レビュー詳細

RPG・SRPG 2017年 11月 04日 18400
Welcome to The World
(Updated: 2022年 8月 19日)
コンプ難易度 
 
3.0
PS2で発売された『.hack//G.U.』のリマスター版。PS2ではVol.1~3までの3部作でしたが、このリマスター発売にあたって新たにVol.4が新規収録され、若干の追加要素も存在するので実質的な完全版といった感じです。
トロフィーの方は1周でコンプ可能なものの、今作のやり込み要素である「八百由旬ノ書」を各Vol.でどれだけ集められるかで難易度は変わってくると思います。


・エリアの練達者
これ以外の回数系トロフィーは作品を跨いでも回数は全て引き継ぎできますが、これだけは同一Vol.内で達成しないとダメな模様。
あまり長いマップだと漏れなども多くなってAランク取得が困難になってしまうため、例えばVol.3の「Σ人知れぬ 斎場の 怪儀式」などの短時間で終わるマップを周回するといいでしょう。

・孤高の走り屋
苦手な人はとことん苦手であろうバイクミッション関連のトロフィー。
どのコースでもいいので1度でも1位になればこのトロフィーは取得可能。よって比較的簡単なコース4あたりで狙うのがいいと思います。
挑戦可能になるVol.2の段階だとちょっと厳しいかもしれないですが、Vol.3に入ると性能のいいバイクパーツが買えるようになるので、カスタマイズして挑めばそこまで時間はかからないはず。

・ハイウェイの帝王
バイク関連のキャンペーンをクリアすると獲得できるトロフィー。こちらは順位関係なしに50回完走&チムチムを3500ほど体当たりすればOKなので、バイクが苦手な人でも何回も挑戦してればいずれ取れるはず。
必ずしも全コース制覇する必要はないですが、全コースで1位になって報酬を入手しておくと、八百由旬ノ書関係で楽になります。

・闘志溢れる戦友
・神速の逆襲
回数系トロフィーの中でも特に残りやすい2つ。アリーナはストーリー上での挑戦だけでは回数が足りないので自力で稼ぐ必要があります。サバイバル戦だと5連戦でき、1戦ごとに数がカウントされるのでここで稼ぐのがベスト。

・Crimson VS博士
「Crimson VS」のカードを全て集めた状態でギャラリーを開くと獲得。ランキング1位にならないと手に入らないカードがありますが、基本的に運任せでしかないのでひたすら試行回数を重ねていくしか方法はないと思います。
PS2時代のWikiに勝ちやすいカードの組み合わせなどが載ってるので、それを参考にしてみるのもいいと思います。

・ギルドランク9達成
今作のやり込み要素の全てと言っていいトロフィー。これのために作業を繰り返すことになるのですが、かかる時間については各Vol.ごとの進捗状況に直結するため、一概には言えないです。
ちなみにVol.1では三段、Vol.2では六段まで上げることが可能なので、次の作品に進む前にできる限り上げておいた方が後々有利です。
自分はVol.3になってからこのトロフィーを意識し出したので、作業にかなり時間を要しました。
以下各項目についてのコメント。
★壱の書
戦闘関連。不意打ち、覚醒やダブルトリガーはポイントが大きいので積極的に使っていくこと。
それでも1回につき5ポイントほどしか増えないので、かなりの数こなさないとならず非常に時間がかかります。
なお、各回数系トロフィーはこの過程で全て取れます。
★弐の書
プレゼントやトレード。探索で拾った不要なアイテムを仲間に押し付けてるうちに自然と上がるはず。
自分はこれが最初に九段到達でした。
★参の書
宝箱関連。獣神殿とトラップボックスはポイントが大きいですが、1マップにつき取れる数が限られているのが難点。結構な数が必要になってくるので、探索の際は常に意識しておきましょう。
★四の書
アイテム関連。おそらく一番の鬼門はこれ。
Vol.1、Vol.2限定のアイテムがあり、それらをしっかり集めたか否かでVol.3における作業の度合いが変わるので注意。
Vol.3からでも九段到達は可能ですが、作業を軽減する意味合いでも出来る限り集めておきたいところ。
特に武器、防具、装飾品はポイントが大きいので全部揃えるくらいの勢いで。逆に消費アイテムや素材は大量にある割にポイントが少なく入手困難な品も多いので、未発見のものを見つけたらラッキーくらいの気持ちでいた方がいいです。
★伍の書
プレイ時間や転送回数。ストーリーだけだと間違いなく足りないので、探索などもある程度こなす必要あり。
まあこれもアイテム収集の過程で自然と上がっていくと思うので問題ありません。
★六の書
アリーナ関連。アリーナ試合回数200や反撃回数200をこなす過程で自然と上がるので問題なし。
★七の書
モンスター関連。こちらも各Vol.限定の要素があるので要注意。
全部埋めなくても九段到達は可能ですが、時限要素をちゃんと埋めていない場合はある程度作業を要すると思います。
★八の書
バイク関連。体当たりのポイントが大きいので、不意打ち500回のトロフィー取得後はバイクでの体当たり(フィールド限定でダンジョン内は不可)に切り替えると効率的にポイントを稼げると思います。
バイクパーツは全て手に入れなくても大丈夫ですが、出来る限り入手したいところ。


バイク以外スキルは特に不要ですが、それなりに作業量が多くて面倒なので★3としておきます。
個人的に当時から気になってた作品の1つでしたが、分作でフルプライスはなかなか手を出しにくくてやらずじまいで終わったので、このリマスター版発売はありがたかったです。
内容の方は現代では珍しくもなんともないMMORPGを題材にした作品ですが、ノリが一昔前のネット掲示板とかその近辺みたいな雰囲気なので、かなり好き嫌い分かれそうな感じ。
ストーリー的には結構良く出来てて面白いとは思いますが、もう15年くらい前の作品ですし、今のゲームと比較するといろいろ見劣りすることは間違いないので、当時のネット界隈のちょっとアングラな雰囲気を体験するゲームとして楽しむのが一番いい気がします。

レビュー

コンプ時間
83時間

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