レビュー詳細

PSN配信タイトル(英数字) 2013年 12月 19日 1273
本家シリーズの続編、待ってます…。
(Updated: 2015年 1月 13日)
ドラゴンズドグマ本編もプレイ済み。無課金でのコンプです。
オープンフィールドタイプのアクションRPGだった本編に対し、こちらはダンジョン攻略型のカードRPGになっています。

効率よくプレイすればスキルやテクニック、課金も不要ですが作業プレイが多く、とにかく色々な意味で時間がかかるゲームです。スタミナ制で短時間にダンジョンに挑める回数に制限があり、「ジョブの証(輝証)」の入手に運が絡むのも要因の一つですが、最大の理由はゲーム自体の処理の遅さとテンポの悪さ。ゲーム自体は非常にシンプルな造りなのに、どういうわけか頻繁にロードや暗転が挟まれるため、それらに耐えてまでこのゲームを遊ぶ価値があるかどうか、悪い意味で人を選ぶゲームだと思います。

トロフィーコンプへのアドバイスとしては、とにかくゲーム内フレンドを増やし、他のプレイヤーのポーンを借りながらゲームを進めていくことが重要です。フレンド50人登録はトロフィーの一つにもなっていますし、本家シリーズ同様ポーンの貸し借りはお互いにメリットがあるため、このゲームに関して言えばフレンドは作っておかなきゃ損です。まったく知らないプレイヤーにフレンド依頼を出すのは気が引けますが、ダンジョン攻略時にポーンを借りた場合は攻略終了後にメッセージも一緒に送れるので、お礼を言いつつフレンド申請も行うようにしていけば、快くフレンドになってくれる人も多いかと思います。

また、終盤敵が強くて攻略に行き詰った場合は、攻撃は他プレイヤーから借りた高レベルポーンに任せて、自分のポーンはサポートに徹するのもアリだと思います。盾役や補助役、あとはレアな特殊能力持ちのジョブなどはレベルが低くても状況さえ噛み合えば活躍が可能なので、それらに特化したパーティ編成を行えば、十分監獄島クリアも狙えるかと思います。

元々スマホで配信されていたゲームで、一般的な携帯機のゲームと比べるとゲーム性は低く、前述の仕様もあって正直オススメはできません。トロフィーとしても他プレイヤー50人の協力が必要不可欠になるため、ゲームが過疎ってしまえばそれだけコンプが難しくなる恐れもあります。
僕は本家シリーズが大好きで、あの世界観に浸れるならなんでもいい!と思っていたため細かいことは気にしませんでしたが、もしこれが「ドラゴンズドグマ」の名を冠していなかったら、とてもプレイする気にはならなかったと思います。

ちなみに、トロフィーコンプだけなら辺境大陸に行く必要はありませんが、サービス終了が近づいてきているので、シリーズが好きな方は攻略してみるのもいいかと思います。最後まで進めてもエンディングやスタッフロールの類はありませんが、竜の教義(ドラゴンズドグマ)とは何かが明かされるので、シリーズが好きな方は是非物語の結末を見届けてください。

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