レビュー詳細

RPG・SRPG 2010年 2月 01日 8385
好評発売中
(Updated: 2019年 1月 24日)
コンプ難易度 
 
1.0
ご存知トロフィー厨のバイブルにして、KOTY2010据置部門大賞作品。
あまりの出来故に、日本一ソフトウェアはヒットメーカーと縁を切り、ディスガイアにて同名の拳武器を登場させている。しかも、他作品と違い、「好評発売中」の表記のみで、それ以外一切宣伝をしていない、キャラも登場していない、という黒歴史的存在となったのは、また別のお話。

RPGとしてのゲームバランスは完全にぶっ壊れており、ストーリーについても、ラストと規模の大きさ以外はある程度擁護できる。ただ、勧められるものではない。私のように、それでもやってみたい、という物好きのために、少しばかり解説。

一番きついのは最序盤も最序盤のウル街。街と言う名の峡谷です。
ここを越えれば、おなじみの「レベルを上げて物理で殴ればいい」です。ただ、ボスに限り、そうでもないこともある模様。
個人的に鬱陶しかったのは、みかんIIIとみかんIV。
前者は4重のスリップダメージ、後者は4重の行動不能系状態異常+物理or魔法使用不可。
行動不能系状態異常は、麻痺以外被弾で解除されるが、攻撃してこない。麻痺も、解除アイテムは1個のみ所持可能&他の状態異常で動けないと治せない、かつアイテム消費&麻痺治りかけの時に麻痺重ねがけという嫌がらせ仕様。
他は、ちょっと物理攻撃or魔法攻撃が強い程度。弱い、弱すぎる。
あと、今時珍しい、カメラ操作が左右反転。PS2ソフトかよ、と。

確かにクソゲーではありますが、クソ度はイマイチ弱い。個人的には、クソゲーとしては大したことなかった。ストーリーも、メッセージ表示が遅いので音声はカットしたが、文章は全部読んだ。さすがに全スキップはどうかと思ったので。
ただ、フルプライスではやる気が起きない。これをフラゲした人は本当に凄い(いろんな意味で)。
これをやって思ったことは、2010年は本当にクソゲーの少ない年だったんだなぁ、と言うこと。他の年なら相手にされなかったと思う。
今までやったゲームに、もっと酷いのがあったため、プレイ中は操作性の悪さ以外、このゲームについては特に苦はなかった。こちらは2周目をプレイする必要がありませんので。

こう言うとものすごく胡散臭いが、実際にプレイすると、意外と楽しめましたw クソゲーなのに、です。
ただ、実況プレイや、動画視聴では、面白くは感じないだろうし、面白く出来ないだろう。

レビュー

コンプ時間
9h

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