レビュー詳細

RPG・SRPG 2015年 5月 23日 18645
DEEP DARK FANTASY
2015年11月に購入。
当初は他のソフトが出るまでの繋ぎにと考えていましたが、あまりの面白さから没頭。
本命そっちのけで200時間以上プレイしていました。
内容は既に語り尽くされていますが、サイドクエスト一つ一つまで異なる物語が用意されている点が、個人的に非常に衝撃的でした。
UIが不親切とか死亡時のロードが長いとった欠点も補って余りあるものがあり、今年最もいい意味で期待を裏切ってくれた作品です。

トロフィーについて、1周でコンプするとなると、【道を歩みし者】獲得のためいきなり最高難易度でクリアする必要があります。
難易度デスマーチは最初こそ死にまくりますが、レベルが二桁になる頃から安定し始め、最終的には難なくクリアできるでしょう。
また他のトロフィーも、多くは膨大な数のサイドクエストの内の幾つかに絡むものなので、レベルを上げる過程で自然と獲得していく形となります。
とはいえ、時限要素やシビアな選択肢も多いため、サイドクエストを進める際は十分ご注意ください。

【道を歩みし者】
レベル11でグリフィン装備を使用できるまでが、一つの目安かつ最大の勝負です。(パッチにより使用可能レベルが引き上げられました)
それまではひたすら各地のサイドクエストを消化し、レベル上げをする必要があります。
また最序盤のグリフィン討伐後はヴェレンが活動拠点になりやすいですが、経験値稼ぎのためノヴィグラドも散策しましょう。
ただ、推奨レベル一桁の討伐依頼を全てクリアしてしまうと、後述の【ハンデなし】が取りにくくなるので、どれか一つは残しておきましょう。
序盤さえ抜ければ、後は霊薬や装備が充実してくるので比較的楽に進めると思います。

【都合の良い友】・【総員集合】
事前情報なしでキーラと会話を進めると、途中でフラグが崩れやすくトロフィー取得不可になるため要注意。
またヴェスとロッシュの護衛については、意外とヴェスが持ちこたえてくれるので、先に周囲の敵を片付けましょう。

【ハンプティ・ダンプティ】・【名射手】
十分強くなった中盤以降に、一か所に多くの敵がいる「悪魔の巣穴」で稼ぐのが楽です。
また石弓HS50回は結構数が多いので、序盤から積極的に狙う方が効率的ではあります。
一対一の状況になったら、弱らせた敵をアクスィーで気絶させて撃ち抜きましょう。

【達人】・【ブラビケンの殺し屋】
クエン以外の印は使っていいので、攻撃を躱しながらアグニで焼き殺してもOK。
カウンターで捌いてもいいですが、事故を考えるとバックステップの方が楽だと思います。
また、敵表示が出る小動物でもしっかりカウントされるので、下水道などでネズミが密集しているときはチャンスです。
アグニ一発で5体以上焼き払えます。

【オーバーキル】
3つを連続するだけでは足らず、3つの状態異常ダメージが表示されないといけません。
よって持続時間の長さ順に、必ず出血効果から始めてください。
平らな三角形の矢→悪魔のホコリタケ→踊る星が楽かつ確実です。

【ハンデなし】
低難易度ならさほど問題ないですが、基本クエンゲーの難易度デスマーチでは調整が必要となります。
オススメは【ドップラー効果】の該当クエストと、推奨レベル一桁かつ人型のモンスターが討伐対象のクエストです。
レベル上げのため序盤は簡単な依頼を消化しがちですが、一つだけ簡単なものを残し、強くなった終盤でサクッと片付けましょう。
一つ注意点ですが、ボス戦前にクエンをかけておき、戦闘中に弾かれると使用扱いになるので不用意に印を使用しないように。

【カードコレクター】
今作で最も厄介なトロフィーです。
度重なるパッチにより期間限定のカードは減ってきてはいますが、クエスト中に入手するものは依然として救済措置がありません。
攻略情報が充実し幸いにも事前チェックはしやすいですが、最終的にはそれらの勝負に勝つ必要があるので注意が必要です。
特に「大きな賭け」の4連戦は非常に強いプレイヤーもいるので、こちらも強力なカードで組んだデッキを用意しなければなりません。
実際の収集手順ですが、店でカードを買う→道中にいる商人や鍛冶屋などのNPCに勝利しランダムカードを手に入れる、の繰り返しです。
ただ、手も足も出ない強さのNPCも結構多いので(特にノヴィグラド)、序盤はあまり無理する必要はありません。
とりあえず、「固い絆」持ちのカードをヴェレン・ノヴィグラド方面で買い集め、血まみれ男爵からディクストラを手に入れるあたりが一つの目安です。
意外とロッシュやディクストラといった固有キャラの方が勝ちやすいので、カード関連クエストを進めると自然に強化されていきます。
オススメは、「諜報員」持ちが多くカードも集まりやすい北方諸国ですが、「大きな賭け」のサシャ相手にはニルフガードがやりやすいです。
ユニットを限界まで詰め込み、指導者無効で封殺しないと、ドロー合戦に負けて手が付けられませんでした。

【喧嘩の達人】【喧嘩屋】
ガードしたまま距離を取る→大攻撃がきたらバックステップ→小攻撃二発or大攻撃一発の繰り返しで完封できます。
敵の大攻撃にカウンターを合わせる方法もありますが、デスマーチだとかなり痛いのでチキン戦法を取りました。
また、「大きな賭け」最中に殴り合いが起きるのですが、推奨レベル28とかなり高めなのでご注意ください。
負けてもグウェント勝負はリセットされませんが、クエスト自体が失敗になって先に進めなくなりますので…

【マンチキン】
難易度デスマーチでは、取得経験値が通常の八割しかもらえません。
また、推奨レベルにおいても「推奨レベルより6レベル以上高い状態でクリアすると経験値は10分の1になる」という仕様があります。
(例:推奨レベル15のクエストをレベル21でクリアすると、取得経験値が200ではなく20。白字でクエストが表示される)
よって、ある程度調整した上で、低いレベルのサイドクエストを一通りこなす必要があります。
特に、ケィア・モルヘンの戦い以降のメインクエスト取得経験値は非常に大きいので、余り取りこぼしがないよう注意です。
私は「白き霜」クリア時にレベル35になりなんとか取得しました。

全体的な取得難易度は☆3です。
クリアまで膨大な時間がかかり、更に時限要素も多いですが、それぞれに必要な技量レベルは高くありません。
難易度デスマーチクリアとグウェント全収集(および強敵勝利)が難関ですが、どちらも慣れればどうにかなります。
バグやフリーズも非常に少ないのでおすすめです。
最後に、素晴らしいローカライズを実施されたスパイク・チュンソフトの製作陣に、心から敬意を表します。
レビュー投稿者トップ50 67 reviews

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。

© 2024 プラチナトロフィー