レビュー詳細

アクション 2015年 9月 04日 8035
ボートを用意しろ
(Updated: 2015年 11月 07日)
GZに続きプレイ。
現在も賛否両論が非常に渦巻いている本作ですが、潜入アクションについては少なくともシリーズ最高峰であると感じました。
ただ、物語面、特に2章についてはあまり擁護したくありません。
ストーリーの内容云々ではなく話の纏め方がお粗末すぎて、未完成品だのやっつけ仕事だの言われても無理ないと思います。
わざわざ前日譚と銘打ってGZを発売した意味が全く分かりません。

プラチナトロフィー獲得のポイントは大きく分けて以下の三点です。
①全ミッションSランク達成
【才器】【遂行】
最優先項目はタイムです。
短時間でクリアできればノーキルノーアラートを貫かなくて構いません。
リトライやリフレックスモード使用による減点も十分カバーできます。
どうしてもミッションタスクの達成とは両立し難いので、Sランク単独を目指した方が楽です。

②全ミッションタスク達成
【完遂】
本作で最も厄介なトロフィーです。
とはいえ、ガチガチに決まりきった行動を強いられることはなく、臨機応変に動ける柔軟さは残されています。
全編通して注意が必要な課題は「〇〇の会話を最後まで聞く」系です。
集音機能付きスコープで聴いてもクリア可能なのですが、どうにも微妙な判定やバグも存在しており非常に時間がかかります。
EP14のような、「尋問地点以外で行われる最初の何気ない会話」まで「尋問」対象になるなど不可解な要素が多いです。
とはいえ基本は無限バンダナとステルス迷彩の使用でなんとかなります。
難所として挙げられやすいEP45は、装甲スカル装備でゴリ押ししましょう。

③各収集物系トロフィーを埋める
人員やプラットフォームなど半ば自然と終わるものと、動物保護や収取物など意識して取り組む必要があるものとに分かれます。
【達成】
SIDE OPSは一気に全てが表示されるわけではなく、対処の地域の別のSIDE OPSをクリア後順次出てきます。
基本的に同種のミッションの繰り返しですが、終盤の装甲車や戦車は戦闘ヘリまで出て来るので、装備を揃えてからの方が圧倒的に楽です。
困ったら装甲スカルでゴリ押しが一番手っ取り早いでしょう。

【派遣】
派遣人員をSランク兵士で固めても、成功率60%前後から上昇は見込めないため、基本は運ゲーとなります。
その際、派遣を中断してバトルギアを絶対に廃棄しないように。
ヒューイ追放後はバトルギアを再補充できなくなり最悪取得不可となります(復活したとの情報もあり)

【軍隊】
警備班も含めてレベル50なのでFOBのプラットホームも最低一つ建造しなければなりません。
レベルを上げるにはFOBでプラットホームを増やすのが手っ取り早いですが、資源をそちらに割かれてしまいマザーベースの完成が遅くなります。
私は、FOBの指令プラットホームだけ3つに増やし、後は英雄度を上げてSランク兵士をひたすら拉致…もとい回収しました。

【完成】
最優先で資源プラットホームを完成させ、燃料資源とコモンメタルを入手します。
この二つがとにかく不足するため、前者はEP12の最初、後者はEP14でコンテナ回収し、後は何度かマラソンするのみです。
資源の加工については一度に2500が限度ですが、大体の総必要分を予め回収しておけば、後は勝手に揃えてくれます。

【最強】
地味に後回しになりがちで、最後に残ったトロフィーがこれでした。
本編上で必要な装備をその都度作ってもせいぜい200前後なので、GMP報酬が多い2章あたりから少しずつ数を増やしていきましょう。
無限バンダナやステルス迷彩などの方が優先でいいです。

【抑止】【廃棄】
ゲーム内24時間は意外と長いので、資源に余裕が出来次第すぐに製造しましょう。
FOBで奪われる危険性も、開発完了後すぐに廃棄すれば回避できます。

【保護】
各種サイトで出現場所は書かれていますが、判定が妙に厳しいものも多いため、攻略動画を参考にしましょう。
棲息地域が限定される生物は特に捕まえやすいです。
逆に、場所が限られていないCやUCの方が苦労します。
私はヒョウモンリクガメが最後まで残り、こいつを捕まえるために2時間ほどかかりました。(場所はEP13開始地点の滝前付近)

【収集】
段ボール配達の送り状は意識しないと全く取れません。
上の【保護】と並び、単なる作業トロフィーはこれくらいです。

総合的に、必要とされる項目は多いものの、あまり作業感は感じません。
全ミッションSランクもミッションタスクも一定のバランスは保たれており、やり込み要素として比較的素直に楽しめました。
単調だったのは、資源コンテナ回収、動物保護、送り状収集くらいです。
よって、プラチナ獲得難易度は☆3と考えます。
MGS4やPWと同レベルですが、前者のBIGBOSS獲得の難しさや周回強制、後者の作業の繰り返しと比較して中間のバランスといった感じです。
惜しむらくは、コジマプロダクションの消滅に伴い、実質最後の作品となってしまった点でしょうか。
製作サイド、そしてコナミ側に何かしらの問題があったにせよ残念でなりません。
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