レビュー詳細

RPG・SRPG 2011年 12月 14日 5494
(Updated: 2011年 12月 22日)
モーグリとホープ君好きにはタマラナイ作品ですが、本編自体は完全にボリューム不足(DLCに期待!!)
全体的に見ても特に難易度が高いものも無く、100時間以上かかる程の内容でも無いので、★2に極めて近い★3という事で、★2.5位。
ちなみに・・・今作はCP(経験値)の放置稼ぎが可能です・・・輪ゴムでもヘアピンでもなんでも良いので、両方のスティックを同じ方向(右か左)に固定して○ボタンを連射設定するだけ。×ボタンと○ボタンを連射設定したジャンプエンカウントでも放置可能ですが、戦闘時に×ボタンが反応してしまい時間がかかり過ぎるので、こちらの方法はオススメ出来ません・・・。欲しいアイテムや仲間にしたいモンスターが居る場所で放置稼ぎするのが一番ですが、大平原(雨)で放置稼ぎしてた時はモンスターの万能系成長素材が使い切れない程溜まったので、個人的にはオススメの場所。


鬼門となるトロフィーは【すべてを解きし者】
厄介な要因は、終盤までプレイされた方ならお解りかと思いますが、エネミーレポートを制覇する「学位:モンスター博士」の取得です。エネミーレポートはフラグメント一覧の様に、未取得のデータが閲覧出来る訳でも無いので、手間と時間がかかるフラグメントです。実際に私が取り掛かったのは、残りトロフィー2~3といったかなり終盤のタイミングでしたが、取りこぼしがかなりありました。産地が「アルカキルティ大平原」のモンスターが多く、取りこぼしモンスターの内、7割以上がココのモンスターでした。
「アルカキルティ大平原にお越しの際は、是非!見慣れないモンスターとの積極的な戦闘をオススメします!!」

残りの取りこぼしの中に出現条件が特殊なのが居たので、そういったモンスターもついでに記載しときます。
まず「特殊」系から・・・「カイアス」だけでも8種類、「デミ・ファルシ」に至っては12種類もあり、内3種類は選択肢を間違える事で出現する「デミ・ファルシ」なので、一度でも良いので意図的に選択肢を間違えておきましょう。
次に出現場所が被ってる「霊獣」系3種・・・新都アカデミアAF500年のMAP北東部に出現しますが、「ショロトル」&「ミキストリ」のパターンと、「テスカトリポカ」だけのパターンが有り、どちらかのパターンを倒すとゲートを閉じない限りもう一方とは戦え無いので要注意です。
そして出現条件が一番特殊なのが・・・「ザ・サボテンダー」・・・サボテンダー(大平原:晴に出現)が戦闘開始から1分以上経過すると、名称と共にこのモンスターに進化します。戦闘開始直後に瞬殺しない様に、予め HHH や DDD 等で戦闘開始しましょう。
ちなみに、モグ投げやトレジャーで手に入るレアモンスター(金チョコボ等)はエネミーレポートに載らないので依頼の対象外です。

フラグメント関係で言うと・・・全てのMAPの到達度を100%にする「学位:パラドクス博士」と「クイズマスターの証」関連も時間かかります。
前者は序盤からMAP踏破を意識しながら進めて行くとかなり楽になりますが、新都アカデミア関連が少し厄介・・・形状が全く異なりますが、ラストダンジョンのMAPも新都アカデミアのMAPとして扱われる為、両方100%にしないといけないので要注意です。
後者のクイズ関連は、難問ばかりのクイズで手間取りますが、何よりも出題者の「ダディベア」を見つけるのが大変。「ダディベア」の全位置情報と、それに関する住人のセリフがMAP付きで網羅されているサイトがどこかにあったので、探してそちらを参照しましょう。


【すべてを解きし者】以外は特にややこしいトロフィーも無かったので残りは割愛します。
作品自体は・・・戦闘の面白さはそのまま、且つパラダイムシフト変更時の余計なモーションがちゃんと廃止されていたり、FFにしては珍しく(?)、良い点は多く継承され悪い点はしっかり改善されていたので、一ファンとして非常にありがたかったです。
また、メガテンの様な奥深さは無いものの、モンスター育成が面白くて本編そっちのけで楽しめたのも嬉しかった点。
「パルスのファルシのルシがパージでコクーン」といった迷言を生み出した、前作の様な回りくどい言葉遊びは今作には無いのですが・・・そのしわ寄せがどうやらEDに及んでしまい・・・フラグメントを全て集めると見れる真EDも「アレ」な内容だったので、今作も賛否両論になりそう・・・。ただ、システム回りは改善されている点が多々あるので、前作で後悔した方も今作は安心して楽しめるのではないでしょうか。プラチナ取得難度も低いですし、FFファンだけでは無く「プラチナ欲しいけど時間がかかるRPGは嫌」という方にもオススメのRPGです。

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