レビュー詳細

RPG・SRPG 2015年 1月 23日 11364
情報が世間を荒らすRPG
(Updated: 2019年 4月 01日)
コンプ難易度 
 
3.0
テイルズシリーズ最新作。
エクシリアからプレイを始め、現在デスティニー2以外の据置ハードで出たタイトルを最低でも1周クリアまではプレイしましたので、シリーズ経験者前提の文章も少々含んでおります。
今回のシステムは主にD2スタッフ側のものが取り入れられており、グレイセスのシステムを落とし込んだもののようです。
それ故か今作はレベルの恩恵が薄く、装備を強化しながらのプレイが前提になってますので、店売りを装備しただけのプレイではノーマルでも苦戦するでしょう。

以下トロフィーは、条件が分からずじまいの「多重憑依者」を除いたものについて記載します。
・うちほろぼろす~私は禅の心を身につけた
ハード以上でやることにこだわりがなければ思い切って2周目に回したほうがいいと思います。
初周で狙う場合、装備につけるスキルの吟味をしていかないと非常に難しいです。

・第二の人生~混沌と秩序の狭間の人生
こちらはノーコンティニューが条件。アイテム使用可能なのでアルカナボトルとオールディバイドを上手く利用すれば育成が甘くても上手く行くはず。
周回する根気があるなら、5周するのも手。
後述の「最強を超えた最強、を超えた」とは異なり、こちらは第3戦のヘルダルフ戦も消化する必要があります。

・ファイブレンジャー、エル・メル・マータ、相席お願いします、四つ子の魂百まで、天の加護、忍法十六影分身
装備メニューのスキルシート画面の配置の仕様を覚えないとこれらのトロフィーは勿論、プレイヤーの強化すらままなりません。
このトロフィーとスキル構築の仕様は、装備のスキルを組み合わせることでセイム(同じスキルの重複)、エルム(スキルの横並び)、ユニオン(スキルの縦並び)を作り出す、と言うもの。
キャラの装備のトータルで決定されるので、「四つ子の魂百まで」を除き、単一の武器・防具だけで作らなければいけないわけではありません。
上記トロフィーは順に「ユニオン発生(縦一列でスキルを揃える)」、「エルム2以上発生(2個以上のスキルを隣り合わせにする)」、「セイム2以上発生(同じスキルを2個以上つける)」、「単一の装備でセイム4発生(1個の装備のスキルを全て同じものにする)」、「エルム10発生(スキルを10個横並びにした状態にする)」、「セイム16発生(同じスキルを16個以上つける)」が解除条件になります。
一例として、ユニオンを発生させたければ「アタック、マインド、ディフェンス、レジスト、スピリッツ」の全てがつくように装備、エルム10は「アタック、ランページ、ブラッディ、ファントム、テンペスト、パラライズ、ビースト、セリアン、ヴォイド、ペネトレイト」が全てつくように装備してください。

・想いは受け継がれた
意外な難所。挑戦はガラハド遺跡へ行く位のタイミングから可能になりますが、クリアできるようになるのは早くても試練神殿挑戦時くらいになると思われます。
その原因は、敵であるシャドウのレベルと、これを倒さないと装備を引き継げない点。後半からは数の暴力が発生してしまうので、多対多のボス戦がない今作では対策不足もありかなり厳しい戦いになっています。
経験から言うと、1周目では装備を揃えなくていいです。引き継ぎの目処が立てばさっさと2周目に行きましょう。そのほうが身のためです。

・果てなき強さ
今作の隠しボス系トロフィで、こちらは隠しダンジョンのボス用トロフィー。
当初はザ・カリスI~VIIIの全てのボスをノーマル以上で撃破で解除と思っていましたが、ザ・カリスVIIIのジェイド&ソフィとその後のドラゴンゾンビのみノーマル撃破で取れましたので、条件は若干緩いようです。

・最強を超えた最強、を超えた
今作の隠しボス系トロフィーで、こちらは強化ラスボスのトロフィー。第2形態である神依化ヘルダルフを撃破出来れば解除されますので最後のヘルダルフ戦まではやる必要はなく、また、コンティニュー、アイテム使用については一切条件はありません。
装備の作成が前提のバランスになっており、生半可な育成ではハードはおろかシンプルですら撃破は不可能です。最低でも属性強化スキル11積みの天族を用意しておきましょう。
私は第1形態ではオールディバイド使用後カウンターを無視できるデッドキャプチャーをひたすら使用、第2形態はアローレインやメイルシュトロームの連発でなんとかやり切れました。
この方法の場合、第1形態は人間と天族両方のミスティック発動が前提であることと、第2形態をオールディバイド使用で乗り切る場合、大技使用時には必ずもう一度使用し、ダメージ半減状態を解くことに注意。特に後者はこうしないと詰みます。

トロフィーについてはいつも通りの感じであったため☆3にしてますが、難易度は今までのシリーズと違い、どちらかのみで構成されることの多かったプレイスキル系トロフィーと作業系トロフィーが両方絡み、予備知識の有無でプラチナの難易度が大幅に変化します。
ラスボスは周回で難易度指定を回避できますが、それでも5周必要と非常に面倒で、裏ボスに至っては救済措置はないのですが、装備スキルを整えればクリアできなくはない難易度だったので情報が出揃えばクリアできる人が増えてくるでしょう。
しかし、今までのシリーズではほとんど絡むことがなく、絡んでも程度がしれていた運要素が想像以上にきつく、装備スキル系トロフィーはただでさえ低いドロップ率にアイテム大量所持による下降補正がかかるせいで厳選が難しく、おやつ作成トロフィーは放置対策でただ歩かせるだけでは途中で打ち止めになってしまうので、作業感と面倒臭さはシリーズトップクラス。
今までのシリーズのプラチナ獲得時間の120時間前後(ヴェスペリアのみ180時間程度)と比べるとプレイ時間がとんでもないことになってますが、これはサポートタレント稼ぎのために外出時や睡眠時に輪ゴムで放置していたことが原因なので、普通にプレイした場合はその半分から3分の2位のプレイ時間、大体150時間前後でコンプ可能です。

DLC追加トロフィーはクリア+αのため、これといって記述することはなく、穢れの坩堝・奈落の2分以内クリアが出来たならコンプ出来たも同然。
ただし、敵のレベルがクリア後を想定した調整になってますので、スキルの準備が甘いと苦戦するかもしれません。
難易度面もプラチナ獲得済み、もしくは既に引き継ぎを行って2周目に移行している場合は☆1、クリア直後なら☆1.5位と思われます。

レビュー

コンプ時間
250h弱(放置込み)+DLC3h半

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。

© 2024 プラチナトロフィー