておきます。（半分はこのトロフィーのためだけに適当に敵を選んでいましたが、どうせやるなら、シャンタージュ、リボン、セッティエムソンの３つ、次点でソルティレージュあたりは相当実用性が高いので、是非入手しておくことをすすめます）

・ポーキー：シャンタージュ（ノーマル素材）
・ポーキー：ナグラロク（レア素材）
・ワイルドボー：リボン（ノーマル素材）
・ワイルドボー：ＦＳのバッグ（レア素材）
・ヒュドラ：ブラッドソード（ノーマル素材）
・ヒュドラ：さそりのしっぽ（レア素材）
・ハイドラ：セッティエムソン（ノーマル素材）
・ハイドラ：ラバーコンシャス（レア素材）
・レッドドラゴン：ソルティレージュ（ノーマル素材）
・レッドドラゴン：竜の髭（レア素材）

《参考サイト/密猟で入手できるアイテムと非売品一覧》
https://kamikouryaku.net/fft/?%E5%AF%86%E7%8C%9F


【新たな道】
パーティメンバーの誰かが「ジョブチェンジ」をすることで獲得することができます。
何度も行う機会がありますので、特に気にする必要はないかと思います。


【まずは習得から】
パーティメンバーの誰かが「アビリティ」を覚えることで獲得することができます。
何種類も覚える機会がありますので、特に気にする必要はありません。


【実戦あるのみ】
パーティメンバーの誰かが戦闘中に「アクションアビリティ」を使うことで獲得することができます。
何度も使用する機会がありますので、特に気にする必要はないかと思います。


【ジョブマスター】
パーティメンバーのうち誰かひとりが全てのジョブの全アビリティを習得することで獲得することができます。
次で解説させていただく【皆伝ジョブマスター】を狙う過程で獲得できますので、特に気にする必要はないかと思います。


【皆伝ジョブマスター】
パーティメンバーの誰かひとりが、全てのジョブの全アビリティを習得することで獲得することができます。
冒頭でも少し触れさせていただいたとおり、下記２つのアビリティに注意しておけば、後は時間をかけるだけで達成可能です。

①chapter４の「ランベリー城 城門前」で、セリアもしくはレディから「アルテマ」を見習い天騎士（ラムザ専用）で受けてラーニングしておく。
（※ラムザ以外のキャラで全アビリティ習得を狙う場合は、アルテマのラーニングは必須ではありません。また、セリア&レディは、chapter３の「リオファネス城 屋上」で戦う際もアルテマを使用して来ますが、この時は、ストーリー展開上、ラムザがまだ「見習い天騎士」になっていないのでラーニング不可能です。）

②「ディープダンジョン」最下層のボスである「エリディブス（悪魔王サーペンタリウス）」から「ゾディアーク」を召喚士で受けてラーニングしておく。
（※ゾディアークは、非常に威力が高く、まともに被弾すると、ほぼ確実に戦闘不能になり、ラーニングも不発に終わってしまいますので、時魔道士のリアクションアビリティである「ＭＰすり替え」（本来ＨＰに入るダメージをＭＰに割り当てる）をセットしておくか、マインドブレイク等で相手の魔法攻撃力を下げておくことをすすめます）

なお、上記２つのラーニングは、原作では時限でしたが、どちらもリマスターにあたって救済措置が設けられており、アルテマは、ディープダンジョンの最下層（END）でランダムエンカウントする「アルテマデーモン」からラーニングすることができ、ゾディアークは、同じくディープダンジョンの最下層（END）でランダムエンカウントする「召喚士」からラーニングすることができます。

その他のアビリティは、各ジョブでひたすらＪＰを稼げばいずれマスターできますが、効率を求める場合は、面倒な敵が少ない「マンダリア平原」で、残りの敵を１体にしたら、その敵にスピードブレイクを連発（サポートアビリティの「二刀流」をセットしたキャラで行うと効率が良いです）してずっと俺のターン状態にしておき、併せてＪＰを稼がせたい味方（武器を外しておく）にパワーブレイクを連発して１ダメージしか与えられないようにしておけば、後はひたすらそのキャラで味方を殴り続ければＯＫです。


【反撃開始】
「見習い戦士」及び各固有ジョブのリアクションアビリティである「反撃タックル」で敵をノックバックさせると獲得することができます。
反撃タックル自体は、物理攻撃を受けた際に、Brave値の確率で発動するため、高い頻度で見る機会がありますが、ノックバックは、敵の後ろに障害物が無い時に反撃タックルを当てると、さらに一定確率で発動します。


【救急救命】
「アイテム士」のサポートアビリティ「アイテム投げ」で、離れた場所にいる味方のＨＰを回復、または状態異常の解除を累計５回行うことで獲得することができます。
適当にポーション等を５回使っていれば達成できますので、特に難しくはありません。


【士気まで砕け】
「戦士」のアクションアビリティ「戦技」で敵の装備を累計５回破壊することで獲得することができます。
対象となるアビリティは、「ヘッドブレイク」（頭防具破壊）、「アーマーブレイク」（体防具壊）、「シールドブレイク」（盾破壊）、「ウェポンブレイク」（武器破壊）の４つです。
当然ながら、装備を持たないモンスター相手には意味がありませんので、人間のユニットに使用しましょう。
ちなみに、サポートアビリティの「二刀流」をセットしたキャラで行った場合、２回発動しますので、成功確率を上げることが可能です。


【狙いは外さない】
「弓使い」のアクションアビリティ「チャージ」で敵に累計５回ダメージを与えることで獲得することができます。
チャージは、「チャージ＋１」～「チャージ＋７」、「チャージ＋１０」、「チャージ＋２０」と、全部で９段階ありますが、数値が大きくなるにつれてダメージが上昇する代わりに、攻撃を放つまでの時間が長くなります。
チャージ＋２０ともなると、ストップやドンムブ等で足止めでもしていない限り、ほぼ確実に発動前に逃げられてしまいますので、ただ回数を稼ぐだけなら、最もチャージタイムの短いチャージ＋１で行うのが良いかと思います。


【大地を割る拳】
「モンク」のアクションアビリティ「拳術」の一つである「地烈斬」で、同時に２体以上の敵にダメージを与える（累計５回）ことで獲得することができます。
地烈斬は、自身の直線上８マスにいるユニット全てに、必中かつ消費ＭＰ０で地属性ダメージを与える超有能アビリティであるため、使用されている方も多いのではないかと思います。
注意点としては、浮いている敵には効果が無いことと、地属性吸収の装備を付けている相手には逆に回復されてしまいますので、覚えておくと良いかと思います。


【不浄なる魂よ】
「白魔道士」のアクションアビリティ「白魔法」の一つである「ホーリー」で累計５体の敵を撃破することで獲得することができます。
敵を攻撃した回数ではなく、撃破した回数である点には注意してください。


【我が術中】
「黒魔道士」のアクションアビリティ「黒魔法」でパネルを対象にして累計５回敵にダメージを与えることで獲得することができます。
魔法でユニットを指定した場合、対象ユニットが移動した場合でもヒットしますが、パネル指定の場合は、範囲外に全員逃げられた時点で不発に終わります。
チャージタイムの短い低火力の魔法で狙うと良いかと思います。


【そこから来た者】
「時魔道士」のムーブアビリティ「テレポ」を累計５回成功させることで獲得することができます。
テレポは、習得するために必要なＪＰが3,000と全アビリティ中ダントツで多い代わりに、高低差、距離を無視した全てのマスに一瞬で移動可能という破格の性能を誇ります。
ただ、実際は、本来自身が移動可能な範囲を１マス超える毎に失敗する確率が１０％上昇していき、１０マス以上離れたパネルを指定すると確実に失敗します。
ディープダンジョンでは非常に有用なアビリティなので、パーティの何人か（できれば、男性専用ジョブである吟遊詩人の移動＋３を習得できない女性キャラ）にはセットしておいて損はないかと思います。


【幻の獣】
「召喚士」のアクションアビリティ「召喚魔法」で５種類の召喚獣を出現させることで獲得することができます。
ただ５種類習得して戦闘で使用するだけなので、特に難しくはありません。


【密猟の心得】
「シーフ」のサポートアビリティ「密猟」を５回成功させることで獲得することができます。
密猟は、セットしたキャラが通常攻撃でモンスターを撃破すると必ず成功します。
なお、【毛肉骨肉店へようこそ】【特別な逸品】のところで書かせていただいたとおり、密猟後の素材は、毛肉骨肉店を持ち込んで、アイテムに加工しましょう。


【君が欲しい】
「話術士」のアクションアビリティ「話術」の一つである「勧誘」を成功させることで獲得することができます。
勧誘を成功させた状態で戦闘を終えると、その相手が仲間になりますが、このトロフィーの条件は、あくまでも戦闘中にアビリティを成功させた回数ですので、無理矢理仲間にする必要はありません。
なお、話術士以外のジョブで話術を使用する場合は、サポートアビリティの「モンスター語」を習得してセットしていないと効果がありませんので注意してください。


【陽あれば陰あり】
「陰陽士」のアクションアビリティ「陰陽術」で敵に累計５回状態異常を付与することで獲得することができます。
いずれかのアビリティで５回状態異常を付与すれば良いだけなので、特に難しくはありません。


【地を見て足を見ず】
「風水士」のアクションアビリティ「風水術」を使用し、敵にダメージを与える（５種類）ことで獲得することができます。
風水術は、”使用者が立っている地形”に応じて効果が変わります。
なお、地形と発動する技（全１２種）は以下のとおりですが、「屋根、煙突」や「雪」などはメインストーリー及びサブストーリー中のマップでしか出現せず、「機械、溶岩」なども使えるステージが極めて少ないので、比較的使えるマップの多い上から５つの技で達成を狙うと良いかと思います。

・地肌、荒れ地 ⇒「落とし穴」
・水路、川、湖、海、滝 ⇒「水塊」
・草地、草むら、つた ⇒「蔦地獄」
・砂利、石床、石壁、土壁、墓石 ⇒「彫塑」
・岩場、溶岩石 ⇒「局地地震」
・書物、木、レンガ、橋、調度品、鉄板、コケ、棺 ⇒「かまいたち」
・木床・絨毯・箱・階段・甲板 ⇒「鬼火」
・湿地・沼地・毒沼 ⇒「底なし沼」
・砂地・鍾乳石・塩 ⇒「砂嵐」
・雪 ⇒「吹雪」
・屋根・煙突 ⇒「突風」
・溶岩・機械 ⇒「溶岩ボール」


【恐るべき跳躍力】
「竜騎士」のアクションアビリティ「ジャンプ」で累計５回敵にダメージを与えることで獲得することができます。
ジャンプは、一旦上空へ飛び上がった後、次の自分のターンに落下してダメージを与えますが、魔法と違ってコマンド選択時に発動タイミングの確認ができないため、対象のスピードが速い場合は、自身の攻撃前に逃げられてしまう可能性もあります。
行動して間もない相手を狙えば成功しやすくなりますが、何も考えずとも割と成功しますので、特に気にする必要はないかと思います。


【刀魂投影】
「侍」のアクションアビリティ「引き出す」を５種類使用して敵にダメージを与える、もしくは味方が効果を得ることで獲得することができます。
このアビリティは、自分が持っている（ストックしている）刀ごとの特有の技をチャージタイム無しで繰り出すことができる代わりに、一定確率でその刀が壊れるリスクがあります。
刀は下記のとおり１０種類ありますが、非売品の刀は壊れると再入手が非常に面倒ですので、ショップですぐ購入できる刀で行うことをすすめます。

・阿修羅
・虎徹
・備前長船
・村雨
・天のむら雲
・清盛
・村正
・菊一文字
・正宗　※非売品
・塵地螺鈿飾剣　※非売品


【武器は投げられた】
「忍者」のアクションアビリティ「投げる」で何らかのアイテムを投げて累計５回敵にダメージを与えることで獲得することができます。
種類は問われていませんので、安価な手裏剣あたりで達成を狙うと良いかと思います。


【計算どおり】
「算術士」のアクションアビリティ「算術」で味方にダメージを与えずに、同時に３体以上の敵にダメージを与えることで獲得することができます。
算術は、①検索対象（レベル、ＣＴ、ＥＸＰ、高さ） ②倍数（素数、５の倍数、４の倍数、３の倍数） ③発動させたい魔法の３つを指定して発動するという一見難しそうなアビリティですが、魔法を ”消費ＭＰ０” かつ ”チャージタイムなし” かつ ”マップ全域” に発動できるというぶっ飛んだ性能は、オルランドゥと双璧をなす、ＦＦタクティクス屈指のバランスブレイカーとしてリマスター版においても健在です。
さて、このバランスブレイカーの算術ですが、使い方を誤ると、味方を巻き込むことになるため、本来なら検索対象は慎重に選ぶ必要はありますが、単純にこのトロフィーを獲得するだけなら、使い手を単騎で出撃させて、自分以外の敵が複数対象になるよう指定すればＯＫです。
なお、味方にダメージが入りさえしなければいいので、属性吸収が付いた装備を味方全員に装備させておく等対策をとっておけば、検索対象に味方が入っていてもＯＫです。
余談になりますが、これを利用して、味方全員に聖属性吸収が付いた「カメレオンローブ」を装備させた上で、高火力のホーリーを連発する戦術（通称：算術ホーリー）が原作では猛威を振るいました。


【高らかに響け】
「吟遊詩人」（※男性限定ジョブ）のアクションアビリティ「詩う」で５種類の効果を得ることで獲得することができます。
５種類発動させれば良いだけなので、特に難しくはありません。


【踊る魑魅魍魎】
「踊り子」（※女性限定ジョブ）のアクションアビリティ「踊る」の一つである「ネイムレスダンス」で同時に３体以上の敵に状態異常を付与する（累計５回）ことで獲得することができます。
ネイムレスダンスは、チャージタイムが長いものの、マップ全域の敵に効果が及ぶため、敵の数が多ければ多いほど同時に付与できる確率が上がります。
大量の敵パーティと遭遇したら、踊り子でネイムレスダンスを踊り続けて、他の味方は手を出さずに待機しておくと良いかと思います。


【模倣の才覚】
「ものまね士」のアクションアビリティ「ものまね」を５回行うことで獲得することができます。
ものまねは、ＪＰを消費して覚えることができず、ものまね士でいる間だけ使用することができます。
ものまね士は、誰かが行動すると、その行動が済んだ直後にその行動を自動で真似します。（ものまね士のターンとは別に、その都度発動しますが、聖剣技等の固有アビリティはものまねすることはできません）
ヒットしたかどうかに関係なく、５回発動させれば良いだけなので、「たたかう」を真似させるのが手っ取り早い方法かと思います。


【お宝発見】
「埋もれたアイテム」を１回発見することで獲得することができます。
埋もれたアイテムは、全てのマップに複数個存在しており、「アイテム士」もしくは、ムーブアビリティ「アイテム発見移動」をセットしたキャラで特定のパネルに移動すると発見することができます。
余談になりますが、Ｂrave値が低いキャラほどレアなアイテムを掘り出す確率が高くなります（レアが出る確率は100-Brave％）ので、ネルベスカ神殿やディープダンジョン等に埋まっている強力な装備を収集する場合は、アイテム収集要員を１人準備しておくと良いかと思います。
なお、埋もれたアイテムを入手できるのは各パネル１度きりなので、掘り出したアイテムがレア枠じゃなかった場合は、直前のオートセーブをロードすれば良いかと思います。


【受け継がれる力】
「クリスタル」からアビリティを継承することで獲得することができます。
ユニットが戦闘不能になった状態で３ターン経過（ハートマークの数が０になる）後にターンが回ってくると、クリスタル化（もしくは宝箱になる）することがあります。
このクリスタルを取得すると、そのユニットが覚えていたアビリティを継承することができます。（※取る側がそのアビリティを覚えていない状態でなければいけません。また、当然ながらモンスターの場合はこちらが取得できるアビリティを覚えていませんので、人間ユニットのクリスタルでないと適用されません）
ちなみに、味方がクリスタルになった場合でも継承は可能ですが、その味方は二度と帰って来ませんので、絶対におすすめはしません。


【チョコボと共に】
チョコボに騎乗することで獲得することができます。
チョコボに騎乗するには、味方にチョコボがいる時に、そのパネルまで移動するだけですが、chapter２の「アラグアイの森」でチョコボ（ボコ）を救出する展開があり、この時に騎乗することも可能です。


【はじめまして】
「モンスターのタマゴ」を孵化させることで獲得することができます。
モンスターのタマゴは、パーティにモンスターがいる時に、一定日数経過するたびに産まれ、さらに一定日数経過すると孵化します。
モンスターがいればＯＫなので、メインストーリーでチョコボを救出しているなら、おのずとチョコボのタマゴが産まれて獲得できているかと思います。


【歴史家見習い】【ゲルモニーク聖典】【とある出来事】
全てメニューの「ブレイブストーリー」から閲覧するだけで獲得可能です。
「聖石に群がる者ども」（ムービー）は、chapter２の「機工都市ゴーグ」クリア後に閲覧可能になり、「ゲルモニーク聖典」（書物）は、chapter３の「オーボンヌ修道院」クリア後に閲覧可能になります。


【ゴーグの遺産】
「鉄球発見！」のシーンを見ることで獲得することができます。
chapter４開始後に機工都市ゴーグを訪れるとサイドストーリーが発生し、その際に獲得することができます。（ムスタディオを除名してしまっている場合は発生しませんので注意してください）


【深淵の覇者】
「ディープダンジョン」をクリアすることで獲得することができます。
まずディープダンジョンの開放条件ですが、chapter４で「聖地ミュロンド」クリアまでストーリーを進めた段階で「貿易都市ウォージリス」を訪れるとイベントが発生し、ウォージリスの東にダンジョンが出現して、以降いつでも入れるようになります。
ディープダンジョンは、全１０階層で構成（連戦ではありません）されており、各階層では、敵を全滅させる前に特定のパネルから階段を発見しないと次の階層へ進むことができない仕様になっています。（階段のパネルは５カ所の中からランダムで選ばれます）
また、各階層のマップは複雑な構造をしていますが、真っ暗でユニット以外何も見えませんので、テレポを使えるキャラがいると、パネル選択の際に全体構造を把握しやすくなるためおすすめです。
なお、最下層（ＥＮＤ）には召喚魔法の「ゾディアーク」を使用してくるボスがいますので、ここでラーニングしておくことをすすめます。

《参考サイト/ディープダンジョンマップ》
https://kamikouryaku.net/fft/?%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3


トロフィー解説は以上です。


◎コンプ時間
４５時間
育成が楽しくて、色んなキャラを育てていたのでこの時間になりましたが、アビリティを習得させるキャラを絞って効率良く育成していれば、さらに数時間単位で短縮できたかと思います。

◎トロコン難易度
ゲーム難易度不問で、少し時間をかけるだけで獲得できるものが多く、冒頭で書かせていただいたラーニングに関しても救済措置が施されていることから、時限と呼ぶべきトロフィーは無いに等しく、１周でコンプ可能であるため、☆２程度が妥当であると感じました。

◎総評
私自身、原作世代ではありませんが、後に追加要素を加えて移植されたＰＳＰ版で初めてＦＦタクティクスをプレイしました。
ＦＦシリーズ自体は昔から大好きだったのですが、「シミュレーション」というジャンルに勝手な苦手意識を持っており、中々手を出せずにいました。
ただ、シリーズファンとして食わず嫌いは良くないと考え、思い切ってプレイしてみたところ、見事にドハマりし、以降、私の中でＦＦタクティクスはＳＲＰＧの一つの比較基準になりました。
リマスターにあたって、各キャラにボイスが付いたことで、イベントシーンに臨場感が加わった点は素晴らしく、なんとアビリティの詠唱は全キャラ全詠唱収録されているようで、これにはさすがに驚きました。（あとどうでも良い話ですが、「オルランドゥ」の発音が "どぅ" ではなく"どう"だったことと、「闇の剣」の読み方が「やみの "けん"」ではなく「やみの "つるぎ" 」だったことにも今更ながら驚きましたw）
また、ＵＩも時代の変化に合わせて一新されており、快適にプレイできた点も非常に良かったです。
惜しむらくは、やはり追加要素を加えて移植したＰＳＰ版（獅子戦争）準拠ではなく、なぜ原作準拠でリマスターしたのかという点のみです。
もちろん、ＰＳＰ版で追加された要素の全てが本作に適用されていないわけではなく、バランス調整面などいくつかの改善点は取り入れられていますが、追加ジョブや追加キャラが登場しない点は少し残念でした。
ただ、名作であることには違いなく、原作をプレイした方はもちろん、未プレイの方でも十分楽しめる仕上がりになっていると思いますので、是非一度プレイしてみてください。