レビュー詳細

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RPG・SRPG 2022年 11月 07日 7118
続編(中身的には外伝?)
コンプ難易度 
 
3.0
黎の軌跡の続編。基本的には前作を踏襲しつつも一部シナリオがチャプター式になったり、本編の進行と関係ない(一応設定的には関係あり)やり込みダンジョンが追加されたりで前々作『創の軌跡』のような要素もある作品となりました。
トロフィー的には一部削除・変更された項目もありますが、ベースは前作とほぼ同じ。


・グレートスプリガン
アチーブメント全達成のトロフィー。前作と同じく作業が必要な面倒なものから特に意識しなくても自然と達成できるものまで様々。
これを達成する過程で今作のトロフィーは全て取れると言ってもいいと思います。
ある程度意識しておかなければならないものは戦闘系(タクティカルボーナス4.0、100ヒット、クイックアーツ500回あたり)とか時限要素が絡むもの(ポータル発見個数や魔獣図鑑あたり)でしょうか。

・AAA事務所
お馴染みのランク系トロフィー。330/362取ればいいのでかなり余裕あり。ver.1.10アプデ後は庭城の追加階層をクリアすると+8されるので最大で370。
今作ではクエスト以外にもハッキング宝箱の解除や庭城の攻略でもポイントが入るので、よほどサボらない限り逃すことはないはず。

・バトルマスター
今回はサブクエの敵なども対象。
基本的に前作と同じく出会った敵は全て倒していけば達成できますが、断章のネメス島だけは要注意で、夜(実際にはカシムを倒した後の夕方から出現してる)だけ出現する敵が3種類いるので倒し忘れに注意。

・ブックマスター
今作も小説はなく、映画パンフとタイレル通信のみ。
タイレル通信は基本的に1章につき1冊で、2部のAと3部のDルートで号外、臨時がそれぞれあり。
今作では品揃えが更新された店のマップアイコンに色がついて分かりやすくなったので逃す心配はあまりないかと。
映画の方も前作より数が減りました。詳細は映画トロフィーの項目にて。

・LGCマスター
前作と同じく1周ではポイントが足りないので周回する必要あり。ただ前作と違ってこれの数値によってストーリー展開が分岐するということはなく、ラスダンで黒玉鋼が手に入るかどうかでしかないです。
実質トロフィー専用の面倒な要素にしかなってないですし、これなら実装しなくてよかったのでは?

・コネクトマスター
これも1周ではポイントが足りないので周回必須。前作と違ってコネクトイベントは断章と終章にしかないので、映画やアクティビティに誘ったり、ギフトを贈ったりしてちまちま稼いでいくことになります。
ちなみに前作と同じく2周目でギフトを重複して贈ることはできません。
一応仲間キャラ15人に関してはランダム入手とはいえジェムカードによる救済が用意されているのでさほど問題はないのですが、サブキャラ4人(特にマリエルとジータは要注意)に関しては特定のタイミングでしかポイントを稼げないので気を付けること。
1周目でイベントを見ていなかった場合、2周してもポイントが足りず3周目突入確定になってしまうので、1周目ではサブキャラ優先でイベントを見ておくことをオススメします。(自分はこの罠にはまって3周目の途中までやりました…)

・フィッシングマスター
復活した釣りトロフィー。全種類釣るだけでいいのでサイズの大小は関係なし(ただしアチーブメント達成のために20種類Aサイズを釣る必要あり)。
1.10のアプデ後は庭城のバーチャルシミュレーターで釣りができるようになったので、時限ではなくなりました。

・グルメマニア
前作と同じく食べてポイントを溜める仕様。こちらも時限盛りだくさん(特にメッセルダムやラングポート)だけど、全部記録しなくてもMAXになるのでありがたい。

・オーブメントマスター
対象キャラが15名もいるのでセピス稼ぎが大変ですが、前作と違って庭城でいくらでも手に入るのでそう難しくはないです。

・業物コレクター
面倒なトロフィーその1。メインメンバー全員の最強武器を作るというだけですが、素材となる黒玉鋼がストーリー上では基本的に1周につき1個(LGCをそれぞれMAXにしていれば追加で+3個)しか手に入らないので、残りは庭城でUマテリアル+を稼いで交換するか、周回を繰り返すしか方法がないです。
自分としては2周クリアした後に残りを交換で入手するというのが早いと思います。
Uマテリアル+を稼ぐ場合は、アプデで追加された庭城11層に出てくるレジーナガイスト(顔だけの亡霊みたいなやつ)が高確率で1個落とすので、コイツをひたすら狩るのがオススメ。

・至高の戦技
面倒なトロフィーその2。今作には○○の練成石というアイテムを使って各キャラのクラフトを強化していくというシステムがありますが、これを3段目まで全強化するとトロフィー取得。こちらは全員分という無茶な指定がないのが救い。
3段階目だと1メモリ上げるのに石が3つ必要でとにかく数を揃えるのが大変ですが、キューブ解析をするとそこそこの確率で出てくるのでそう時間はかからないのではないかと。
マルドゥックポイントで交換も可能なので、ある程度集まったら足りない分を全部交換みたいな感じでいいと思います。
あとヴァンやアニエスなどはクラフトの数が多くて面倒なので、シズナやレン、キンケイドとかクラフトが少ないキャラの方が楽。

・孤高のスパマニア
前作にもあったサウナトロフィー。例のごとく時限ですが、前作の龍來のような逃しやすい要素もなし。
ちなみにネメス島の温泉はアチーブメントの項目にはあるものの、トロフィー対象外の模様。

・無類のシネマ通
今作は全9種類と数が減った上に、全編通して映画鑑賞できる回数が増えたので達成しやすくなりました。
一応補足しておくと1部2部で全く見ていなくても3部と終章でコンプできます。
その際は終章でやっていない『畑あらしのポンくん』と『シェイド』は優先して観ておくこと。
あと今作では映画館が2箇所に増えており、それぞれ上映している映画が違うので注意。

・絢爛攻守
前作に引き続き意識しないと達成できないタクティカルボーナス×4.0。攻略サイトに詳しい解説があるので省きますが、フィールドバトルである程度条件を満たしたのち、コマンドバトルに入って多段ヒットの範囲攻撃アーツ(ネビュラスカノンなど)を連発するだけ。
セブンラッシュは足りなければヴァンの練気吼連打で。
敵をある程度纏めてから戦闘に入ればアラウンドキルの条件も満たしやすくなります。
その際はすぐ倒してしまわないように、HPの高い大型の雑魚を複数巻き込んでおくこと。

・Qアーツマスター
地味に残りやすい回数系トロフィー。当てた数ではなく倒した数しかカウントしないので、敵のHPをあと一撃で倒せるくらいまで調整してからクイックアーツでとどめを刺す必要があってなかなか面倒。
これに関しては序盤から意識して稼いでおいた方が良いかも。
2周目でやるならステータスを引き継げるので、一撃で倒せる序盤の雑魚敵をひたすら狩り続けるのが一番簡単。

・地獄の栄冠
恒例のナイトメアクリア。今作もレベルが引き継げる上にクリア後でも庭城でレベル上げし放題なので、2周目以降でやる場合はそれなりに簡単。
初見の場合だと、序盤から登場するデミグレンデルが高速高耐久回復持ちの強敵で、コイツが大量に登場する1部Bパートをどう乗り越えるかがポイント。
今作でもアーツ優位なのは変わらず、終盤はネビュラスカノンやケートゥスファンタズマなどの複合属性多段ヒットアーツが非常に強いです。
高難易度でもシールドを維持しながらアーツ特化キャラでこれらを連発してるだけでほぼ勝てるレベル。
ラスボスも連戦なだけで大して強くない(その前の破戒のオッサンの方がどう考えても強い)ので、前作より明らかに難易度は落ちるかと思います。


システム的には前作をベースに所々改良したような形で操作感とかはあまり変化なし。
時限要素がちょっと減った?というくらいですが、相変わらず周回必須かつボリュームが多くて面倒なのは変わらないので評価は前作と同じでいいと思います。

あまり書くのはネタバレになるので控えますけど、今作では過去作から出ていたような細かい伏線が回収されたりはしましたが、大筋のシナリオ的にはさほど進んでないです。
前作で戦闘が無かったカシムやハーウッドなどのキャラと戦う機会があったり、前作で仲間にならなかったキャラがプレイアブルとして増えたり、やり込みダンジョンがあったりとお祭りゲー的雰囲気の方がむしろ強い感じなので、続編というより黎の軌跡の外伝と言った方がいいのかもしれない。
個人的にはこの内容の作品をこのタイミングでわざわざ出す必要あったの?と思いました。
正直言ってかなり期待外れでしたが、共和国編最後になるらしい次回作に実装できなさそうな要素を今作に全部詰め込んだと考えればまあ少しは納得できるかな・・・という感じですかね。

レビュー

コンプ時間
161時間(1周目110h+2周目45h+3周目(断章まで)6h)

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