レビュー詳細

PS3版よりも全体的に難化
(Updated: 2013年 4月 10日)
2013年4月10日現在、条件を満たしても一部のトロフィーを取得できないバグがあり、厳密には未コンプですが、プラチナトロフィー獲得の条件は既に満たしていますので投稿します。
コンプ難易度の仮評価として★3を付けます。

筆者は『ロロナ』以外のトロフィー付きアトリエは全てプラチナ獲得済みですが、今作はその中でも一番トロコン難易度が高いと思います。
「アトリエは初めて」というプレイヤーがコンプするのは中々骨が折れるかもしれません。
PS3版と比較するならば、『トトリPlus』同様、強敵と戦うには装備品だけでなくアイテムの作り込みも必須になった上に、
PS3版におけるDLCボスやそれに準じる手強さの新規追加ボス等の強敵撃破トロフィーが加わった事と、
そして王国ランクアップがシビアになった事から、明らかに難化していると言い切れます。
PS3版の時より更に効率良いスケジュールで行動しなければ、最低限の二周でプラチナ獲得する事は難しいでしょう。
ちなみに『トトリPlus』で猛威を振るったフリーズやエラー落ちはほぼ起こらなくなりました。

PS3版のDLCボスや新規追加ボスの撃破トロフィーに関しては、作り込んだ神秘のアンクや風操り車を用意し、
影の言霊武器+火力特化アクセを装備したジオと、影の言霊+スキル威力強化=デュプリケイト強化したトトリを連れて行けば、まず問題無く取得出来るでしょう。
具体的には、まずトトリが風操り車で敵の行動順を下げ、続けて神秘のアンクでジオの行動順を上げて、
ジオで瞬閃以外のスキル→瞬閃で再行動→瞬閃以外のスキル→瞬閃で再行動の繰り返し、
途切れたら再度トトリに神秘のアンクを使わせてジオの行動順引き上げ、といった流れです。
が、そうしたアイテムや装備を用意するまでが中々大変です。
影の言霊等の強力な新規追加特性の付いた素材を得るためにはPS3版におけるテンプレ装備と同等の装備が必要であり、
新規特性を得たら、それらを活用して更に装備を強化する、という流れのため、
ゲーム内の有限の時間と資金との兼ね合いを考えながら効率良く用意する必要があります。

王国ランクアップの難化に関して、最も象徴的なのが二年目~三年目前半頃の王国ランクⅤ→Ⅵへのランクアップです。
エントの樹を制覇しないとポイントが足りず、三年目十月頃まで待たないと新しい開拓課題が全く出て来ない停滞状態に陥ります。
この時期にエントの樹を制覇=最奥のボスを撃破するのはPS3版経験済みのプレイヤーでも結構辛いです。
しかし、そこで足踏みしていては最短二周でのトロフィーコンプに支障を来してしまいます。
風操り車や神秘のアンクを用意して敵の攻撃を受ける回数をなるべく減らしつつ、
早期決着+攻撃に晒された時の生存力上昇のために武器防具も出来るだけ良いものを用意しないと、勝つのは難しいでしょう。
この時点で付けられる特性としては、毒炎の力、吹雪の力が攻防両面において強力なのでオススメです。
資金の問題もあるので、装備素材はプラティーンやネイロンフェザー辺りが良いと思います。
一周目最大の山場と言ってもいい局面ではありますが、このゲームの一番楽しい時期かもしれません。
ここを上手く乗り切れば、一周目のうちにPS3版テンプレ装備を人数分用意する事や、二周目以降限定ED以外のED回収が大分楽になります。

さて、ここまで述べてきた様に今作はPS3版よりかなり難化していますし、
そもそもアトリエ自体がRPGとしてはかなり独特だと思います。
しかし、あくまでRPGであるが故に特にプレイヤースキルが必要なわけではありませんし、
それでいてRPGながらも作業色は薄めです。
そうした要素を総合的に考えると★3が妥当だと筆者は思います。
ですが、この先飛び抜けた強キャラであるジオやトトリ(と言うか神秘のアンク)の性能が下方修正されるなら、
ゲーム全体の難易度が上がって★4レベルになるかもしれません。

以下蛇足と言うかチラ裏
ジオ等のアタッカー用火力特化装備
 武器 影の言霊、ベテランスキル、マスタースキル、パワーヒッター、黒の元素
 メルクリウスの瞳 魔の言霊(75)、炎の言霊(75)、夜の言霊(75)、灼熱の加護(30)、出来がいい(10)/プロの完成度(20) 合計コスト265/275
 盗賊のバンダナ 魔の言霊(75)、炎の言霊(75)、聖の言霊(75)、灼熱の加護(30)、出来がいい(10)/プロの完成度(20) 合計コスト265/275
  ※行動順が回って来る度にMP全快するのでエコスキル等は必要無し
  ※影の言霊のデメリットの待ち時間増加は神秘のアンクで救済

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