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PSN配信タイトル(あ~わ) 2016年 2月 05日 5053
「聖剣伝説ってどんなゲーム?」「ゾウのケツをひたすら掘るゲームだよ」…なんでこんな事に…。
(Updated: 2016年 8月 29日)
興味はあったものの、GB版未プレイでしたがちょうどPSV版がセールで安くなっていたので手を出してみました。
ただ、買ったのはちょっと前でやる前に討鬼伝2がでてしまったりで後回しになってしまいました…アレがまともに楽しめるゲームだったらまだプレイしてなかったかもですけどね。

ともあれ、ストーリー的にもアクション面でもやり応えがあるゲーム(一応ストーリーはどんな物か聞き及んでいましたが)でその意味では楽しかったのですが…トロフィーコンプなんて考えなきゃよかったとなってしまった部分もあります。

収集系のトロフィーは攻略サイトの情報を参照し、特にモンスターのドロップアイテムは獲得出来る状態になったら落とすまでひたすら倒して回収するというスタンスをとったのでスムーズに行きました。
パラメータカンストも既出ですが戦士と魔道士を交互に選べばちょうどLV99到達ですべて達成、隠しトロフィーはすべてストーリー上のボス撃破とエンディング到達で取れます。

ただ、やはりジェマの騎士(Lv99到達)のためのレベル上げのせいで聖剣伝説のイメージがストーリーの名場面を差し置いてひたすらゾウのケツを掘りまくる(ネタに走った言い方をすれば)ある意味で「アッー!」なゲームのイメージになってしまい、エンディングを迎えて、物語の結末とは違った意味で非常に切ない気分になってしまいました。
一応補足しておきますが、別にこの作品を貶めてやろうという意図はありません。
しかし、Lv99までのレベル上げが出来うる場所(ラストダンジョン)で出て来る雑魚敵が二足歩行のゾウしかいない上、そのゾウは正面から攻撃しても攻撃を無効化されてしまうため、背後から攻撃しないといけません。
そのため、こちらが望むと望まざるとに関わらず、トロフィーを取るとなると否応なしにゾウの背後から攻撃、よりによって最強威力の武器である「エクスカリバー」を装備していると移動中の攻撃が突きになるので…即ち、グラフィックも手伝ってケツを掘りまくるゲームになってしまうわけです。

トロフィーはゾウのケツを追っかけて掘る作業以外は容易で、元がGBソフトという事もあって取得にかかる時間も短いのである意味ブースト目的で活躍してくれるのかも知れませんが、なまじストーリーもよかった事もあってGB版をプレイしていたというのならともかく、そうでない自分はトロフィーコンプを1週目は無視してプレイするべきだったと後悔しています。

GB版プレイ済もしくは未プレイでも「ストーリーなんかどうでも良い、トロフィーよこせ!」という方ならブーストゲーとして最適でしょうが、そうでないならまずは1週はトロフィーを考えずにプレイした方が良いタイトルだと思います。

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