レビュー詳細

レース 2010年 11月 24日 5720
超のつく・・・いや超超のつく高難易度
(Updated: 2014年 2月 28日)
パッド使用での評価
まず、自分はバージョン1.10の時にできたセバスチャンベッテルチャレンジ壁抜けバグを使用したことを断っておく。それでもこの難易度評価はまったく持って覆ることはないものだった。時間はかかるしタイムはシビアだ。現環境やアップデート前においてはちょっと操作するだけでもパニックになるようなあの悪夢のイベントを普通にやってクリアしなければならないので、オフゲーでは最も難しいゲームだろう。同じく星5になっているレースゲームWipEoutHDもやってみた(自分は星3程度が妥当だと評価したが)が、もう全くもって比較にならない難しさ。

このゲームでもっとも難しいのはほかの皆さんもおっしゃっている通りセバスチャン・ベッテルチャレンジ。ちょっとの操作ミスですぐ規定タイム以下や失格になる。かなり車体の挙動に癖があり、そもそも性能が無茶苦茶。400km/hからすぐに停止できるブレーキ性能、300km/h以上でアクセル全開でもRの大きなカーブなら全く膨らまないグリップ、0-100km/h加速1秒ほどの超加速性能などに翻弄され、パニックになってしまう。自分はアップデート後のブロンズをとってその後いつかハンコンを買ってやればいいやと思いそのままほったらかしにしていた。たまたま壁抜けが話題の時にページを見ていてよかった。知らなければたぶん、ハンコンを買っていただろう。
前述のようにこれはバグを使用してクリアした。壁抜けはモンツァサーキットが苦戦したが、普通にやる場合の百分の一ほどの労力だっただろう。

だから、自分が一番苦労したのはグランドツアーアイガー北壁だった。スペシャルイベントにはゴーストが出ないのが地味に辛かった。初めてやったときはシルバーでさえ無理だろうと思った。コツとしては意外と前半を削るより最終コーナーの立ち上がりで直線的に走ることを心がけるほうがタイムが縮まる(自分の場合橋到達は33秒台だったのだがトンネル進入は50秒台に落ちた、しかし1分16秒825だった)。
次に辛かったのはライセンスA-8。短すぎてどこをどう縮めればいいのかさえわからず、正直自分には運としか言いようがない。
その次に辛かったのはグランドツアートスカーナナイトツアー。明るさ最大にしても途中からコースが見えなくなる上、車は重たくて制御のしづらいムルシエラゴで苦戦。

ほかに辛かったものはBスペックにおける、レベ上げと24時間耐久2種、ヒストリックレーシングカーカップ第二戦コートダジュール。レベ上げと24時間耐久は放置するだけとはいえとんでもなく長時間放っておくことになる。プレイ時間のほとんどはこれに費やされる。ヒストリックレーシングカーカップは手軽に手に入るトヨタ7にターボをつけて出るわけだが、シャパラル2Jが強すぎ。クラス30のドライバーでは指示を出しても勝てなかったので、何度もリロードし、自車よりシャパラル2Jのスタートポジションがかなり下の状況を作って勝利した。

オールゴールドと関係ないところでは「0.01秒!」のトロフィーと、「カーコレクター」のトロフィーには苦労した。「0.01秒!」はNASCARチャレンジが簡単とあったのでやってみたがそんなにすぐできる、というほど簡単なわけではなかった。「カーコレクター」は連射コントローラーで○連打、アキュラNSXをレベ上げであまった資金で買いあさり獲得。80億クレジットかかったが、安くてもカートを買いあさるのはマクロキーボードでもないと手動なため非常に辛い。マクロキーボードのない人は高くても自動なこの方法をお勧めする。「GT-Rオフィシャルレコード」のトロフィーはAMGアカデミーをクリアしてからやれば楽勝だろうが、それ以前にやると苦労する。


トロフィーをとることを目的としてこのゲームをやることは全く勧められない
車が好きでない人がこれをやってみようと思うことはないだろうが、好きでもプラチナを取るのは茨なんてものではない道のりだ。セバスチャンベッテルチャレンジのためにも、ゲームにのめりこむためにも、ハンコンを買ってからプレイしたほうがよいだろう。


正直…ゲームとして見た時にはがっかりな仕様がたくさんある。ディーラーが今までと違って無機質だとか、イベントレースにワンメイクレースみたいなのが多すぎるとか、レベル制って何だよライセンスでいいじゃん何のためのライセンスだよ、とか、Aスペの耐久なんでBスペのドライバーと共闘できないんだよできるようにしろよとか。やっぱり、あまり勧めることはできないかもしれない。が、プレミアムになっている古い車やレースカーなんかを車内視点で見れる、それだけで価値があると思える自分のような人はやってもいいかもしれない。

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。

© 2024 プラチナトロフィー