レビュー詳細

バラエティ・パズル 2012年 6月 14日 4245
6-9で詰みかけた。VITAはTV出力に早いとこ対応してくれい
(Updated: 2013年 11月 06日)
もしこのゲームを始めて、初級や中級をノーミスクリア。なんだ簡単じゃん。合計1000回もステージプレイしないで終わるんじゃね?と思った人がいたら、安心して欲しい。あれらは完全に肩慣らし。多分上級1-1から死にまくるはずなのでお楽しみに。

初見の時は全くクリアできる気がしなかったステージも、上級コースまでに限って言えば何回も挑戦してコツをつかめばクリアできるようになっていく。できなかったことができるようになっていく快感のある、高難易度の手本のようなゲームである。

やはり鬼門となるのは「スーパーモンキーマスター」だろう。もちろん難しいのは、50ステージもある上級コースではない。10ステージしかないマスターコースである。まずはこのトロフィー獲得を目指そう。そうすればミニゲーム系以外のトロフィーは取れているはずだから。
XR-900氏が書いている通り、上級コースは50ステージもあるので、序盤でバナナを取っておくことで、残機にかなり余裕が出るようになっている。上級コース攻略中はコンティニュー回数が制限されているので、自然何度もやることになる序盤は無死クリアが当然できるようになっていく。多分上級クリアを達成した時点で、3-10くらいまでは無死又は一ミス程度でクリアできるようになっているはず。それからは苦手なところをプラクティスでやり直し、コツを掴む。2-10までのステージで9割以上のバナナをとっておき、3-5、4-5もバナナを全て取り、後は4-8くらいまで殆ど無死で来ることができれば、後はほぼ惰性でノーコンティニュークリアができるはずだ。
問題はマスターである。10ステージでは序盤で残機を稼ぐことなど出来はしない。6-5までは無死クリアですべてのバナナを回収したとしよう。それでも5機が最大である。6-6からはバナナを稼ぐ余裕などない。こうなると、その後の1ステージにつき1機余剰がある程度なわけだ。しかし、6-9や6-10は多少運の要素が入るので、それでは足りないことも十分ありえる、のだが、もうこの段階になると実質人事は尽くされていると言って良いので、数をこなしてたまたま上手いことクリアしよう。

次に難しいのは「モーションセンサル」だろうか。これの最もきついところは、手前45°に倒したところがゲーム内では水平であることだ。もの凄くやりづらい。水平を自分で設定することができればまだもう少しマシだろう。昔モーションセンサーを使ったゲームに『コロコロカービィ』というのがあったのだが、あれでさえ水平は自分で設定できた(というより設定しなければならなかった)。ハードはGBCであった。VITAでできないはずはあるまい。
さて、それさえ克服すれば、「スーパーモンキーマスター」をとった人なら、4-9、4-10、5-5、5-6、5-9、これら以外はそう難しくはなくクリアできるだろう。このあたりのステージは非常に難しいが、完全な無理ゲーというほどでもない。スティックならすぐなのになあというイライラがあるので尚更難しく感じるだろうが、落ち着いていこう。

そして、すべてのステージでバナナを取る「バナナマスター」は、上記二つを取る頃には十分達成可能である。上級をクリアすればコンティニュー回数制限が消えるので、取りにくいところにバナナがあるステージは、1、2機目でバナナを全て取得し3機目でクリアすればよい。

本編はこれらゴールドトロフィーが取得できればどれも獲得できるもしくはしているはずである。

ミニゲームも案外舐めてはいけない。それなりに難しく、運の要素も絡む。尚、モンキーターゲットで500点のところに止まる「エクセレントポイント」は、前のカプセルをカーリングのように弾いて500点のところに乗せても取得できないので注意。

また、オンラインが関係するのはスコアをサーバーにあげるときのみである。対戦などはないので安心。

総評
作業系トロフィーはステージを100回エディットする「エディット作成記念日」だけであり、嫌になるような作業感はあまりない。それに対して3つのゴールドトロフィーは自己のスキルを高めるタイプである。自分はこういうのが向いているのだろう、あまりキツさがなかった。それどころか楽しかったゲームである。少なくとも麻雀格闘倶楽部より作業感は薄かったし、難しさで言っても、たしかに難しいが難しすぎて投げるざるをえないような★5評価にするほどのものでもないと思ったのでこの評価。

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